ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

スマートフォン表示用の情報をスキップ

Language

岡山市埋蔵文化財センターの定期講座(令和5年度)

[2023年9月20日]

ID:49072

ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

造山古墳

岡山市埋蔵文化財センターでは、毎月1回、土曜日に、岡山市の文化財に関する講座やワークショップ、遺跡見学会などのイベントを開催しています。
令和5年度の共通テーマは、「造山古墳群と金蔵山古墳」です。

定期講座ラインナップ

講座『古墳時代の金属製品』 遺跡紹介『同ヶ谷遺跡』

日程  10月21日 土曜日 午後1時30分-午後3時
○申込  10月10日 月曜日 午前9時から、埋文センター(電話086-270-5066)定員40名
○場所  岡山市埋蔵文化財センター(岡山市中区網浜)
○受講料 無料

捩じり環

●講座 辛川あかり
古墳時代における金属製品は、主に古墳などからの出土品からうかがい知ることができます。鏡など儀式用のものや、耳飾りなどの装身具、武器・武具に馬具、農耕具など、実に多種多様な金属製品が古墳には納められました。古墳の副葬品とくに武器を中心に、古墳時代の金属製品を探ります。
【写真】太刀の柄頭を飾る捩じり環

同ヶ谷遺跡

●遺跡紹介 寒川史也
2010年7月、岡山市北区横井上の住宅地の斜面が集中豪雨で崩れ、埴輪が発見されました。緊急調査により、埴輪を棺に転用したお墓であることが分かりました。同ヶ谷遺跡と名付け、埴輪棺を調べると、畿内の古墳群で出土する埴輪にみられる製作技法等が確認できました。遺跡新発見の経緯と、その内容について紹介します。
【写真】同ヶ谷遺跡緊急発掘状況

*日程や内容が変更される場合がございます。お出かけ前に最新情報をご確認ください。

岡山市埋蔵文化財発掘調査速報展スライド会(万富東大寺瓦窯跡、造山古墳、金蔵山古墳)

日程  11月18日 土曜日 午後1時30分-午後3時 *終了時間は前後する場合がございます。
○申込  11月6日 月曜日 午前9時から、埋文センター(電話086-270-5066)、定員40名
○場所  岡山市埋蔵文化財センター(岡山市中区網浜)
○受講料 無料

遺跡

●原田悠希(金蔵山古墳)、辛川あかり(造山古墳)、下祐一朗(万富東大寺瓦窯跡)(岡山市文化財課)
令和4年度に岡山市が発掘調査を行った遺跡について、調査担当者が写真等を用いて調査概要を説明します。また、出土遺物や遺構写真パネルを陳列し、皆様と観察しながら、各担当者が解説します。
【写真】左から 金蔵山古墳の葺石と埴輪列、造山古墳の柱穴群と安山岩の板石列、万富東大寺瓦窯跡11号窯

*日程や内容が変更される場合がございます。お出かけ前に最新情報をご確認ください。

特別講演会『造山古墳と畿内大王墓』

日程  12月16日 土曜日 午後2時-午後3時30分 *終了時間は前後する場合がございます。
○申込  11月24日 金曜日 午前10時から、岡山シティミュージアム(電話086-898-3000)、定員60名
○場所  岡山シティミュージアム(岡山市北区駅元町)
○受講料 無料

*時間、申し込み先、場所にご注意ください。

造山古墳

●講師 清家章さん(岡山大学教授)
造山古墳は、畿内大王墓に匹敵する規模を持つ大古墳です。なぜ吉備にこのような大古墳が出現したのでしょうか。当時の王族の親族構造は、一系列で安定していたわけではなく、複数に分かれやすくなっていました。したがって王位継承は不安定で、王族同士の争いが生まれやすい状況でした。造山古墳のような大古墳が作られた社会背景についてお話しします。
【写真】造山古墳(左側が後円部)

*日程や内容が変更される場合がございます。お出かけ前に最新情報をご確認ください。

特別講演会『王陵の埴輪生産と古代吉備勢力』

日程  2024年1月27日 土曜日 午後2時-午後3時30分 *終了時間は前後する場合がございます。
○申込  1月5日 金曜日 午前10時から、岡山シティミュージアム(電話086-898-3000)、定員60名
○場所  岡山シティミュージアム(岡山市北区駅元町)
○講師  高橋克壽さん(花園大学 教授)
○受講料 無料

