岡山の歴史や文化を紹介する常設展で、今回は当館所蔵品と寄託品のうち「古備前木村コレクション」、「備中足守藩木下家資料」、および現代のガラス作品や木工作品などを通じて岡山の工芸を中心にご紹介します。とりわけ「古備前木村コレクション」のコーナーでは、窯の中での炎の変化による発色、表面の仕上がりである「窯変」と「細工物」を取り上げ、「木下家資料」のコーナーでは、婚礼調度品を展示します。
岡山シティミュージアム 5階展示室
令和5年4月8日(土曜日)から6月25日(日曜日)
午前10時から午後6時(入館は午後5時30分まで)
毎週月曜日 ※5月1日(月曜日)は開館
対象 | 個人(1人) | 団体(有料対象者20名以上の場合)の料金・1名あたり |
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一般 | 310円 | 250円 |
高校生・大学生 | 210円 | 160円 |
中学生以下 | 無料 | 無料 |
以下の方は免除となります。
岡山シティミュージアム
【古備前 木村コレクション】
昭和59年に市内在住の木村誉平(きむらたかへい)氏から岡山市へ寄贈された木村コレクションから、窯変と細工物をテーマに11点を展示します。
「馬盥四足大鉢」 江戸前期(当館蔵)
当館へ寄託されている木下家資料から、幕末に足守藩主・木下利恭(きのしたとしもと)へ陸奥国二本松藩丹羽家から嫁いだ琴(こと)姫の婚礼調度品7点を展示します。
「散金唐草文湯桶」 江戸時代 木下家資料(当館寄託)
2.現代の工芸
当館所蔵の現代工芸品から、山口松太(やまぐちまつた)、小川一洋(おがわいちよう)、坂野定香(さかのしずか)、金重陶陽(かねしげとうよう)、深田恒弘(ふかだつねひろ)、新谷良造(しんたにりょうぞう)、赤澤清和(あかざわきよかず)の7人の作家の作品と、関連品を展示します。
その他
JR岡山駅西口向かい、リットシティビル南棟4・5階(常設展は5階)
岡山駅中央改札を出て、東西連絡通路を西に進むと左手に当館が見えます。
所在地: 〒700-0024 岡山市北区駅元町15-1 [所在地の地図]
電話: 086-898-3000 ファクス: 086-898-3003