池田家文庫は、岡山大学図書館が収蔵する、江戸時代の備前岡山藩の藩政資料を中心とした約10 万点にものぼるコレクションです。平成17 年に岡山市と岡山大学の間で文化事業協力協定を結んで以降、「池田家文庫絵図展」として毎年テーマを変えて展覧会を開催しています。令和元年からは林原美術館も加わり、池田家ゆかりの資料が一堂に会する機会となっています。
令和7 年度は、「幕末維新期の池田家」と題し、同時期における岡山藩と池田家の動向に焦点を当て、岡山藩・岡山城下の変化を示す絵図、幕末政局における岡山藩主の活動や他藩との関係を示す文書・書状などを展示します。また、林原美術館の収蔵品から岡山藩主ゆかりの資料を2 点ご紹介します。
岡山シティミュージアム 4階企画展示室
岡山市北区駅元町15-1 リットシティビル南棟
令和7年10月4日(土曜日)から11月3日(月曜日・祝日)
午前10時から午後6時(入場は午後5時30分まで)
毎週月曜日(祝日の場合は開館し、翌平日休館)
一般310円(20名以上の団体は一人250円)
(注意)以下の方は無料です。
岡山大学図書館、岡山シティミュージアム
林原美術館
岡山県教育委員会・岡山市教育委員会
JR岡山駅西口向かい、リットシティビル南棟4・5階(「池田家文庫絵図展」は4階で開催)
岡山駅中央改札を出て、東西連絡通路を西に進むと左手に当館が見えます。
令和7年10月4日(土曜日)午前10時10分 から 午前10時40分
岡山シティミュージアム 4階企画展示室
岡山大学 学術研究院社会文化科学学域 准教授 東野 将伸 さん
本展の監修者による展示品解説
事前申し込み不要(有料対象者の方は、展覧会入場券が必要です)
江戸時代の大名家は、嫡子不在の場合、他家から養子をとって後継ぎとすることもしばしばありました。水戸藩徳川斉昭(なりあき)の九男で、幕末に岡山藩主となる池田茂政(もちまさ)もその一人です。
岡山大学図書館の池田家文庫には、茂政が実家や他家に養子入りした時代の様々な古文書・記録が残されています。
本講演では、江戸から岡山まで移動してきた人と文書の軌跡を辿ります。
池田茂政とともに移動した古文書
令和7年10月26日(日曜日)午後2時から午後4時
岡山シティミュージアム 4階講義室
行田市郷土博物館 学芸員 澤村 怜薫 さん
80名(先着順)(注意)事前の電話申し込みが必要です。
武州忍城郭之図 岡山大学図書館蔵
長州軍鑑庚申丸旗号絵図 岡山大学図書館蔵
忍城内略図 岡山大学図書館蔵
賊地風聞之侭 岡山大学図書館蔵
蝦夷闔境輿地全図 岡山大学図書館蔵
陣羽織(背面)池田慶政所用 林原美術館蔵
展覧会図録を、本展会場(岡山シティミュージアム4階)で、無料配布します。
900部、先着、本展来場の方一人1冊まで。
配布が終了した場合、岡山大学図書館ホームページで、電子版を公開します。
記録や広報などに使用することを目的として、写真撮影を行う場合があります。あらかじめご了承下さい。
所在地: 〒700-0024 岡山市北区駅元町15-1 [所在地の地図]
電話: 086-898-3000 ファクス: 086-898-3003