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岡山空襲展示室

[2020年6月12日]

ID:22330

(1)開室期間と休室日のお知らせ

休館日・休室日(ご観覧いただけない日)

岡山空襲展示室の休室日については岡山シティミュージアムカレンダーをご覧ください。

常設展示について

■常設展示室 岡山シティミュージアム5階

■休館日 月曜日(月曜日が国民の祝日にあたる場合は翌日)ほか

■開室時間 10時から18時(入室しめきりは17時30分まで)

■展示内容 岡山空襲、戦時下の岡山、戦後の岡山など

(2)企画展「第48回岡山戦災の記録と写真展」のおしらせ

岡山戦災の記録と写真展を毎年開催しております。

第48回岡山戦災の記録と写真展 戦後80年 空襲と占領──復興と発展の源流

第48回岡山戦災の記録と写真展のページへはこちらから

概要

第48回岡山戦災の記録と写真展 戦後80年 空襲と占領──復興と発展の源流

会期 2025年6月7日(土曜日)から7月6日(日曜日)

休館日 月曜日

開館時間 午前10時から午後6時 ※入館は午後5時時30分まで

会場 岡山シティミュージアム4階・5階展示室、5階 岡山空襲展示室

 アジア・太平洋戦争のさなかの1945年6月29日、岡山のまちはアメリカ軍の爆撃機B-29による空襲を受けました。これにより当時の市街地の63%が焼け野原となり、多くの人々が傷つき亡くなりました。アメリカ軍による空襲は日本の各地におよび、広島と長崎への原爆投下も含めて66の都市が大きな被害を受けました。そして、8月に終戦を迎え、焼け跡からの復興が進むなかで、連合国軍による日本の占領統治が始まりました。

 これらの出来事は、今からちょうど80年前に起こったことです。

 戦後80年という節目の年に開催する本展覧会では、大きく3つのことを紹介します。ひとつは、アメリカ軍による日本そして岡山への空襲はどのように行われ、どれだけの被害をもたらしたのか。もうひとつは、戦争が激しくなるにつれて当時の人々の生活はどのように変化したのか。そして、戦後のまちとくらしの復興と、進駐軍による占領はどのように進んだのか。

 進駐軍の占領政策は、日本の生活様式や文化形成に大きな変化をもたらしました。なかでも、アメリカ軍にくわえてイギリス連邦軍も進駐した岡山は、全国的に見ても特異な状況だったことが最近の研究によってわかってきています。これらをさまざまな記録と資料をひもときながらご紹介します。

 この展覧会をとおして、戦争と平和について、そして私たちがくらす岡山のまちの歴史について、改めて思いを深めていただければ幸いです。

岡山空襲について

1944年から1945年にかけて、日本全土において市街地を対象とした大規模な空襲が米軍によって行われました。
岡山市の場合は1945年6月29日に大規模な空襲を受け、当時の市街地の63%を焼失し、 少なくとも1,737*人の死者が出ました。 (*2,000人をこえるという説もあります。)

会期中のイベント

1.岡山空襲体験談を聞く会

 お話 岡山空襲体験者 聞き手 岡山空襲展示室学芸員

 日時 2024年6月14日(土曜日)午後1時30分から午後3時

 場所 岡山シティミュージアム4階講義室

 定員 80名(先着順・事前申込不要)

2.講演「イギリス連邦占領軍と岡山」

 講師 貴志 俊彦 さん(ノートルダム清心女子大学国際文化学部教授・京都大学名誉教授)

 日時 2024年6月22日(日曜日)午後1時30分から午後3時30分

 場所 岡山シティミュージアム4階講義室

 定員 80名(先着順・事前申込不要)

3.担当学芸員による展示解説

 日時 (1)午前11時からの日:6月21日(土曜日)、6月29日(日曜日)

    (2)午後2時から日:6月8日(日曜日)、6月15日(日曜日)、6月28日(土曜日)、7月5日(土曜日)、7月6日(日曜日)

 場所 岡山シティミュージアム4階企画展示室(事前申込不要)

 申込方法 開始時間までに4階展示室前におあつまりください。事前申込不要。

これまでの岡山戦災の記録と写真展

(3)解説動画「どのようにして岡山空襲が行われたか」配信中

1945年(昭和20)6月29日の岡山空襲で使われた焼夷弾の種類と、それらがどのように投下されたのかを解説する動画です。

この動画は岡山空襲展示室内でも上映中です。実物資料や実物大の焼夷弾模型・復元品とあわせてご覧いただけます

(4)岡山空襲の記憶

1945年(昭和20)6月29日、岡山市街地はアメリカ軍による大規模な空襲を受けました。

ティニアン島を飛び立ったB-29の最初の1機が岡山市上空にあらわれたのが午前2時43分。それから午前4時7分までの1時間24分にわたって、138機のB-29により約890トンの焼夷弾が投下されました。
この空襲で当時の市街地の約63%が焦土と化し、少なくとも1,737人以上の犠牲者が出ました。(注意1)

終戦から75年が経過した今、薄れつつある岡山空襲の記憶を決して風化させず、後世に伝えていくために、岡山シティミュージアムの5階フロアに常設の「岡山空襲展示室」を設けています。

