「岡山市立岡山後楽館中学校夜間学級に関する協定」の締結について
戦国宇喜多家の大河ドラマ誘致に向けたプロモーションについて
「岡山市SDGs推進パートナーズ」(第3期事業者募集、応援団増員等)について
添付ファイル
皆さん、おはようございます。それでは、9月25日の定例会見を始めさせていただきます。まず、案件ではございませんけれども、石川県能登地方の豪雨災害で亡くなられた方々に哀悼の意を表するとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
岡山市では、広域大規模災害時における指定都市市長会行動計画に基づき、今後要請があれば対応する予定としております。準備しているところであります。取りあえずは、指定都市の市長会からは、石川県に近いということで、石川県珠洲市に浜松市が対口支援を行うことが9月23日に決定したところであります。まずは、中部地方から対応していくということのようでございます。
次に、案件に入らせていただきます。中学校を卒業していない人、または卒業していても様々な理由で十分に学ぶことができなかった人の義務教育の学び直しの場として、令和7年4月に岡山後楽館中学校内に夜間学級――いわゆる夜間中学でありますが――を設置いたします。設置に当たり、全6回の授業体験会やシンポジウム、入学説明会などを実施し、周知を行ってきたところであります。
また、この事業は、岡山連携中枢都市圏の事業として位置づけてもいます。このたび連携協約に基づいて協議を行い、連携市町のうち玉野、備前、瀬戸内、赤磐市の4市及び和気、早島、吉備中央町の3町と岡山市立岡山後楽館中学校夜間学級に関する協定を令和6年10月1日に締結することとしたので、お知らせをいたします。この協定によって、入学対象者が岡山市に住んでいる方のほか、4市3町に住んでいる方も入学できるようになったところであります。
授業料は無償であります。光熱費については、本市を含む5市3町が生徒数に応じて応分の負担をすることとしております。なお、県も人件費の一部を負担する予定と聞いております。令和6年9月28日に今年度最後の入学説明会を(西大寺緑花公園)百花プラザで開催し、10月1日から入学願書を受け付けます。12月には入学予定者を決定し、3月に入学対象者説明会を行った後、令和7年4月に入学となります。
夜間学級への入学希望者は、これまでの入学説明会への参加者数が14名であったことから、現在のところ十数名程度と想定をしているところであります。その14名の内訳でありますが、岡山市が12人、赤磐市が1人、早島町が1人となっております。岡山市民の方はもとより、今回協定を結んだ4市3町にお住まいの方で義務教育の学び直しをしたいと思われている方はぜひ説明会にお越しいただき、入学を検討していただきたいと思います。
なお、今回協定を結んだ4市3町以外の市町村からも岡山市の夜間中学に受け入れてほしいとの声があれば、岡山市としては積極的に対応させていただきたいと思います。なお、倉敷市については現在協議中でございます。
次の話題ですが、戦国宇喜多家のプロモーションであります。昨年11月に戦国宇喜多家を顕彰する会~大河ドラマ誘致を目指して~を設立し、岡山県内全市町村にも応援いただいているところであります。10月から行うプロモーションについて、3点発表させていただきます。
まず、1点目です。大河ドラマ誘致の署名活動を開始いたします。署名はNHKへ提出するとともに、署名活動自体をプロモーションの一環として認知度向上につなげていきます。開始日は、10月12日土曜日であります。手書き署名とウェブの署名両方で行いたいと思います。手書き署名については、岡山城に常設スポットを置くほか、今後顕彰する会のメンバーや県内市町村などにも協力を呼びかけ、また県外の大型イベント等でも署名活動を行い、全国から集めてまいります。署名の目標数は、宇喜多直家公が領有した備前、美作、播磨の一部、総石高約50万石にちなみまして、50万人といたします。目標に向かって取り組む中で、節目節目で署名数をお知らせしてまいります。
2点目、大河ドラマ誘致に向けてロゴマークを制作いたしました。(モニターを指し示しながら)「わしらも大河になりたいが!」というロゴ、皆さんロゴどう思われますかね? 岡山出身の人も岡山の外から来られた方も…これ岡山弁なんですよ。実は、いろんな歴史小説を見てると、例えば堺屋太一さんの小説では、(直家公の妻の)おふくさんは関西弁でしゃべってるんです。だから、なかなか私なんかは読んでてイメージがつかめないような感じがするんですが、宇喜多直家公、秀家公がこういうことをしゃべってたかどうかは分かりませんが、岡山に愛着を持ってもらうという意味で実行委員会の皆さん方が考えてつくられたもので、私もすばらしいなと思っております。
