ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

岡山市立オリエント美術館ホームへ

記事ID検索

半角数字10桁以内で入力してください。

スマートフォン表示用の情報をスキップ

Language

館蔵品展 シティ・ライフのはじまり、オリエント

[2022年12月24日]

ID:36485

オリエントの美に学ぶ

最古の都市は約5000年前のメソポタミアに誕生しました。物資や情報が集積し、科学や文化・芸術、モノづくりなど、人間活動の舞台となった都市が生み出した叡智と美の世界をオリエントの考古美術品からひもときます。

会期、開館時間

2022年4月22日(金曜日)-7月3日(日曜日)、9月30日(金曜日)-次年度

午前9時から午後5時 *入館は午後4時30分まで

休館日

毎週月曜日

月曜日が祝日の場合(10月10日、1月9日)は開館し、翌平日に休館。

  • 7月4日(月曜日)-7月15日(金曜日)は、特別展「ヒンドゥーの神々の物語」(7月16日開幕)の準備のため休館。
  • 特別展「ヒンドゥーの神々の物語」の会期中は(7月16日-9月11日)は、「館蔵品展」はありません。
  • 9月12日(月曜日)-9月29日(木曜日)は、「岡山芸術交流 2022」(9月30日開幕)の準備のため休館。
  • 12月28日(水曜日)-1月4日(水曜日)は、年末年始のため休館。

入館料

一般  310円(団体料金 250円)

高大生  210円(団体料金 160円)

小中学生  100円(団体料金 80円)

  • 団体料金は20名以上から対象となります。
  • 満65歳以上の方、障害者手帳をお持ちの方とその付き添いの方1名は無料。
  • 館蔵品展「新収蔵品展 2022」小企画展「鉄 七変化する色彩」も併せて観覧いただけます。
  • 各種割引対象がございます。美術館にお問い合わせください。
  • 特別展「ヒンドゥーの神々の物語」(7月16日-9月11日)と「岡山芸術交流 2022」(9月30日-11月27日)の会期中は、特別料金となります。

感染症対策に関わるお願い

入場の際には、マスクをし、入り口で検温・手指のアルコール消毒をお願いします。

体調がすぐれない場合(発熱、倦怠感、味覚異常などの症状がある場合)は、来館をご遠慮ください。

みどころ

1. 都市生活のはじまり

獅子装飾耳飾り

オリエントでは約5000年前に都市が出現し、最古の文明をはぐくんできました。化粧やアクセサリ、はきものやパンなど、現代の私たちにとっては「あたりまえ」のものは、オリエントの都市の中でどのように始まったのか、人々の試行錯誤を収蔵品から読み解きます。

獅子装飾耳飾り
シリア、1-3世紀、金、径3.2cm

2. 都市で華開く技術のはじまり

楔形文字粘土板文書(土地の売買契約文書)

現代の都市社会を維持するうえで必須な技術の多くはオリエントでその基礎が開発されました。都市には様々な種類の人々が集い、ニーズが多様化、大量化していく中で、職業も専門化していきます。文字や金属、ガラスや陶器生産など、オリエントで興った専門技術のはじまりを紹介します。

楔形文字粘土板文書(土地の売買契約文書)
メソポタミア、前2400年頃、粘土、縦7.5cm

3. 都市生活者が直面する不安

彩色木棺断片(ミイラの口開けの儀式の部分)(さいしきもっかんだんぺんとうぶ(みいらのくちあけのぎしきのぶぶん)

現代的な観測技術がなかった古代オリエントの都市において、自然災害や疫病の原因を神々や精霊、悪霊の仕業と考えました。そして多くの人々が集まる都市では、人間同士の様々なトラブルも発生します。オリエントの工芸品からは、当時の人々がそうした不安や問題にどのように対処しようとしたのかがうかがわれます。

彩色木棺断片(ミイラの口開けの儀式の部分)
エジプト、前650-30年頃、木・彩色、長64.0cm

4. 都市の仕組みと恵み

多彩飲酒人物文皿

都市は都市だけですべてをまかなえるわけではありません。オリエントにおいては特に、天然資源の乏しい場所に都市文明が興りました。都市の周辺地域で生産された畜産物や、貴石や鉱物、木材などの天然資源を集めるシステムを構築できた場所で都市が発達したのです。こうして遠く離れた地域との接触から、また新しいものが生み出されていくのも都市のの特徴です。

多彩飲酒人物文皿
イラン、10世紀、陶器、径19.1cm


お問い合わせ

教育委員会事務局生涯学習部オリエント美術館

所在地: 〒700-0814 岡山市北区天神町9-31 [所在地の地図]

電話: 086-232-3636 ファクス: 086-232-5342

お問い合わせフォーム