
本当に安い?早い?美しい?-吹きガラス普及の過程を考える-
前1世紀中頃に発明された、宙吹きガラス技術。古代ローマの地理学者ストラボンは、ガラス
容器が「銅貨1枚で買えるようになった」と記していますが、彼が生きた紀元前後の東地中海
周辺地域では、吹きガラス容器は、ほとんど普及していなかったことが分かっています。この
講座では、吹きガラス容器が受け入れられていく過程について、館蔵品をもとに考察します。
講師:四角隆二(当館学芸員)
写真:マーブル文長頸瓶 東地中海周辺地域またはイタリア 1世紀(撮影:四角隆二)

開催要項
日時 2025年5月24日(土曜日)午後2時-午後4時
会場 岡山市立オリエント美術館地下講堂
参加費 館蔵品展+小企画展の入館料のみ(一般310円、高大生210円、小中学生100円)
定員 先着50名
*終了時間は前後する場合がございます。
日程、内容が変更になる場合がございます。最新情報を確認のうえ、ご来館ください。