常設展内企画展示「坪田譲治とびわのみ文庫」

「びわのみ文庫」は、岡山市出身の文学者、坪田譲治（1890年生、1982年没）が、戦後、東京の西池袋にあった自宅の敷地内に設けた児童書と児童文学研究書の文庫です。彼はここで子どもたちと直に接して自身の文学活動の糧としましたが、さらに大切なのは、そこが児童文学雑誌『びわの実学校』の編集・発行を通じて、戦後日本の児童文学を担った数多くの後進作家を育てた場所であったことでした。
当館は、2011年に文庫の建物が惜しまれつつ解体された際に、かつての文庫の様子をうかがえるように、内装と備品の一部を譲り受けています。そこでこのたびは第36回坪田譲治文学賞の発表にあわせて、坪田譲治が心血を注いだ『びわの実学校』誌の編集活動や、文庫の運営の様子がうかがわれる資料を展示し、彼が文庫を舞台にして行った活動を紹介します。
 

岡山シティミュージアム　5階常設展示室

令和3年2月16日（火曜日）から3月7日（日曜日）までと3月13日（土曜日）から3月28日（日曜日）

午前10時から午後6時（入場は午後5時30分まで）

2月22日（月曜日）、3月1日（月曜日）、3月8日（月曜日）、9日（火曜日）から12日（金曜日）、15日（月曜日）、22日（月曜日）

• 65歳以上の方
  （注意　シルバーカードなど年齢を確認できるものをご提示ください）
• 身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、自立支援医療受給者証、心身障害者医療費受給資格者証、特定疾患医療受給者証、特定医療費(指定難病)受給者証、小児慢性特定疾病医療受給者証又は介護保険被保険者証を有する人とその介護者1名
  (注意　いずれも身体障害者手帳等を入場の際にご提示ください。)
• 保育園児、幼稚園児、小学生、中学生を学習活動のために引率して入館する場合の引率者
  （注意　入館料減免申請書の事前提出が必要です。）

別ウィンドウで開く

団体でのご来館を予定されている場合は、次の点にご注意ください。

1. 20名以上での来館を予定されている場合は、20名以下のグループに分かれるなどして、時間差でご入場ください。
2. 団体代表者のお名前、ご連絡先電話番号、入場人数等を会場受付にてご明記ください。
3. 団体代表者から当日来場者へ、緊急時に連絡がとれるよう、参加者全員の連絡先をご確認ください。
4. 会場内では2メートル以上の距離を空けてご鑑賞ください。

JR岡山駅西口向かい、リットシティビル南棟5階
岡山駅中央改札を出て西にまっすぐ。東西連絡通路を西に進むと左手に当館が見えます。

岡山シティミュージアム　電話　086-898-3000（月曜日休館、午前10時から午後6時）

新型コロナウイルスの感染拡大により、イベントの中止や内容が急遽変更となる場合がございます。
予めご了承ください。