家族や親戚一同がそろうお正月には、特別な料理「おせち」が欠かせませんね。しかし、「おせち」は濃い味付けのものが多く取り分けづらいのと、いちから作り直すのはなかなか手間がかかります。今回はいつもの離乳食をちょっと工夫して、お正月の雰囲気を味わえる離乳食をご紹介します!
「おせち」とはお正月をお祝いする特別な料理で、縁起が良く日持ちする食材を重箱に詰めた料理です。また、それぞれの料理や食材には様々な願いが込められています。
離乳食後期の乳幼児に向けたメニューのご紹介です。味付けや調理は、子どもの月齢に合わせて調整してください。
【メニュー】
鏡餅風 マッシュドポテト
かぼちゃ金団
ブリの照り焼き
茶わん蒸し
人参と大根の飾り切り
材料:じゃがいも 2個 、小松菜 少量 、かぼちゃ金団 少量 、ダシ 適量
1.じゃがいもは皮と芽を取り除き水に浸しておきます。浸るくらいのダシと鍋に入れ火にかけましょう。
2.竹串が通るまでやわらかくなったら火を止めます。鍋からじゃがいもを取りだしたら冷めないうちにつぶしましょう。
3.鏡モチのように形を整えたら完成です。みかんの部分はかぼちゃ金団、葉っぱの部分はゆでた小松菜で代用しましょう。
つぶしたじゃがいもが硬い場合は、ダシを加えて調整しましょう。
材料:かぼちゃ 1/8個 、ダシ 適量
1.カボチャは適当な大きさに切り、皮はそぎ落とします。浸るくらいのダシと鍋に入れ火にかけましょう。
2.竹串が通るまでやわらかくなったら火を止めます。鍋からカボチャを取りだしたら冷めないうちにつぶしましょう。
3.一口大をラップでくるみ、上部をきゅっとしぼって形を整えたら完成です。
材料:ブリ 1切れ 、しょう油 大さじ1 、水 大さじ1 、砂糖 大さじ1/2
1.フライパンに軽く油をひいて両面焼きましょう。中までしっかりと火を通したら、しょう油と砂糖で味付けをします。
2.皮や骨を取り除き、食べやすいように身をほぐしたら完成です。
材料:卵 1個 、ダシ 70ml 、にんじん 少量 、小松菜 少量
1.粗熱がとれたダシと溶き卵をまぜます。この時、卵をザルでこしながら加えましょう。
2.耐熱容器に茹でたにんじんのみじんぎりを入れ、1の液をそそぎます。
3.ふわっとラップをかけた後、爪楊枝で数か所穴をあけ、500Wのレンジで3分加熱します。ゆでた小松菜をのせたら完成です。
レンジで加熱後まだ固まっていない場合は、10秒ずつ様子をみながら追加で温めましょう。
離乳食の基本はうす味!ダシを取り入れるとうま味が足され、調味料を使わなくてもおいしくなります。
こんぶ・かつお・煮干しそれぞれのダシのとり方をまとめているので、こちらもチェックしてね!