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平成12年度第4回総務・社会部会会議要録

[2010年1月22日]

ID:15352

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日時

平成12年10月17日(火曜日)午後1時35分から午後3時35分

場所

岡山市役所 第3会議室

出席委員

大森部会長、王委員、小石原委員、佐々木委員、堤委員、長安委員、西野委員、土師野委員、藤委員、山口委員

欠席委員

八木副部会長、国富委員、田代委員

出席職員

橋本総務局長、広瀬総務部長、斉藤次長、西崎課長代理、中村市民生活部長、曽田課長、河田補佐、折口主任

議題

  1. 男女共同参画社会推進にかかる条例に盛り込む事項等の論点整理について
  2. その他

配布資料

(1)-1.塩尻市男女共同参画基本条例
(1)-2.都留市男女共同参画基本条例
(1)-3.新座市男女共同参画推進条例
(1)-4.男女共同参画による出雲市まちづくり条例
(2)男女共同参画社会の形成の促進に関する施策の基本的な方向に関する論点整理
(3)男女共同参画社会をめざす岡山市行動計画(見直し版)

会議要録

  1. 短期間に専門的な事項を審議するため、2人の学識経験者に出席していただき、専門家の立場から意見をいただいた。
  2. 字句の表現は後日とし、今回は盛り込むべき項目について協議することとした。
  3. 条例の前文、目的、基本理念等、条例に盛り込むべき事項等について、各委員から予め提出された意見書をまとめたものを配付し、これをもとに協議を行った。
  4. 基本理念、責務規定、目的の順で協議を行ったが、いずれの項目も、論点を整理するに至らず、今回の意見をもとに事務局で整理し直し、次回再度協議することとなった。

主な意見等

基本理念について

  • 以下の4項目は欠かせないと思う。
    ・男性、女性の別なく自由・平等であり、個人としての尊厳(人権の尊重)と自らの意思の決定が尊重される社会
    ・家庭における固定的な役割分担を見直し、男女の性別に関わりなく、互いに対等な構成員として、家庭での役割を円滑に果たす
    ・男性、女性の別なく社会活動に参画し、それぞれの能力を発揮できる機会のある社会
    ・男性、女性の別なく地域、職場その他の社会活動参画の場において男女共同参画に理解を示し、支援する社会
  • 社会における制度または慣行についての配慮も盛り込む方がよい
  • 基本法に準じたらよい
  • 市民意識・実態調査から岡山の特色的なものが出てくれば、それを追加してはどうか
  • 性差を意識しない社会をつくりたいという表現はどうか。男女が気兼ねのない社会でもよい
  • 岡山のまちづくり、市民が志向する21世紀のまちづくりに配慮する必要がある。
  • シンプルにした方が分かりやすい
  • シンプルにし過ぎると、逆に、分かりにくくなる部分、抜け落ちる部分が出てくるので注意も要する。(例えば、セクハラやDVなど。)

責務規定について

市の責務

  • 男女共同参画の形成の促進に関する総合的な施策の策定・実施
  • 広報活動、教育、審議会等の女性委員の登用(目標を定めて)、DVやセクハラの被害者の支援(施設、金銭的な)、苦情の処理(事業所に対する勧告、公表)
  • 市民の苦情、悩みへの具体的な対処
  • 問題が顕在化する前の段階からの積極的な介入
  • 積極的改善措置
  • 市役所内の人事管理及び組織運営
  • 国や県との連携
  • 市の責務を沢山盛り込むことは、市民へ行政の姿勢を示すことにもなる

市民の責務

  • 特段の意見はなかった。

事業者の責務

  • 事業者の責務は大きい
  • 事業者の定義が難しい
  • 事業者の行為に行政が入り込むのは問題があるので、非常に抽象的な表現でしか書けない

教育の責務

  • 特段の意見はなかった。

目的について

  • 前文があり、目的があり、理念があるのだから、ここで高らかに大前提をうたっておけば、具体的な規定まで盛り込む必要はないのではないか。
  • 男性とか女性とか、あらゆる分野でそういう差がなく認め合って、また責任を分かち合う、調和のとれた心豊かな岡山らしいまちづくりをすすめるために条例を策定するのではないか。だから、目的はひとつ。細かく羅列する必要はない。
  • 「女性自身の社会的価値を見直して積極的に社会(生活)に参加できる環境をつくる。」は、「男女の人権を確立し、目指す社会(名称)を実現すること。」に含まれないか。それとも強調する必要から、残す方がよいか
  • 都留市の5項目に、何かひとつ岡山らしいものが加わり6項目になれば十分と思う。
  • まちづくりの観点、市の施策との関係に留意する必要があるのではないか。
  • 出雲の場合は、総合的なまちづくりという位置づけにしているが、そこまで広げなくてもよいのではないか。男女平等、共同参画というまちづくりがアレンジできたらよいのではないか
  • わかりやすさにつながることだが、ただ単に人権を尊重する社会を実現しますよということだけではなく、学齢期(中学生や小学校高学年)の子どもたちに、自分たちが大きくなったときに、こういう岡山市をつくることに参加していくんだといういう意識づけができるような言葉を入れるのがよい。
  • 岡山らしさとは、ここへ住んでよかったということではないか。
  • これが岡山の売りだというぐらいのものを、是非目的なり基本理念の中に入れてアピールすべき。そこまでやらないと、まちづくりには、つながらない。
  • 前文も含めながら、目的の中に、岡山らしさを入れていけば、特徴のある条例ができるのではないか。もっと広い意味の将来をめざしたようなものを考えながら。

その他

  • 前文、目的、基本理念のさび分けが難しい。
  • 条例の表現は、簡単明瞭なものに(法令用語を避ける、音読できるものに)するのが望ましい。
  • 岡山市民の言葉で書くのがよい。
  • 条例を読むと元気のでるようなものにしたい。
  • 都留市のフローチャートは分かりやすい。
  • 市民意識・実態調査の結果から岡山らしさが見えてきたらよい。
  • 市民の自主研究グループの意見も吸い上げたらよい。

お問い合わせ

総務局総務部総務法制企画課

所在地: 〒700-8544 岡山市北区大供一丁目1番1号 [所在地の地図]

電話: 086-803-1081 ファクス: 086-803-1840

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