お待たせしました!消し太の大冒険シリーズ第4話。今回の冒険は、大きなショッピングモールが舞台、小学生の女の子が主人公です。どんな冒険が待っているのでしょうか・・・それでは、はじまりです!!
小さな消防車が話しかけてくる。
ワタシは小学4年生。今日はおばあちゃんとバスにのって、ショッピングモールに来た。このショッピングモールはおばあちゃんと二人でよく来るところ。雑貨屋でカワイイ買い物や、お昼におうどんを食べたり、ゲームセンターで遊んだり、ときには映画をみたりする。
ショッピングモールは何階もあってとても広いので、おばあちゃんは迷子になるばぁする。だから案内するのはワタシの係だ。今日も、もうお昼だ。今日は何かうどんよりほかのものを食べようか。おばあちゃんに席を見つけてあげんと。
突然、警報音が鳴り響いた。
『ビーン!ビーン!ビーン!火事です。火事です。避難してください。』
そこで、おばあちゃんが、ワタシを抱き寄せてきた。
おばあちゃん「火事、言ようるよ。避難じゃって。」
女の子「聞こえとるし!おばあちゃんはすぐ迷子になるけぇ、ワタシがちゃんと案内せんと!」
あの緑の矢印が逃げる道じゃ!
ワタシは、おばあちゃんの手を引いて、煙とは反対側の緑に光る矢印の方へ向かった。
金属のドアを開けると・・・階段だ!
おばあちゃんには、階段とエレベーターはどっちがええんかなぁ?
階段を下りて行こうとすると、下の階から声が聞こえてきた。
階段の下の方から煙があがってきた。お店の係の人が案内するのについて移動する。おばあちゃんが、ずっと手を握っていてくれた。絶対に離しちゃいけないと思っているのか、ちょっと手が痛い。でも安心だ!
消し太「大きな建物で避難するときは、誘導灯が避難経路になる。避難は階段を使って、エレベーターは使わないようにするんだ!」
消し太「階段が使えない場合は、ベランダなどの一時的に安全な場所に移動し、消防隊に手を振ったりして合図を送る。緩降機や避難袋などの避難器具は、他に避難する手段がないときに使うものだと考えてくれ。」
おしまい。
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