岡山シティミュージアムでは、これまでに岡山大学と共同で埋蔵文化財に関する展覧会を数回開催してきました。今回は、2021年4月に新設された岡山大学文明動態学研究所の第1回特別展として開催します。
本展は2部構成で、第1部では同研究所が拠点とする「津島」という小さな地域の歴史を深く掘り下げます。40年に及ぶ発掘調査の成果をもとに、縄文から明治にかけての人々の暮らしや環境変化について、豊富な出土品や記録から迫ります。対して第2部では津島キャンパスで行われている「世界」を舞台としたさまざまな研究のうち、マヤ文明について紹介します。
岡山シティミュージアム 4階企画展示室
令和5年2月10日(金曜日)から3月19日(日曜日)
午前10時から午後6時(入館は午後5時30分まで)
毎週月曜日
入場無料
岡山大学文明動態学研究所、岡山シティミュージアム
BIZEN中南米美術館、倉敷考古館
駐日グアテマラ共和国大使館、山陽新聞社
※講師の所属は文明動態学研究所
※各回定員60名、参加費無料、要事前申込(応募者多数の場合は抽選)
第1回「津島とマヤ―グローカルな研究最前線―」(終了しました)
日時:2月12日(日曜日) 14時~16時
場所:岡山シティミュージアム 4階講義室
定員:60名(要事前申込)
【講師】
山口雄治 氏(津島岡大遺跡の縄文・弥生時代)
鈴木真太郎 氏(古代マヤ文明黎明期における住まい、食、儀礼)
第2回「津島にのこる戦争の歴史」(終了しました)
日時:2月26日(日曜日) 14時~16時
場所:岡山シティミュージアム 4階講義室
定員:60名(要事前申込)
【講師】
松岡弘之 氏(日露戦争と岡山)
野﨑貴博 氏(農村から陸軍駐屯地へ)
第3回「文化財の保存と未来への活用」(終了しました)
日時:3月11日(土曜日) 14時~16時
場所:岡山シティミュージアム 4階講義室
定員:60名(要事前申込)
【講師】
今津勝紀 氏(地域歴史資料保全の取り組み)
岩﨑志保 氏(ICT技術による展示・公開の試み)
<申込方法>
詳しくは、岡山大学公開講座HP別ウィンドウで開くをご覧ください。
第1回特別展記念講演「津島から世界へ、世界から津島へ」
日時:3月19日(日曜日) 14時~16時
場所:岡山シティミュージアム 4階講義室
定員:60名(要事前申込、応募者多数の場合は抽選)
講師:松本直子 氏(岡山大学文明動態学研究所 所長)
「文明動態学がめざすもの」
飯塚義之 氏(中央研究院地球科学研究所 研究技師、岡山大学文明動態学研究所 客員教授)
「玉:ヒスイとネフライト」石材の科学分析を通してつながる世界と日本の考古学
<申込方法>
WEB申込のみ。
詳しくは、岡山大学文明動態学研究所HP別ウィンドウで開くをご覧ください。
<同時開催>
【カラー写真でみる 1952年の岡山の街・人びと】
4階ロビーでは、岡山大学文明動態学研究所が取り組む研究の紹介展示として、占領期の岡山を撮影した貴重なカラー写真を展示します。
JR岡山駅西口向かい、リットシティビル南棟4・5階(「津島から世界へ、世界から津島へ」は4階で開催)
岡山駅中央改札を出て、東西連絡通路を西に進むと左手に当館が見えます。
その他
<展覧会内容についての問い合わせ先>
〒700-8530 岡山市北区津島中3丁目1番1号
岡山大学文明動態学研究所 文化遺産マネジメント部門
電話:086-251-7290(平日 9時~17時)
E-メール:arc@cc.okayama-u.ac.jp
<会場についての問い合わせ先>
岡山シティミュージアム 086-898-3000(10時~18時、休館日除く)
所在地: 〒700-0024 岡山市北区駅元町15-1 [所在地の地図]
電話: 086-898-3000 ファクス: 086-898-3003