10月12日から配布するパンフレットや公開するウェブサイト、ポスターなどに使用するほか、ステッカーの制作なども予定しており、様々な場面でこのロゴマークを印象づけ、大河ドラマ誘致活動を広く浸透させていきます。
3点目、県内外の城郭や武将隊が集まる、「集え!岡山城」を、秋のおかやま桃太郎まつりと合わせて10月12日土曜日と13日の日曜日に、岡山城一帯で開催いたします。会場には宇喜多ブースを設け、署名コーナーを設けたり、宇喜多家の人物を紹介するパンフレットを配布いたします。姫路市や釧路市、瀬戸内市など県内外から13のブースも出展し、観光PRや特産品の販売を行います。また、宇喜多研究の最前線に迫るトークイベントや公募の市民らが練り歩く武者行列を行います。グルメブースや子供向けイベントなども充実させ、たくさんの方にお越しいただきたいと考えております。これに加え、皆さん方にお配りをしてます岡山市広報紙10月号では特集を組み、宇喜多家と岡山城の紹介をしています。今後も様々な手法を通じて宇喜多家を発信し、彼らを知ってもらうことで地元の誇りを醸成し、その魅力を全国に向けて発信していきたいと考えております。
最後に、岡山市SDGs推進パートナーズについてであります。これは、経済、社会、環境の調和した持続可能な社会の実現を目的に、SDGsに積極的に取り組む事業者を登録する制度であります。登録事業者が増加することによって、地域経済の活性化や社会課題の解決につながるものと考えます。企業にとっては、登録事業者のSDGsの取組が見える化され、事業者の企業価値や認知度の向上が図られるというメリットがあります。令和4年度の制度開始以降、現在336事業者と多くの企業などに登録をいただいております。各登録事業者による子供食堂の運営や寄附、廃棄物の削減等様々なSDGsの取組が進められております。
また、今月登録事業者へ行ったアンケート調査によると、回答数中約5割の事業者が登録後に従業員に変容が見られた、SDGsを意識して新たに事業を始めた、または充実させたと回答しており、登録をきっかけとしてさらにSDGsの取組を推進したり、様々な登録の効果を実感したりするなど、本制度が事業者に一定のインパクトを与えていることが分かった次第です。
そこで、SDGsに取り組む事業者の裾野をさらに広げていくため、10月18日から第3期の登録事業者の募集を開始いたします。登録を検討される事業者の皆様は、ぜひこの機会に応募していただきたいと思います。
また、登録事業者の支援を目的とした岡山市SDGs推進パートナーズ応援団を増員いたします。この応援団は、現在金融機関や経済団体など7団体で構成しており、脱炭素のコンサルティングやSDGs実践講座などの支援メニューの提供や情報発信、情報共有などを行っていただいています。
このたび新たに岡山北、西、南、赤磐の各商工会と東京海上日動火災保険株式会社の5者に加わっていただくこととなりました。これにより、登録事業者へさらに幅広い支援が提供できるようになります。10月1日に協定締結式を行い、登録事業者への支援の層を厚くしてまいりたいと思います。
さらに、事業者にとってより魅力的な制度となるようメリットを拡充いたします。具体的には、従前からの岡山市ホームページの事業者名等の公表やロゴマークの使用といったメリットに加えて、登録事業者が賞味期限の近づいた商品や型落ち商品を割引販売するECサイト、クローズドマートを利用できるようにいたします。この仕組みにより、登録事業者の従業員が賞味期限が近づいた商品等を購入することで、商品ロスの削減や廃棄物削減に貢献できるものと考えております。
今後もSDGs推進パートナーズ制度を通じて、SDGsに取り組む事業者の輪が広がり、持続可能な社会の実現に向けて経済界のSDGsの取組が促進されることを期待いたします。私からは以上です。
○記者
最初から案件と別で恐縮なんですけども、3期目の残りの任期が間もなく1年になられるんですけども、2013年のご就任以来、幾つかお伺いしたいんですが、まず成果とか実績について、あと現状とか、あと課題、あとやり残した、積み残したこと、そういったことについていかがでしょうか。
○市長
選挙に出るときにいろんな先輩たちからアドバイスを受けたんですけど、「首長になったからといってすぐにその町が大きく変わっていくわけではない」と。「しかしながら、10年たつと変わっていく。それはやっぱり責任を持っていかなきゃならないぞ」っていうことを言われました。そういう中で、市民の皆さん方、また議会の皆さん方とも話をしていくと、うれしいことに岡山の町は大きく動いていると言われることが多々あります。各論はここでは省略いたしますが、そういう面では大きな変化は起こしたんではないかということを自負しているところであります。