(注意1)犠牲者については2,000人を超えるという説もあります。

(表1)岡山空襲作戦の推移

最初のB-29最後のB-29
離陸(ティニアン)28日 19時15分28日 20時51分
硫黄島通過28日 22時53分29日 0時21分
上陸点29日 2時29分29日 3時48分
目標(岡山市街地)29日 2時43分29日 4時07分
離岸点29日 2時57分29日 4時28分
着陸(ティニアン)29日 9時00分29日 11時16分
(表2)岡山空襲の概要
日付6月29日
攻撃目標岡山市街地
攻撃部隊第21爆撃機集団
第58航空団
野戦命令番号第91号
作戦任務番号第234号
攻撃時間2時43分から4時7分
攻撃高度3,300mから4,000m
攻撃機B-29
攻撃機数138
損失機1
投下された爆弾約890トン
爆弾M47焼夷弾 12,602個(394トン)
E-48集束焼夷弾 2,187個(496トン)(M74焼夷弾に換算すると83,106個)
照明弾 10個
爆撃後の偵察による損害評価約2.13平方マイル、
または市街地の建物地区の63%(約5.52㎢、または約167万坪)

(補足)表1・2とも工藤洋三『OKAYAMA 6・29 米軍資料の中の岡山空襲』(手帖舎、1996)38・39頁より引用、一部加筆。

岡山空襲後の岡山駅 松浦硯二撮影

空襲後の岡山駅(松浦硯二 撮影)

岡山空襲後の岡山市内山下付近の様子 塩津静夫 撮影

空襲後の内山下付近の様子(塩津静夫 撮影)

(注意)本ページ掲載の資料および画像データは岡山空襲展示室(岡山市保健福祉局福祉援護課)の所蔵です。無断での使用・転載を禁じます。

(5)ご利用案内

岡山空襲展示室
開室時間午前10時から午後6時(入室は午後5時30分まで)
休室日

月曜日(国民の祝日にあたる場合は直後の平日)、年末年始、岡山シティミュージアム休館日

詳しくは岡山シティミュージアムカレンダーをご覧ください。

入室料無料
問い合わせ先岡山空襲展示室(岡山市福祉援護課)
直通電話:086-253-7070
ファクス:086-898-3003
Eメール:okayama_kushu@city.okayama.lg.jp

(6)展示概要

岡山空襲に関する資料や写真をはじめ、アメリカ軍が作成した文書や写真、空襲を体験された方々の証言などを展示し、岡山空襲がどのように行われ、どういうものであったのかを紹介します。
この展示を通して、多くの方に平和への想いを新たにしていただき、戦争の悲惨さと平和の尊さを次世代に伝えていきます。

(注意)展示替えにより、展示資料がここで紹介しているものと異なる場合もございます。ご了承下さい。

M74焼夷弾(手前)、M47焼夷弾(奥)

岡山空襲で使用された焼夷弾:M74焼夷弾(手前)、M47焼夷弾(奥)

岡山空襲で投下されたレーダー妨害片

アメリカ軍の投下した電波妨害片(ロープ)

大人用と子供用の防空頭巾

防空頭巾

「主婦之友」(1944年(昭和19)10月号)

戦時中の雑誌:「主婦之友」(1944年(昭和19)10月号)

(7)戦災関連資料や岡山空襲の体験談などの募集について

岡山空襲展示室では、戦災に関する資料を収集しています。また、岡山空襲に関する体験の聴き取り調査も行っています。
ご寄贈いただける資料や、お話いただける方がおられましたら、ぜひお知らせください。

収集資料の例

  • 焼夷弾やその部品
  • 空襲前後の市内の写真や防空演習の写真など
  • 死亡診断書・罹災証明書など当時の書類
  • 当時の状況を伝える日記・書類
  • 空襲による高熱で変形・変色した被災資料
  • 防空頭巾・防毒マスクなど防空用品
  • 戦時中の代用品・日常生活用品

連絡先:岡山空襲展示室(岡山市福祉援護課) 電話:086-253-7070

(8)学校教育などのご担当者様へ

平和学習に、ぜひ岡山空襲 展示室をご活用ください。
ご要望に応じて、展示解説、出張展示(資料貸出)、教材提供などが可能です。

お問い合わせ・申し込み先 電話:086-253-7070

団体見学について

「岡山空襲展示室 利用等申込書(団体用)」に必要事項をご記入のうえ、Eメールまたはファクスでお送りください。

(注意)

  • 直前のお申し込みの場合、ご要望に沿えない場合もありますので、お早めにご相談ください。
  • 休館日などのため対応できない場合もございます。

ファクス:086-898-3003 Eメールokayama_kushu@city.okayama.lg.jp

申請書類

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資料貸出等について

教材として活用できるリーフレットの提供、写真パネルやDVD、M74焼夷弾などのレプリカの貸出が可能です。

ご希望の方は「岡山空襲展示室 資料貸出等申込書(団体用)」に必要事項をご記入のうえ、Eメールまたはファクスでお送りください。
(注意)レプリカは数に限りがあるため、ご希望に沿えない場合もございます。お早めにお申し込みください。

ファクス:086-898-3003 Eメール:okayama_kushu@city.okayama.lg.jp

貸出資料案内

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(9)過去の展示

岡山空襲で亡くなられた方のご遺族や市民の方、岡山市議会からの「岡山空襲を語り継いでいく必要がある」との声を受け、岡山市は1978年(昭和53)から「岡山戦災の記録と写真展」を毎年開催してきました。
2006年(平成18)からは岡山シティミュージアム(旧岡山市デジタルミュージアム)を会場としています。

過去に開催した展覧会のチラシ

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(10)そのほか最近の特別展示

平和祈念展in岡山 連携展 終了のお知らせ

平和祈念展in岡山ちらし(PDF)

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(11)お問い合わせ先

岡山空襲展示室(岡山市福祉援護課)

電話 086-253-7070

お問い合わせ

スポーツ文化局スポーツ文化部岡山シティミュージアム

所在地: 〒700-0024 岡山市北区駅元町15-1 [所在地の地図]

電話: 086-898-3000 ファクス: 086-898-3003

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