岡山空襲展示室の休室日については岡山シティミュージアムカレンダーをご覧ください。
現在、1月23日(月曜日)から2月9日(木曜日)までは閉室期間となります。この期間に展示替え作業を行ないます。
常設展示は2月10日(金曜日)から3月19日(日曜日)まで、3月20日(月曜日)からは閉室期間となります。
■常設展示 2月10日(金曜日)から3月19日(日曜日)まで
■休館日 月曜日
■開室時間 10時から18時(入室しめきりは17時30分まで)
■展示内容 岡山空襲、戦時下の岡山、戦後の岡山など
◆会期; 令和5年(2023年)1月7日(土曜日)から1月22日(日曜日)まで
◆会期中の休館日; 10日(火曜日)、16日(月曜日)
◆開館時間; 午前10時から午後6時まで(入館は午後5時30分まで)
◆会場; 岡山シティミュージアム 5階展示室 (岡山市北区駅元町15-1リットシティビル南棟)
◆主催; 平和祈念展示資料館(総務省委託)
◆共催; 岡山市
◆後援; 岡山県、岡山県教育委員会、岡山市教育委員会
「平和祈念展in岡山」では、平和祈念展示資料館が所蔵する代表的な資料とともに、抑留体験者が描いた絵画を展示します。
また岡山空襲展示室と連携し、同室が所蔵する岡山空襲に関連する資料と、岡山にゆかりのある兵士、抑留者、引揚者に関する資料も紹介します。
平和祈念展示資料館(東京都新宿区)は、さきの大戦における兵士、戦後強制抑留者、海外からの引揚者の労苦を多くの方々に知っていただくための施設です。
常設展示のほか、全国各地で展示会を開催しています。
兵士、シベリア抑留者、海外からの引揚者に関する資料の展示を通して、戦争が終わってからも、苦しくつらい体験をした人たちがいたことを伝えます。
参加者には記念品を進呈します。
平和祈念展示資料館と岡山空襲展示室の学芸員による展示解説を5階展示室で行います。
◆開催日; 1月7日(土曜日)、8日(日曜日)、21日(土曜日)、22日(日曜日)
◆時間; 午後2時から約40分 事前のお申し込みは不要です。
「平和祈念展in岡山」会場と岡山空襲展示室をめぐり、展示資料にまつわるクイズを解いていきます。
会期の開館中にご解答ください。事前のお申し込みは不要です。
昭和20(1945)年6月29日未明、空襲を受けた岡山市は焼け野原となり、多くの犠牲者が出ました。岡山空襲展示室は、戦争の悲惨さ、平和の尊さを次世代に伝えてゆくため、関連資料の収集や展示、戦争を経験された方々への聴き取り調査などを行っています。
今回は、「平和祈念展in岡山」にちなみ、岡山空襲に関する資料とともに、岡山の兵士、岡山の戦後強制抑留者、岡山への海外からの引揚者に関する当室の資料を紹介します。
◆開室時間; 午前10時から午後6時(入室は午後5時30分まで)
◆通常の休室日; 月曜日(当日が国民の祝日にあたる場合は、直後の平日に振替)
◆入室料; 無料平和祈念展in岡山ちらし(PDF)
平和祈念展in岡山ちらし(PDF)
岡山戦災の記録と写真展を例年開催しております
第45回岡山戦災の記録と写真展
岡山空襲展示室開設10周年記念
今、見つめなおす戦争・空襲・平和
開催期間 2022年6月3日(金曜日)から6月30日(木曜日)
開催場所 4階企画展示室
私たちが暮らす岡山の街は1945年6月29日にアメリカ軍の爆撃機 B-29による空襲を受けました。当時の市街地の63%が焼け野原となり、 多くの人々が住む家を失い、傷つき、亡くなりました。 岡山だけでなく、 広島と長崎への原爆投下も含めて日本の66都市が空襲により破壊されています。 しかし、長い年月のうちに当時の様子を知る人も減り、 戦争や空襲に関する記憶と実感はうすれつつあります。
一方で、今なお世界各地で戦争が起こり続け、 多くの人々が傷つき苦しんでいます。 平和を実現するためには、 私たちの街が過去に経験した戦争や空襲の経緯と被害を正しく把握し、次の世代へ伝えていくことが重要です。
今年の岡山戦災の記録と写真展では、岡山空襲がどのように計画・実行され、空襲でどれだけの被害が発生したのか、戦争で人々の生活がどのように変化し、 焼け野原となった街が戦後どのように復興していったのかについて、 さまざまな資料と写真、証言をもとに紹介します。 また、 2012年に開設した岡山空襲展示室が今年で10周年を迎えるにあたり、 これまでの活動をふりかえるコーナーも設けます。
この展覧会をとおして、平和の尊さと戦争の悲惨さを考えていただき、また多くの資料を残し伝えてきた先人たちの営みを知っていただければ幸いです。
これまでの展覧会の情報は、下記のリンクからご覧いただけます。
また、リンク先のページでは、印刷物をPDF形式で公開しています
1945年(昭和20)6月29日の岡山空襲で使われた焼夷弾の種類と、それらがどのように投下されたのかを解説する動画です。
この動画は岡山空襲展示室内でも上映中です。実物資料や実物大の焼夷弾模型・復元品とあわせてご覧いただけます
1945年(昭和20)6月29日、岡山市街地はアメリカ軍による大規模な空襲を受けました。
ティニアン島を飛び立ったB-29の最初の1機が岡山市上空にあらわれたのが午前2時43分。それから午前4時7分までの1時間24分にわたって、138機のB-29により約890トンの焼夷弾が投下されました。
この空襲で当時の市街地の約63%が焦土と化し、少なくとも1,737人以上の犠牲者が出ました。(注意1)