そのほかに、各論として1つだけ申し上げれば、私は当初も議会で申し上げたんですが、今の岡山の現状を考えていくと、もっともっと子供に焦点を当てていかなければならないだろうというように思いました。今回の議会でも話したんですけど、私の最初の予算の平成26年から今年の令和6年の予算を比較してみると、子育て系の児童福祉費は1.6倍になっております。教育費は2.4倍で、教育費は職員給与が入ってますんで、それを取り除いていくとやはり1.6倍ということで、相当数こちらにシフトをしていったなというように思っております。
おかげさまで、まだまだ放課後児童クラブ等々に問題はあるものの、全体として保育等のいわゆる子育ては、待機児童はなくなりましたし、お母さん方、お父さん方が安心して子供を預けられるようにはなったのかなというように思っております。教育についても、教育委員会、各校長、各先生方の努力により、学校での生活も私は充実してきたのかなというように思ってます。今はまだ学校の生徒が過ごす環境の整備にいそしんでいるところではありますけれども、そういう面では子供への投資にシフトしていくっていうのはある程度できたんではないかなというように思っております。
ただ、総合計画に基づいてはやっているんですけれども、全てにおいて満足のいくところにはなってませんし、日々市民の皆さん方からこういった点もやるべきじゃないか、注意すべきじゃないかというようなことを伺います。我々の市役所の職員も非常に前向きにはなっておりますけれども、まだまだ課題は多いということで、残された任期、精いっぱい努力をして、よりいい方向に持っていきたいと思っています。
○記者
あと、この新庁舎も建設中でして、路面電車の環状化ですとか、あとバスの再編ですとか、あと周辺部では人口減とかもあったり、そういう中で4選というのは目指されるんでしょうか。
○市長
あと一年になったところではありますけれども、今、全く決めているわけではありません。もう少し近くなって、私として残しているものが一体何なのか、これから何ができるのか等々を考えながら、最終意思決定をしていきたいと思います。
○記者
発表いただいた1件目の夜間中学についてなんですが、今回、4市3町に広げられるということで、市長としてはそこに対する思いを改めて教えていただけないでしょうか。
○市長
これは結構長い間議論をしてきたところでありまして、なかなか需要っていうのがはっきりしないということで、相当期間悩みました。一つの背中を押す契機が、菅内閣のときに、総理が都道府県そして政令市には一つ必要なんじゃないかというようなことを言われました。確かに需要が表面化していなくても、相当数の望んでおられる方、この夜間中学の実現を望んでおられる方がいるんではないかということで、前に向いて進んでいこうということで、前の教育長と相談して進むことになったわけであります。
平成31年にニーズ調査をやらせてもらって、やっぱり一定数はおられるだろうということで、今回踏み切ったということであります。4市3町、岡山市を入れて5市3町がここで動き出したということでありますが、我々としてはそれで完結ということではありません。できるだけの関係の市町村にも入っていただいて、まだ学びたいと、十分じゃないという方には教育が受けられるようにしていきたいというように思ってます。
○記者
ありがとうございました。その上で、4市3町、(岡山)連携中枢都市圏では総社市ですとか津山市などもあると思うんですが、この4市3町になった理由っていうのは何かあるんでしょうか。
○市長
ここは、(岡山)連携中枢都市圏の事業として毎年会議を開かせていただいております。そこで担当のほうから、我々として夜間中学を具体的に考えていきたいけど、当該エリアの中にそういう希望される方がいたら、一緒にやりませんかという話を申し上げ、そして今、申し上げた4市3町の方が、それは参加したいというように言っていただいたということであります。
連携中枢都市圏っていうのは、一つの中核都市を中心として、その周辺地域で様々なことを連携していこうという集まりでありますから、一定の効果は果たしたと思うんですが、だからといって、じゃあ(岡山)連携中枢都市圏に入っていない、倉敷は倉敷で連携中枢都市圏をやっていますから、そういったところとの連携はまだ十分ではないということで、今、協議中でやらせていただいておりますが、せっかくやるんであれば、多くの手を挙げる人が受けられるようなそういう施設にしたいなというように思っております。
○記者
宇喜多家の大河ドラマ誘致のプロモーションのことで伺います。こちらは、署名活動の主体は岡山市が署名活動の中心になってされるということでよろしいんですかね。
○担当課
「(戦国宇喜多家を)顕彰する会」として署名活動はさせていただきます。
○記者
じゃあ、「(戦国宇喜多家を)顕彰する会」が主体となって行われるということでいいんですかね。それと、これ50万の署名を集める目標を掲げておられますけれども、目標の時期というのは設定されています?
