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第25回朗読会「永瀬清子の詩の世界―貴方がたの島へ」が開催されました【文学創造都市おかやま参加事業】

[2024年3月13日]

ID:58333

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永瀬清子の詩の世界ー貴方がたの島へ

主催 赤磐市 赤磐市教育委員会 赤磐市永瀬清子の里づくり推進委員会

後援 岡山県 岡山県教育委員会 山陽新聞社 RSK山陽放送

 2月17日(土曜日)、赤磐市くまやまふれあいセンターで、第25回朗読会「永瀬清子の詩の世界―貴方がたの島へ」が開催され、北は福島県、南は福岡県と全国から参加者が訪れました。

 会は、赤磐市民の沼本さんが岡山県の三大河川を題材にした永瀬清子の詩「美しい三人の姉妹」を朗読して幕を開けました。沼本さんは、現代詩講座「詩のピクニック」などで永瀬清子の詩を学びながら、朗読の活動をしています。昨秋、永瀬清子展示室企画展「坪田譲治と永瀬清子」の関連行事でノートルダム清心女子大学のツボジョーワールド探検隊の解説を聞いて、詩の魅力を再発見したことから朗読してみたいと思われたそうです。

 続いて、今年度21回を迎える岡山県内の小中学生を対象とした詩のコンクール永瀬清子賞表彰式では、受賞者15名に賞状と副賞が授与されました。優秀賞受賞者3人は作品を朗読し、小林一郎選考委員長からそれぞれ励ましの言葉をいただきました。

 さらに、歌手の沢知恵さんが、これまで語られて来なかった「永瀬清子とハンセン病療養所」をテーマにピアノ弾き語りをしました。沢さんは、長年ハンセン病療養所の入所者の方々に心を寄せ、療養所の音楽についての研究を進めています。長島愛生園の機関誌『愛生』には、入所者が詩を寄せており、永瀬清子による選評を紹介しながら、人と作品についてのお話がありました。そして永瀬清子の詩に曲をつけた「だましてください言葉やさしく」や「美しい国」、そして大島青松園の入所者で永瀬清子や沢さんと交流のあった塔和子さんの詩もピアノ弾き語りしました。そのうえ、森田恵子さんによる詩「貴方がたの島へ」と「光田先生」の朗読もありました。詩を通じて人と人の心に橋を架けようとした永瀬清子。沢知恵さんのお話とピアノ弾き語りを通じて、永瀬清子とハンセン病療養所について学び、また考えるきっかけの会となりました。

(本記事は、赤磐市教育委員会よりいただいた報告書をもとに文学創造都市おかやま事務局が作成しました。)

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