*時間、申し込み先、場所にご注意ください。

*日程や内容が変更される場合がございます。お出かけ前に最新情報をご確認ください。

金蔵山古墳

●講師 高橋克壽さん(花園大学教授)
古墳時代において、近畿中央の大王墓群に匹敵する巨大古墳を列島で唯一複数築いたのが吉備であった。近年の発掘調査によって、それらの巨大古墳に飾られた埴輪の具体的な姿が明らかになってきた。その特徴から当時の吉備勢力と大王勢力との関係を復元し、大和王権の実像に迫る。
【写真】導水施設形埴輪・囲形埴輪と柵形埴輪の出土状況(金蔵山古墳)

講座『墳丘構造と石室』 遺跡紹介『陣場山古墳』

日程  2024年2月17日 土曜日 午後1時30分-午後3時 *終了時間は前後する場合がございます。
○申込  2月5日 月曜日 午前9時から、埋文センター(電話086-270-5066)定員40名
○場所  岡山市埋蔵文化財センター(岡山市中区網浜)
○受講料 無料

千足古墳石室

●講座 西田和浩(岡山市文化財課)
発掘によって明らかになる古墳の墳丘構造や埋葬施設の特徴は、古墳時代の社会や文化を知る手がかりになります。吉備では石室に使用される古銅輝石安山岩など、石材の調達先に特徴があり、吉備と他地域の交流を示すものと考えられます。講座では、造山古墳群などの発掘成果や石室石材の話題を採り上げながら墳丘構造や石室の特徴について紹介します。
【写真】千足古墳第一石室

陣場山

●遺跡紹介 岡本芳明(岡山市文化財課)
陣場山は、岡山市東区瀬戸町旭ヶ丘にあった小山で、現在は住宅団地となっています。昭和47-49年の発掘調査で、多数の円筒埴輪が出土しました。本来、円筒埴輪は古墳に並べ立てられるものですが、ここでは遺体を埋葬する棺として利用されていました。このような円筒埴輪棺墓は、埴輪工人の墓ではないかと考えられています。
【写真】鹿の線刻文様のある円筒埴輪

*日程や内容が変更される場合がございます。お出かけ前に最新情報をご確認ください。

遺跡見学会

日程  2024年3月16日 土曜日 午前10時-午後3時 *終了時間は前後する場合がございます。
○申込  3月4日 月曜日 午前9時から、埋文センター(電話086-270-5066)定員30名
○場所  JR備中高松駅で集合・解散
○参加費 無料

遺跡見学2018

●講師 埋蔵文化財センター職員
小造山古墳→新池大塚→造山ビジターセンター(昼食)→造山古墳群を、センター職員が解説しながら巡ります。

*日程や内容が変更される場合がございます。お出かけ前に最新情報をご確認ください。

 

終了した催し

基礎講座『吉備の古墳時代』【終了】

日程  5月20日 土曜日 午後1時30分-午後3時
○申込  5月8日 月曜日 午前9時から、埋文センター(電話086-270-5066)、定員40名 → 【受付終了】
○場所  岡山市埋蔵文化財センター(岡山市中区網浜)
○受講料 無料

ウラマ茶臼山

●講師 安川満(岡山市埋蔵文化財センター長)
岡山は全国第4位の規模を誇る造山古墳をはじめ巨大古墳が集中する地域「吉備」の中枢として知られています。古墳時代に「吉備」は存在したのか、畿内王権と対立する関係だったのか、反乱に破れ衰退していくのかなど、古墳の最新の編年研究などもみすえ実態に迫ります。
【写真:吉備最古の前方後円墳・浦間茶臼山古墳】
*写真をクリックすると、当日の配布資料をご覧いただけます。

講座『吉備の埴輪』 遺跡紹介『南坂古墳群』【終了】

日程  6月17日 土曜日 午後1時30分-午後3時
○申込  6月5日 月曜日 午前9時から、埋文センター(電話086-270-5066)定員40名 → 【受付終了】
○場所  岡山市埋蔵文化財センター(岡山市中区網浜)
○受講料 無料