○市長
いや、そこまでは考えてないです。50万って一言で言っていますけど、大変な数字であります。歴代を見ても、たしか「真田丸」は相当数いっていますが、今もいろんな活動をしているところは、なかなか数字が伸び悩んでいるところもあります。それほど簡単に私はいくと思っているわけではありませんが、ただ目標は大きく持って、特に宇喜多家って岡山にとってどういう意味を持つのかということを市民県民の方に考えていただける機会になればというように思っています。
岡山の街をつくったのは、紛れもなく宇喜多直家、秀家親子であるわけでありまして、そういう面から我々の歴史をもう一回振り返ってもらって、理解を深めていただければというその一環でもあるわけであります。
○記者
あともう一点、10月12日、13日に開かれるイベントなんですけれども、これは署名活動のキックオフイベントという位置づけでよろしいんですかね。
○市長
いや、それだけじゃない。(担当課を指名し)はい、どうぞ。
○担当課
署名活動のキックオフでもあるんですが、それ以外にも岡山城一帯に県内外の城郭ブースを設置してPRに努めたり、ほか「秋のおかやま桃太郎まつり」との連携もやったりする一大イベントとしておりますので、宇喜多家のPRも含めて盛大にやらせていただこうと考えております。
○記者
あともう一点、すみません。先ほど、任期1年で、あと残り1年間取り組む中で、今後の進退を判断したいというお話がありましたけれども、今、路面電車の乗り入れとか、庁舎の整備とか、大型事業が進んでおりまして、あと待機児童の問題に関しても2年延期ということもありました。今後、継続して市政運営に当たる必要性については、市長としてはどのようにお考えでしょうか。
○市長
私は、まだまだ十分じゃないと思っております。今、周辺部の話がありましたけれども、周辺部の方の、例えば一つ足を確保するっていうだけでも割と大変なことであります。岡山市、人口70万のところに9社バス会社がある。これは、全国でも例を見ないものであります。そして、なかなか調整がうまくいかなかったんですけれども、昨年みんなで一緒になって足を守ろうということがようやくできました。ただ、これから一定の路線は提示しておりますが、それでいいのか、まず運賃はどうするのか、今のように本線と枝線を分けて行くけれども、それがスムーズに行けるのか、様々な問題が出てくると思うんですね。これは、1年や2年で解決する話では私はないと思っております。
市民の皆さん方と話をし、それらを踏まえた議員の皆さんも、この点について非常に前向きに捉えておられます。そういった方々と話をし、一つ一つ階段を上っていかなければならないということで、ぜひ継続してやらなければならないというようには思っております。ただ、それが私の進退と若干リンクするのかもしれませんけれども、明確にリンクする話でもありませんし、それらについてはまたしかるべきときに判断させていただきたいと思います。
○記者
夜間教室についてです。この夜間教室は、中学の卒業の認定資格が得られる夜間中学を目指されるんでしょうか。それとも、それ(夜間教室)と同義なんでしょうか。そのあたりいかがでしょうか。
○市長
いや、中学の卒業資格が得られると。
○記者
岡山には、本当に全国に珍しいというか、誇れるぐらいの自主の夜間中学がありますよね。そのあたりを見学させていただいた、取材させていただいたときに、本当に中学卒業資格に値しないんじゃないかというような勉強をされている、本当の基本の基本を勉強されている方も、特に外国の方とかいらっしゃったりするんですけれども、その辺のニーズと、実際に通うという実際の行動とのリンクというのはなかなかないと思います。その場合、市長は今後どういうふうになっていけばいいとお考えでしょうか。
○市長
教育委員会が目指すべき学校を整理しています。私は、それを少し話をした上で、教育委員会のほうから、今の質問に対して、ちょっと答えてもらいたいと思います。
目指すべき学校像ですが、一つは「多様性を尊重する学校」。これ本当にいろんな人がいますから、一般的な中学っていうのとは随分変わってくる。だけど、いろんな人を受け入れる、こういう多様性ってのは、不可避だということです。
