ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

スマートフォン表示用の情報をスキップ

Language

子宮頸がん(HPV)ワクチンについて(キャッチアップ接種)

[2024年4月1日]

ID:39258

ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

岡山県外で定期予防接種を受けられた方はこちらをクリックしてください

接種機会を逃した方のための接種(キャッチアップ接種)を実施します

 子宮頸がん予防ワクチンであるHPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンは、平成25年4月1日より定期接種となりましたが、同年6月から積極的な勧奨を差し控えておりました。

 令和3年11月に国の検討部会において、「HPVワクチンの安全性について特段の懸念が認められないこと」、「接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ること」が認められたことから積極的な勧奨が再開されました。

 それに伴い、積極的な勧奨が差し控えられていた期間に接種機会を逃した方に定期接種として無料で接種できる機会(キャッチアップ接種)を実施することとなりました。

対象者

 接種を希望する人で、次の要件を全て満たす人

  • 岡山市内に住民票を有する、平成9年4月2日から平成20年4月1日までに生まれた女性
  • 過去にHPVワクチンの接種を合計3回受けていない人

   (過去の接種歴については、公費・自費による接種のどちらも含みます)

 なお、平成19年4月2日から平成20年4月1日までに生まれた方は通常の接種対象年齢を超えても、合計3回の接種が終わっていなければキャッチアップ接種の対象となります。

接種可能な期間

 

 令和4年4月1日から令和7年3月31日まで


接種するワクチンの種類と接種間隔

 定期接種として認められているワクチンはサーバリックス(2価)、ガーダシル(4価)、シルガード(9価)の3種類があります。(シルガード(9価)は令和5年4月1日から定期接種の対象となりました。)計3回接種し、初回から接種完了までに約6か月かかります。
また接種間隔と3種類のワクチンの違いは以下の様になっています。どのワクチンを接種するかは、医師にご相談ください。

接種間隔とワクチンの違い
ワクチンの種類 接種間隔 予防できるHPVの型    
サーバリックス(2価) 

 2回目:初回接種から1か月後       

 3回目:初回接種から6か月後

 16型、18型(高リスク型)

 ガーダシル(4価)

 2回目:初回接種から2か月後

 3回目:初回接種から6か月後

 16型、18型(高リスク型)

 6型、11型(低リスク型)

 シルガード9(9価)
(令和5年4月1日から公費対象)

 2回目:初回接種から2か月後

 3回目:初回接種から6か月後

 16型、18型、31型、33型、45型、52型、58型(高リスク型)

6型、11型(低リスク型)

原則として3回とも同じ種類のワクチンを接種することをお勧めしますが、2価 または 4価のHPVワクチンを1回または2回接種した方が医師と相談のうえ、途中から9価ワクチンに変更し、残りの接種を完了することも可能です。この場合にも公費で接種することができます。(※1)なお、新型コロナウイルスワクチンとの接種間隔は前後2週間あける必要があります。
(※1) 2価または4価のHPVワクチン(サーバリックスRまたはガーダシルR)を接種した後に9価ワクチン(シルガードR9)を接種することに対する効果やリスクについての科学的知見は限定されていますので、ご注意ください。

接種費用

 無料(全額公費負担)

※ただし、接種期間内に接種したもののみが対象です。(1,2回目は接種期間内で、3回目は接種期間外の場合、1,2回目は無料、3回目は全額自己負担となります。)


持ち物

 ・身分証明書(現住所と生年月日が分かるもの)

 ・親子手帳

※詳しくは各医療機関へお問い合わせください。(親子手帳を紛失している場合、市町村の発行する予防接種履歴の持参を求められる場合もあります。予防接種履歴は接種当時住んでいた市町村に申請していただくことになりますが、岡山市の場合、お手元に届くまで1週間かかりますのでお早めに申請ください。)


実施場所

 市内実施医療機関


※対象期間中は岡山市内で5万人ほどの方がHPVワクチン定期接種の対象となりますので医療機関の予約がとりにくい状況になる可能性がありますが、ご理解いただくとともに、早めに医療機関にお問い合わせいただくことをおすすめします。

※医療機関によっては1種類のワクチンのみ取り扱っている所もあります。接種を中断されていた方はこちらも併せて医療機関にお問い合わせください。


市内実施医療機関一覧

HPVワクチンを任意で接種された方へ(接種費用の払い戻し(償還払い)について)

  令和4年6月1日から、償還払いの制度がスタートしました。


 【助成対象】

  平成9年4月2日から平成17年4月1日生まれの女子のうち
  令和4年4月1日時点で、岡山市に住民票があり
  かつ
  次の条件に当てはまる人

  (条件)
  1  16歳となる日の属する年度の末日までに子宮頸がんワクチンの
    定期予防接種を3回接種し、完了していないこと
  2  17歳となる日の属する年度の初日から令和3年度の末日までに
    日本国内の医療機関で子宮頸がんワクチン(2価もしくは4価)の
    任意接種を受け、実費を負担したこと
      3  償還払いを受けようとする接種回数分について、キャッチアップ接種を
            受けていないこと            


 【対象となる予防接種】

  上記条件にもあるように
  子宮頸がん(HPV)ワクチンのうち、
  2価 サーバリックス または 4価 ガーダシルに限る
  (※9価 シルガードは償還払いの対象外)


 【助成金額】

  接種時に医療機関に支払った額と岡山市が定める基準額を比較し
  金額の低いもの
  (予診のみの費用や、文書料は償還払いの対象外)


 【申請書類】

  ご申請を希望される方は、事前に必ず下記へお問い合わせください。

関連情報

9価HPVワクチン接種のお知らせリーフレット(キャッチアップ版)[PDF:695KB](厚生労働省)

小6から高1相当の年齢の女子への接種について(定期接種)

小学校6年から高校1年相当の年齢の女子へのHPVワクチン接種については、定期接種となります。対象者や接種方法等については、下記のページをご覧ください。

子宮頸がん検診について

子宮頸がんワクチン接種で、全ての子宮頸がんを予防できるわけではありません。

早期発見のため、ワクチン接種を行った方も20歳になったら必ず2年に1度の子宮頸がん検診を受けましょう。


詳しくは岡山市のHP、「がん検診・特定検診・後期高齢者等検診」のページをご覧ください。

お問い合わせ

保健福祉局保健所感染症対策課 企画調整係

所在地: 〒700-8546 岡山市北区鹿田町一丁目1番1号 [所在地の地図]

電話: 086-803-1262 ファクス: 086-803-1713

お問い合わせフォーム