終戦から75年が経過した今、薄れつつある岡山空襲の記憶を決して風化させず、後世に伝えていくために、岡山シティミュージアムの5階フロアに常設の「岡山空襲展示室」を設けています。
(注意1)犠牲者については2,000人を超えるという説もあります。
最初のB-29 | 最後のB-29 | |
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離陸(ティニアン) | 28日 19時15分 | 28日 20時51分 |
硫黄島通過 | 28日 22時53分 | 29日 0時21分 |
上陸点 | 29日 2時29分 | 29日 3時48分 |
目標(岡山市街地) | 29日 2時43分 | 29日 4時07分 |
離岸点 | 29日 2時57分 | 29日 4時28分 |
着陸(ティニアン) | 29日 9時00分 | 29日 11時16分 |
日付 | 6月29日 |
---|---|
攻撃目標 | 岡山市街地 |
攻撃部隊 | 第21爆撃機集団 第58航空団 |
野戦命令番号 | 第91号 |
作戦任務番号 | 第234号 |
攻撃時間 | 2時43分から4時7分 |
攻撃高度 | 3,300mから4,000m |
攻撃機 | B-29 |
攻撃機数 | 138 |
損失機 | 1 |
投下された爆弾 | 約890トン |
爆弾 | M47焼夷弾 12,602個(394トン) E-48収束焼夷弾 2,187個(496トン)(M47焼夷弾に換算すると83,106個) 照明弾 10個 |
爆撃後の偵察による損害評価 | 約2.13平方マイル、 または市街地の建物地区の63%(約5.52㎢、または約167万坪) |
(補足)表1・2とも工藤洋三『OKAYAMA 6・29 米軍資料の中の岡山空襲』(手帖舎、1996)38・39頁より引用、一部加筆。
空襲後の岡山駅(松浦硯二 撮影)
空襲後の内山下付近の様子(塩津静夫 撮影)
(注意)本ページ掲載の資料および画像データは岡山空襲展示室(岡山市保健福祉局福祉援護課)の所蔵です。無断での使用・転載を禁じます。
開室時間 | 午前10時から午後6時(入室は午後5時30分まで) |
---|---|
休室日 | 月曜日(国民の祝日にあたる場合は直後の平日)、年末年始、岡山シティミュージアム休館日 詳しくは岡山シティミュージアムカレンダーをご覧ください。 |
入室料 | 無料 |
問い合わせ先 | 岡山空襲展示室(岡山市福祉援護課) 直通電話:086-253-7070 ファクス:086-898-3003 Eメール:okayama_kushu@city.okayama.lg.jp |
岡山空襲に関する資料や写真をはじめ、アメリカ軍が作成した文書や写真、空襲を体験された方々の証言などを展示し、岡山空襲がどのように行われ、どういうものであったのかを紹介します。
この展示を通して、多くの方に平和への想いを新たにしていただき、戦争の悲惨さと平和の尊さを次世代に伝えていきます。
(注意)展示替えにより、展示資料がここで紹介しているものと異なる場合もございます。ご了承下さい。
岡山空襲で使用された焼夷弾:M74焼夷弾(手前)、M47焼夷弾(奥)
アメリカ軍の投下した電波妨害片(ロープ)
防空頭巾
戦時中の雑誌:「主婦之友」(1944年(昭和19)10月号)
岡山空襲展示室では、戦災に関する資料を収集しています。また、岡山空襲に関する体験の聴き取り調査も行っています。
ご寄贈いただける資料や、お話いただける方がおられましたら、ぜひお知らせください。
連絡先:岡山空襲展示室(岡山市福祉援護課) 電話:086-253-7070
平和学習に、ぜひ岡山空襲 展示室をご活用ください。
ご要望に応じて、展示解説、出張展示(資料貸出)、教材提供などが可能です。
お問い合わせ・申し込み先 電話:086-253-7070
「岡山空襲展示室 利用等申込書(団体用)」に必要事項をご記入のうえ、Eメールまたはファクスでお送りください。
(注意)
ファクス:086-898-3003 Eメール:okayama_kushu@city.okayama.lg.jp
申請書類
教材として活用できるリーフレットの提供、写真パネルやDVD、M74焼夷弾などのレプリカの貸出が可能です。
ご希望の方は「岡山空襲展示室 資料貸出等申込書(団体用)」に必要事項をご記入のうえ、Eメールまたはファクスでお送りください。
(注意)レプリカは数に限りがあるため、ご希望に沿えない場合もございます。お早めにお申し込みください。
ファクス:086-898-3003 Eメール:okayama_kushu@city.okayama.lg.jp
貸出資料案内
モノクロ3枚
モノクロ単票
カラー単票
カラー単票
カラー単票
岡山空襲で亡くなられた方のご遺族や市民の方、岡山市議会からの「岡山空襲を語り継いでいく必要がある」との声を受け、岡山市は1978年(昭和53)から「岡山戦災の記録と写真展」を毎年開催してきました。
2006年(平成18)からは岡山シティミュージアム(旧岡山市デジタルミュージアム)を会場としています。
過去に開催した展覧会のチラシ
岡山空襲展示室(岡山市福祉援護課)
電話 086-253-7070
所在地: 〒700-0024 岡山市北区駅元町15-1 [所在地の地図]
電話: 086-898-3000 ファクス: 086-898-3003