2点目が「安心して学べる学校」。今まで、それぞれの人、どこで学べばいいのかなかなか分からなかったというところが、安心して学べるっていうところを提供しようじゃないかと。そして、これを終えて、新しく卒業して、社会に出ていく、「挑戦する、挑戦できる学校」。多様性、安心、挑戦という3つのワードを教育委員会は掲げております。私も賛同をしているところでありますが、(担当課に)具体的にコメントをしてください。
○担当課
先ほどのご質問、中学校卒業の学力といった面での認定ということだと思いますが、夜間中学では特別の教育課程というのを組みまして、個別にも対応をしながら、学びっていうのを提供していく学校であります。それに対して、しっかりとサポートしながら、卒業までしっかりと見ていきたいと考えております。以上です。
○記者
最後にさせていただきますが、自主夜間中学との例えば連携であったりだとか、そういういったことは今のところお考えでないでしょうか。
○市長
こっちは正式な中学でありますけれども、ただ同様のことが、似たようなことをやっておられると、これは何か倉敷でもあると聞いています。そういったものが、連携っていうか、お互い何をやっていくのか、そういうことを話し合いながら、いいものにしていくっていうのは重要だと思います。我々としては、様々な所とのコミュニケーション、これを忘れることなく、対応させていただきたいと思っています。
○記者
公立夜間中学のことで1点、伺いたいんですけども、近年夜間中学が結構外国人のお子さんとかが、よくニーズがあるみたいなんですけども、岡山市さんの共生社会の実現に向けていろいろと取組をされていると思うんですけれども、そういう視点からこの夜間中学をどのように続けたいか、お話を伺えますでしょうか。
○市長
外国籍の方をどうするかということですか。
○記者
はい。
○市長
基本的には入ってもらうだろう?(担当課に確認) そこは関係なく、日本で生活をしていく、そしてその基本がなかなか身についていないと言われる方で夜間中学に行きたいという方については、ぜひ受け入れていきたいと思っています。
○記者
夜間中学で、現在、協定が4市3町ですけど、それ以外の自治体についても希望があれば積極的に対応していきたいということですけども、ほかの自治体で希望があった場合、同じように協定を結んで受け入れるっていうような流れになるんでしょうか。
○市長
そうなると思います。実は、政令市はちょっと別にしていくと、他の市町村に関していくと、学校運営の経費っていうのは学校の設置者が出すんです、経費を支出すると。ただ、先生に関していくと、それは県が支出をしていくと、そういう構造になっております。
他の自治体から来る場合に、そういう基本を整理して、人数に応じて当該市町村にどれだけ負担をいただくか、そういったことを事前に整理をして、受け入れさせていただくということになると思います。
我々も(岡山)連携中枢都市圏での議論がどうしても中心にならざるを得なかったんで、これから広く対応していきたいと思いますけれども、皆さん方もそういう面での発信を一緒にやっていただければありがたいなと思います。
○記者
ありがとうございました。(岡山)連携中枢都市圏以外の自治体からの要望も対応するということ。
○市長
はいはい、もちろんです。それの典型的な例として、今、倉敷をお話しさせていただいたんですが、例えば隣の浅口であろうが、笠岡であろうが、井原であろうが、みんな同じであります。
○記者
これに関連して、ちょっと細かいところなんですけど、14人説明会にいらっしゃったという、この14人の方の年齢層は何歳から何歳ぐらいまでというのを教えていただきたいです。
○担当課
20歳から80代の方が参加しております。
○記者
この中には、外国籍の方はいらっしゃらないんでしょうか。
○担当課
はい、おられません。この中にはおられません。
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