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館蔵品展 シティ・ライフのはじまり、オリエント 2024年冬

[2024年11月22日]

ID:66014

シティライフ

随時展示品を入れ替えながら、都市文明の揺籃地オリエントのシティ・ライフを紹介します。

第1フロアでは、都市の日常生活、都市で華開く技術、都市生活者が感じる不安、都市を成立させる仕組みなど4つトピックを取り上げ、「テキスタイル」「化粧」「アクセサリー」「ヘアスタイル」といった親しみやすいものごとのはじまりを館蔵品から紹介します。

第2フロアでは、都市の始まりから社会の変化とその背景を紹介します。
過去の都市文明とのつながりを感じることができるでしょう。

会期、開館時間

2024年12月7日(土曜日)-2025年6月29日(日曜日)

午前9時から午後5時 *入館は午後4時30分まで

休館日

毎週月曜日

  • 月曜日が祝日の場合は開館し、その翌平日が休館日となります。
  • 2024年12月28日(土曜日)-2025年1月4日(土曜日)は、年末年始の休館期間です。

入館料

一般 310円(団体料金250円)
高校・大学生 210円(団体料金160円)
小中学生 100円(団体料金80円)

  • 小企画展も併せて観覧いただけます。
  • 団体料金は20名以上から対象となります
  • 館蔵品展+併設小企画展の入館料の減免適用がございます。詳しくは、「ご利用案内」ページの「入館料」の項目をご確認ください。

開催日程、内容が変更になる場合がございます。最新情報を確認のうえ、ご来館ください。

みどころ

シティ・ライフのはじまり

現代のシティ・ライフでは当たり前の物事には、オリエントに起源するものが多くあります。私たちのシティ・ライフの様々な場面のはじまりを、オリエント世界から紹介します。

1. 専門技術のはじまり

楔形文字粘土板文書(土地の売買契約文書)

現代の都市社会を維持するうえで必須な技術の多くはオリエントでその基礎が開発されました。ここでは、パイロテクノロジー(加熱による化学変化を応用する技術)を用いた美術工芸の制作技術や、都市社会を運営する書記技術など、専門技術のはじまりを紹介します。

楔形文字粘土板文書(土地の売買契約文書)
メソポタミア、前2400年頃、粘土、縦7.5cm

2. 都市生活のはじまり

女性像

オリエントでは、約5000年前に都市が出現し、都市を舞台に最古の文明を育んできました。現代の都市生活の中で、疑問をもつことすらなかった「あたりまえ」のなかに都市で暮らした古代の人々の試行錯誤を垣間見ることができます。

女性像
メソポタミア前、前1-後3世紀、テラコッタ、高10.1cm

3. 都市が生み出す喜び

透彫獣形香炉

都市は人やモノ、情報が際限なくあつまる消費の場です。ここで役に立つのは、オリエントで発明された貨幣(お金)です。遠隔地から集まったモノ同士が結びつき合い、これまで存在しなかったモノが誕生する。都市の持つ創造的な側面は、さらに多くの人やモノを引き付けるのです。

透彫獣形香炉
イラン、9-11世紀、銅合金、高20.9cm

4. 祈りと信仰のはじまり

足:仏陀

都市住民にとって不安の種となったのは「見えない世界」です。また、狭い空間に人口が密集する都市では上司や主人、顧客、隣人などの人間関係も重要になってきます。キリスト教、イスラーム、仏教を生み出した西アジアから中央アジア地域の人々の心の中を少しだけ、のぞいてみましょう。

足:仏陀
ガンダーラ地方、2-3世紀、片岩、幅35.0cm


お問い合わせ

教育委員会事務局生涯学習部オリエント美術館

所在地: 〒700-0814 岡山市北区天神町9-31 [所在地の地図]

電話: 086-232-3636 ファクス: 086-232-5342

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