離乳食は基本うす味ですが、だしを取り入れることでうま味が足され、調味料を使わなくてもおいしくなります。
素材の味を引き立たせるだしを上手に使い、赤ちゃんの味覚を発達させる手助けをしてあげましょう。
1.昆布と水を一緒に鍋の中に入れ、30分置いておきます。
(時間がない場合はすぐに火にかけてもかまいません。)
2.30分経ったら、鍋を火にかけます。鍋のふちに泡がプツプツと出てきたら、沸騰直前です。
3.沸騰直前に昆布を取り出したら、おいしいこんぶだしの出来上がりです。
昆布のにおいがだしに付き過ぎるとおいしくないので、火にかける時にふたはしないようにしましょう。
1.鍋に水を入れて火にかけます。沸騰したら、かつおぶしを一度に加えます。
2.かつおぶしを加えたら、火を止めて、かつおぶしが沈むのを少し待ちます。
3.かつおぶしが沈んだら、ザルなどでこして、出来上がりです。
強くしぼるとえぐみが出てくるので、こすときはしぼらないようにしましょう。
だしを作り置きしておく場合は、製氷皿などを使うと、一度に使う分量だけ取り出せて便利です。
(冷凍しておく場合でもできるだけ早く使い切りましょう)
1.煮干しの頭とはらわたを取りのぞきます。
2.煮干と水を鍋の中に入れ、中火にかけます。沸騰したら弱火にして、1分から2分煮ます。ふたはしません。あくが出たらすくいます。
3.ザルなどでこすと出来上がりです。
だしにえぐみが残らないように、煮干しの頭とはらわたはきれいに取り除きましょう。