私は市長に就任して以来、「子どもたちや保護者の皆さんにとって本当に必要な支援とは何か」を考え、保育の待機児童対策をはじめ、子ども医療費助成の拡充や小学校給食費の無償化など、子ども・子育て支援施策に全力で取り組んできました。
<待機児童の解消>
岡山市では保育の待機児童は3年連続で「ゼロ」を達成できていますが、一方で、子どもが小学校に入学した後も児童クラブに預けて働きたいという保護者の方が増えたことで、放課後児童クラブの待機児童数が大幅に増加し、令和6年度には236人に達しました。
そこで「令和9年度の待機児童ゼロ」を目指して、建物の整備、支援員の確保、民間事業者の参入という3つの施策により受け皿の確保に取り組み、今年度は待機児童を7人にまで減少させることができました。
今後も、保護者の皆さんが安心して子どもを預け、働き続けることができるよう、さらなる質の向上にも取り組んでいきます。
<不登校の子ども一人一人に適した支援>
学校現場に目を向けると、全国的に不登校の子どもたちが大きく増えています。岡山市でも増加率は低いものの、人数は増加傾向にあり、決して見過ごすことはできません。これまでの不登校の子どもの支援は「学校に戻れるようにする」という考え方が主流でした。しかし私は、学校以外にも安心して過ごせる居場所が必要ではないか、そうした場で子どもの社会的自立を目指し、社会全体で子どもと保護者をしっかりと支えていこうと考え、「コペルニクス的転回」ともいえる発想の転換を図りました。
具体的には、学校の外で子どもたちを支える教育支援センターを、今月南区に新たに1か所開設し、合計6か所に増やしました。また、保護者の皆さんの経済的負担となっているフリースクールの利用料の補助や、子ども食堂、学習支援といった「子どもの居場所」を運営する団体への運営費補助を今年度から新たに始め、個々に適した支援を切れ目なく行うこととしました。
これからも、岡山市の子どもたちが安心して健やかに暮らしていけるよう、子育て環境の整備や子どもたち一人一人に寄り添う支援に、しっかりと取り組んでいきたいと思っています。
▲放課後児童クラブの様子
岡山市長 大森雅夫の大盛コラム(第24回)
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