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南方遺跡出土 石鏃の刺さった盾

[2025年7月14日]

ID:73442

収蔵品紹介 第91回

南方遺跡出土の石鏃の刺さった盾
  • 名称
  石鏃の刺さった盾
  • 出土遺跡
  南方(済生会)遺跡

  岡山市北区国体町

  • 時期
  弥生時代中期

 南方(済生会)遺跡では多数の木製品が良好な状態で出土しました。その中には刀剣などの武器を模して作られたものや甲(よろい)など、戦いの存在を証明するものがいくつか存在します。今回紹介する盾もそのひとつです。盾は、残存長22.7cm、幅4.3cmの小片ですが、中央部に打製石鏃が刺さったままの状態で出土しました。日本では弥生時代から戦いがはじまったと考えられており、ここ岡山でも激しい戦闘があったことがわかります。矢を射かけ、盾で身を守るという、弥生時代の戦いの一幕が思い起こされます。

お問い合わせ

教育委員会事務局生涯学習部文化財課埋蔵文化財センター

所在地: 〒703-8284 岡山市中区網浜834-1 [所在地の地図]

電話: 086-270-5066 ファクス: 086-270-5067

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