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平成12年度第3回総務・社会部会会議要録

[2010年1月21日]

ID:15348

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日時

平成12年9月25日(月曜日)午後1時30分から午後3時47分

場所

ほっとプラザ大供 第3研修室

出席委員

大森部会長、八木副部会長、王委員、小石原委員、国富委員、佐々木委員、田代委員、堤委員、長安委員、西野委員、土師野委員、藤委員

欠席委員

山口委員

出席職員

橋本総務局長、広瀬総務部長、西崎課長代理、中村市民生活部長、曽田課長、河田補佐、折口主任

議題

  1. 男女共同参画社会推進にかかる条例の制定について
    ア.条例制定のスケジュールについて
    イ.条例に盛り込むべき基本的事項等について
  2. その他

配布資料

(1)-1.男女共同参画社会推進にかかる条例の制定について
(1)-2.男女共同参画社会推進にかかる条例制定スケジュール
(1)-3.男女共同参画社会推進にかかる条例の制定過程概念図
(2)-1.男女共同参画社会推進にかかる条例に盛り込むべき基本的事項について
(2)-2.男女共同参画社会推進にかかる条例の制定に向けて

会議要録

  1. 今回の会議は、議題が「男女共同参画社会の推進にかかる条例の制定について」のみであり、男女共同参画社会推進にかかる条例制定のスケジュールについて説明を行った後、条例に盛り込むべき基本的事項等についての審議を依頼した。
  2. 今後、検討を進めていくうえで、“男女共同参画社会”の実現すべき姿等ベースとなる部分について共通の理解が必要であるとの理由から、資料に基づき協議が行われたが、その主な意見等は、後記のとおりであった。
  3. 次回以降、具体的な検討に入るが、短期間に専門的な事項を審議することになるので、必要に応じて外部の専門家に関係者として出席を求めることとされた。
  4. 部会の審議を円滑に進めるため、条例の前文、目的、基本理念等、条例に盛り込むべき事項等について、各委員から予め意見書の提出を求め、それをまとめたものを資料として提示することとされた。

主な意見等

男女共同参画の推進について

  • 男女共同参画は、理論で考えるのも大事だが、一般市民の意識のレベル、日常生活の実態を踏まえて推進を図っていく必要がある。
  • 行政や起業がリーダーシップを取らないと、なかなか進まないと思う。特に、行政や起業しかできないような部分を積極的に進めてほしい。そのことで、市民の意識も変わっていく。
  • 行政がリーダーシップをとると、必ず反発がある。また、役所はなにか決めたら(条例を策定したら)それで終わりということで、決めたことがあるのかないのか分からない(実行されないで終わる)という状態になるケースもある。
  • 理屈は分かっていても、具体的な行動として一般の市民の中へおりていかない。例えば、ラジオのスポットとか、小さなことの積み重ねで啓発を図る工夫はできるのではないか。
  • ジェンダーフリーかジェンダーバランスかどちらの立ち位置で考えていくべきか整理する必要がある。

条例について

  • 基本的にはだれが読んでもわかる文章が大切だと思う。
    条例は、市民の家庭生活に及ぶ(規制する)ものになるのなら心配だ。
  • 条例の一番大きな目的は意識改革だと思う。そのためにも、わかりやすい文章とすべき。
  • 家庭や職場について具体的なものを求めるというのは限界があるが、行政に関しては、条例は行政が作るものであり、自分でやろうと思えばできるのだから、できるだけ具体的な施策を盛り込んでほしい。
  • 一般の市民に浸透させていくためには、字句が非常に難解。
    形式は条例でもいいが、呼びかけ的な市民憲章のようなものであってもいいのではないか。
  • 組織に対しては、できるだけ数値目標を設定する、また、個人に対しては、だれにでもわかる啓蒙活動によって、なるべく広く、あらゆる手段を通じて行うといった二本立てで推進していく他ない。
  • 男女共同参画社会という言葉は分かりにくいので、もっと単純な一般的な言葉が使えるなら、例えば男女平等社会とかを使った方がよいのではないか。
  • 例えば、子どもの病気のときだれが看護するか、そういった具体的な事案に即して検討を行ったうえで、条例に盛り込むべきことを検討してほしい。
  • 家庭、地域、職場、教育の場など、十把一からげにしようとするところに無理があるのではないか。地域、職場、教育の場での男女共同参画は分かるが、家庭は、理念にとどめておいて自由と民主主義によるべきではないか。
  • 性役割分担が一番大きな問題だと考えるので、家庭も含めて職場、地域等あらゆる場で推進していく必要があると思う。
  • 家庭、地域、職場とか、それぞれの分野でくくれないところでの精神的なもの、理念を向上させようというのが基本法であり、またそれを受けての条例だと思う。一人の人が生きていくすべての側面をとらえなくてはならないものではないか。
  • 基本的には拘束力のない観念的な条例になっていくのではないかと考える。あとは、行動計画等の中で、具体的なものが出てくればよい。
  • 基本的なところは、最大公約数的な話、おそらく非常に理念的なものとなる。だから、岡山らしさを出すとしたら、その中のどこかを突出させるということになるのではないか。
    また、市民の意識啓発が一番大きなポイントだから、条例を制定したというところが意義が大きいのではないか。
  • これが岡山市の男女共同参画という問題についての特性だというようなデータがあるのなら示してほしい。

意見公募について

  • 12月の意見公募について、広報手段を工夫すべき。「市民のひろば おかやま」は原稿締切が早いので、難しいのではないか。
  • 新聞に取り上げてもらうと効果的。

市民意識・実態調査、情報収集について

  • 市民の意識のレベルに応じた情報収集の方策を考える必要がある。
  • 市民意識・実態調査は、それがそのまま啓蒙につながる。
  • 男女共同参画、家庭の問題を論ずれば論ずるほど、子育て、子どものことが裏にあるということをしっかり考えた上で、実施してほしい。

言葉(用語)について

  • 家内とか主人とかの言葉を使うとき、どう言うべきか分からず困ることが多い。
  • ジェンダーフリーを叫んでもなかなか改善されない。現実の問題は、ジェンダーバイアスの方ではないか。
  • 余り言葉に気をつけすぎると、逆に言葉狩りみたいになる。気にはなるところだが、会話の中では、気にしない方がいいと思う。
  • 言葉を使うときの意識が差別につながるものは、やはり改めていかねばならない。

お問い合わせ

総務局総務部総務法制企画課

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