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「おかやまライター・イン・レジデンス」(令和5年度第2回ワークショップ)を開催しました

[2023年12月18日]

ID:57976

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「小説の練習~自分を変える風景を書く~」乗代雄介さんによる第2回ワークショップを行いました

 10月に引き続き、12月16日(土曜日)に「おかやまライター・イン・レジデンス」第2回目のワークショップを、岡山市中区西川原、百間川河川敷で開催しました。

 ライター・イン・レジデンスとは、文学分野で活躍する作家(ライター)に岡山市に滞在してもらい、取材・執筆を行うものです。「旅する練習」で第37回坪田譲治文学賞を受賞、最新作「それは誠」で第40回織田作之助賞を受賞した作家の乗代 雄介(のりしろ ゆうすけ)さんが、3期に渡って岡山市に滞在し、ワークショップや執筆指導などを行っていただいています。

 第2回目のワークショップも最初は塾形式からのスタート。第1回の際に参加者が書いた風景スケッチから乗代さんが抜粋してくれたプリントを手元に持ち、ユニークな表現、おもしろい視点などについて解説をしていただきました。参加者はお互いが書いた風景スケッチを読み合うことで、同じ時間、同じ空間に滞在して書いた文章なのに、書く人によって随分と異なるものが出来上がることを感じていたようでした。

 乗代さんのアドバイスや他の参加者の作品を読んだ後、百間川河川敷を上流に向かってみんなで歩き、せせらぎ公園の近くまで行って各自好きなところでスケッチを書くことになりました。風が強く、雨もぱらつくあいにくの天気でしたが、変化のある空気、天気の中での風景スケッチができたのではないかと思います。

 40分ほど風景スケッチをした後には最初の会議室に歩いて戻り、それぞれの書いたものを推敲に係りました。乗代さんにぽつりぽつりと質問をする姿もありましたが、皆さん熱心に推敲と清書の作業を進めていました。乗代さんも驚くほどの集中力でした。

 参加された方々からは、「1回目よりもしっかり書けた」といった声や、「普段の生活の中でも風景スケッチを意識するようになり、物の見え方が変わった」といった声もあり、風景スケッチに取り組むことで日常生活の中でも何らかの変化が生まれている様子が感じられました。

 

 会議室に戻ってから、それぞれの書いた風景スケッチを推敲(すいこう)していきます。

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