金蔵山埴輪列

●講座 寒川史也(岡山市文化財課)
古墳時代の始まりから終わりまで、古墳の墳丘においては埴輪が樹立・配置されました。また、埴輪は時期が下るにつれ多種多様となりますが、その具体像について近年の市内古墳の発掘成果を踏まえながらみていこうと思います。
【写真:金蔵山古墳埴輪列】

南坂8号墳

●遺跡紹介 河田健司(岡山市文化財課)
 南坂古墳群は、岡山市北区下足守に位置し、足守平野から東に入り込む三井谷の南側、北へ延びる複数の小尾根上に築かれた、古墳時代前期・中期の26基からなる古墳群です。今回は、すでに発掘調査が行われた8基の古墳を中心に紹介していきます。
【写真:南坂8号墳】

*写真をクリックすると、当日の配布資料をご覧いただけます。

こども講座「まがたまをつくろう」【終了】

日程  7月15日 土曜日
     午前の部:9時から(定員24人)【受付終了】
     午後の部:1時30分から(定員24人)→【受付終了】
○申込  受付中! 7月3日 月曜日 午前9時から、埋文センター(電話086-270-5066)
○場所  岡山市埋蔵文化財センター(岡山市中区網浜)
○材料費 1人(1個)100円

まがたま

●講師 埋蔵文化財センター職員
滑石(かっせき)という石をけずってみがいて、いろをつけて、「まがたま」をつくります。

【服装】汚れてもよい服装(やわらかい石をけずるので、粉まみれになります)
【持ち物】鉛筆、消しゴム/食品トレー:15×20cmくらいのもの/汚れてもよいタオル:半分に切ったものを2枚

*日程や内容が変更される場合がございます。お出かけ前に最新情報をご確認ください。

*写真をクリックすると当日の配布資料をご覧いただけます。

こども講座「金属をとかして鏡をつくろう」【終了】

日程  8月19日 土曜日

     午前の部:9時から(定員4組)→【受付終了】

     午後の部:1時30分から(定員4組)→【受付終了】

○申込  8月7日 月曜日 午前9時から、埋文センター(電話086-270-5066)

○場所  岡山市埋蔵文化財センター(岡山市中区網浜)

○材料費 鏡1枚 300円

かがみ

●講師 埋蔵文化財センター職員
低い温度で溶ける金属を、鋳型(いがた)に流し込んで、みがいて、5cmくらいのミニチュア鏡をつくります。

【服装】汚れてもいい服装(手が真っ黒になります。必要であればゴム手袋などもご用意ください)
【持ち物】古いぞうきん/古いTシャツなどを切ったハギレ/食品トレー(15×20センチメートルくらいのもの)/はさみ

*日程や内容が変更される場合がございます。お出かけ前に最新情報をご確認ください。

*写真をクリックすると当日の配布資料をご覧いただけます。

講座『古墳時代の土器』 遺跡紹介『塚段古墳』【終了】

日程  9月16日 土曜日 午後1時30分-午後3時 *終了時間は前後する場合がございます。
○申込  9月4日 月曜日 午前9時から、埋文センター(電話086-270-5066)定員40名 →【受付終了】
○場所  岡山市埋蔵文化財センター(岡山市中区網浜)
○受講料 無料

土器

●講座 原田悠希(岡山市文化財課)
古墳時代には土師器と須恵器という土器が使用されます。両者は集落遺跡、古墳のどちらからも出土するため遺跡の時期を決める際に基準となっています。土器の観察ポイントを交えながら、時代を経るごとにどのように変化していくのかについて考えていきます。
【写真:古墳時代の土器】

塚段

●遺跡紹介 辛川あかり(岡山市文化財課)
岡山市東区上道北方に位置する塚段古墳は、昭和60年の発掘調査で、2つの石室をもつ古墳であることが判明しました。多数の副葬品から、古墳の築造年代や被葬者像の片鱗に迫ることができました。塚段古墳の副葬品やその特色について紹介します。
【写真:塚段遺跡から出土した玉】

*写真をクリックすると、当日の配布資料をご覧いただけます。

これまでの埋蔵文化財センター講座

お問い合わせ

教育委員会事務局生涯学習部文化財課埋蔵文化財センター

所在地: 〒703-8284 岡山市中区網浜834-1 [所在地の地図]

電話: 086-270-5066 ファクス: 086-270-5067

お問い合わせフォーム