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南方遺跡の戈形木製品

[2010年2月3日]

ID:5057

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収蔵品紹介 第3回

戈形木製品
  • 名称
    戈形木製品(かがたもくせいひん)
  • 出土遺跡
    南方遺跡
    岡山市北区国体町
  • 時期
    弥生時代中期

戈とは古代中国の武器の一種。長い柄に横向きに剣を取り付けたような形をしています。
南方遺跡出土の戈形木製品はその柄の部分にあたります。写真では向かって右側上部に戈を取り付ける溝が彫られており、茎のはまる長方形の穴があいています。全面に黒漆が塗られていたようで、戈がつく部分は綾杉紋で飾られています。最上部は戈の向きとは逆に屈曲しており、房飾り等をつけたと思われる小さな孔があけられています。日本国内で出土している青銅製や鉄製の戈とは取り付け方や、大きさなどが異なっており、木製の儀式用の戈が取り付けられていたものと思われます。

このページに関するお問い合わせ先

岡山市埋蔵文化財センター

電話:086-270-5066 ファクス:086-270-5067
所在地:〒703-8284 岡山市中区網浜834-1[地図別ウィンドウで開く
開庁時間:月曜日から土曜日(ただし、祝祝日および年末年始の休日をのぞく。)
午前9時から午後4時30分まで
Eメールでのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。