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市長の大盛コラム(第19回)令和8年6月

[2026年5月26日]

ID:82427

大森市長の大盛コラム わくわくする桃太郎のまち岡山の実現に向けて

地域の魅力再発見!(後編)

 じめじめとした雨が続く梅雨の季節。貴重な晴れの日には、お出かけをして気分をリフレッシュしてはいかがでしょうか。岡山には地域ごとに特色のある魅力的な場所がたくさんあります。今回は東区と南区のおすすめスポットを紹介します。

 東区で紹介するのは「浦間茶臼山古墳」です。3世紀後半に築かれた前方後円墳で、吉備で最古の大型古墳です。それよりもさかのぼる2世紀後半には、弥生時代最大の楯築墳丘墓(倉敷市)が築かれ、墳丘上の特殊器台は大和(纒向遺跡)に伝わり埴輪となりました。古墳時代は大和を中心に始まり、各地に前方後円墳が築かれ、埴輪が並べられます。吉備では4世紀にも大型古墳が築かれ、5世紀初頭には大王墓と同等規模の造山古墳が築かれます。そのため、岡山市では5世紀初頭の倭国では吉備と大和が共同で統治していたとする「新倭国論」を提唱しました。大和一強とするこれまでの学説に、一石を投じています。

 続いて南区は「児島湾干拓遺産」です。かつて児島湾周辺は「吉備の穴海」と呼ばれた浅い海が広がっており、古来からこの一帯では干拓事業が行われてきました。中でも明治時代以降に藤田傳三郎が手掛けた干拓事業は有名です。岡山の良質な花こう岩とれんがで造られた樋門が当時の面影のまま残されており、片崎樋門、常川樋門、宮川樋門は県の重要文化財に指定されています。また、南区郡にある児島湾締切堤防管理事務所内の児島湾干拓資料室には、干拓に関する貴重な資料が展示されており、多くの先人たちが困難な事業に挑み、成し遂げた干拓の歴史を知ることができます。

 ぜひこの機会に足を運んでいただき、歴史に思いをはせながら、地域の魅力に触れていただきたいと思います。


浦間茶臼山古墳

浦間茶臼山古墳(東区浦間)

常川樋門

常川樋門(南区西紅陽台)

岡山市長 大森雅夫の大盛コラム(第19回)

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