岡山市域ではそれぞれの大学が様々な子育て支援に取り組んでいます。
その中から今回は学校法人山陽学園大学の子育て支援活動「Sanyo子育て愛ねっと実行委員会」をご紹介します!
山陽学園大学・山陽学園短期大学では、「愛と奉仕」の理念のもと、専門職としての高い知識や技能を生かして、ボランティア活動など地域との交流を通して社会に貢献できる人材の育成に努めています。
「Sanyo子育て愛ねっと」は、幼児教育、食物栄養、看護の3学科が連携し、町内会や民間企業などの地域の人たちと一緒に、保育や食育、看護といった分野から行う子育て支援活動です。
私たちは、地元の保育園・幼稚園・町内会とつながって、地域の子育ての輪を広げていくこと、民間企業など地域の様々な立場の人たちと連携した取り組みを進めて行くことを目標としています。
また、学生にとっても、貴重な学びの場となることで、地域貢献の意識を高めることを目指しています。
健康や食をキーワードに、親子と学生が気軽に触れあえる親子交流広場として、さまざまなイベントを定期的に行っています。平成24年度は、地元の製紙会社(大江紙器)と協働して「健康わくわくスタンプラリー」を開催しました。
「Sanyo子育て愛ねっと」の活動の様子は、山陽学園短期大学のホームページ別ウィンドウで開くからもご覧になれます。
平成24年11月、3学科と地元企業が協働した「健康わくわくスタンプラリー」が開催され、多くの親子連れでにぎわいました。
地元企業『大江紙器』と協働で作ったダンボール製の大きな迷路に、子どもたちが一斉に集まり、出口を探して駆け回ったり、あちこちのトンネルをくぐったりと、学生のお姉さんやお兄さんにサポートしてもらいながら、元気良く遊んでいました。
子どもたちは手に付いたばい菌が見える液体を塗ってもらい、どうして手洗いが大切なのか納得した様子でした。また、正しい手洗いを教えてもらい、感染症予防の習慣も学んでいました。
読み上げた名前からどの食物かを当てる「食育カルタ」と、箱の中の野菜を手で触っただけで当てる「野菜当てクイズ」は、子どもたちが食品の名前やかたちについて学ぶ良い機会になっていました。また、学生の特製「ヘルシー汁」がふるまわれ、みんなで美味しくいただいていました。
みんなそれぞれが輝いている!
待ちに待った健康わくわくスタンプラリー
地元企業とのコラボレーションによる子育て支援活動が実現できたことで、地域とともにある開かれた大学のあり方が見えてきたような気がいたします。
今後も大学・短大の特色を生かしつつ、参加者のニーズを取り入れ地域に根差した取り組みをして行きたいと思います。
山陽学園は、明治初年いち早く地方の先覚者によって創設され、現在、女子中学校、女子高等学校、大学、短期大学ならびに附属幼稚園を持つ総合学園を構成しています。
その教育の基調をなすものは「愛と奉仕」の精神であって、この精神を培うことによって人格を高め人類社会に対する連帯の意識を養ってきました。
一人ひとりの個性を尊重し、専門的な知識、技能と人間力を兼ね備え、価値観の多様化した社会にあって、多様性を尊重しつつ新しい価値観を創造できる自律した人間を育てています。
学校法人 山陽学園 山陽学園大学 山陽学園短期大別ウィンドウで開く
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