平成13年度第7回総務・社会部会会議要録

平成13年12月3日（月曜日）午後1時から午後2時30分

ほっとプラザ大供　3階　第3研修室

大森部会長、八木副部会長、国富委員、小石原委員、佐々木委員、田代委員、堤委員、長安委員、藤委員、山口委員

同和対策室　高橋参与、井上室長、高取次長他

1. 岡山市のホームページ内に設けている電子掲示板に入力された有害情報の対応について
2. その他

［略］

• インターネット上の市掲示板への有害情報書き込みについては、これまで行政の裁量により削除等の措置を迅速に行ってきたわけであるが、条例を制定することでかえって迅速な措置ができなくなるのではないか。
• 人権の問題は非常に重要な問題であるということを啓蒙していく取り組みとして、今回の条例制定に同和対策室が関わっているのなら、もう少し広い意味での人権尊重にむけた考えがあってもよいのではないか。
• 公的な場におけるこういった極めて悪質な事象について、有効な方策がないからしばらく放置するとか、回避するといった姿勢は、「行政の怠慢」とのそしりを免れない。
• 市は市長部局をはじめとする様々な機関から成っており、通常それぞれで意志決定を行っているが、この問題への対応を市の行政機関すべてで統一的なものとする規範としての条例が必要ではないだろうか。
• 現実に管理が難しいのであれば、掲示板を設置しておくという危険な行為を、あえてやる必要もないのではないか。
• 市の姿勢を示すという意味で、条例制定の効果は大きい。条例の内容部分、記録行為の禁止や過料による抑止効果の狙い等が、効果的かどうかは別にして、条例制定の十分な根拠になるのではないか。