2021年に刊行された「オリエント古代の探求-日本人研究者が行く最前線-」は、西アジア、南アジア、シルクロードで考古学調査を行っている日本人研究者9人のインタービューをもとに、日本のオリエント研究の最前線を紹介する本です。
同書の編集者、研究者による連続講演会の第8回は、イラク・クルディスタン地域の遺跡を発掘調査している西山伸一さんに登壇いただきます。
北より望むヤシン・テペ遺跡のアクロポリス(© Yasin Tepe Archaeological Project )
講師 西山伸一さん(中部大学 教授)
イラク共和国における考古学調査は戦乱等のため長らく停滞していました。しかし、近年ではクルディスタン地域をはじめ各地で発掘調査が再開しています。中部大学調査団は、2016年よりアッシリア帝国の拠点都市ヤシン・テペ遺跡で調査を実施しています。今回の講演では、その成果や現地の様相などを紹介いたします。
2017年に発見された未盗掘のレンガ墓(© Yasin Tepe Archaeological Project)
所在地: 〒700-0814 岡山市北区天神町9-31 [所在地の地図]
電話: 086-232-3636 ファクス: 086-232-5342