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たばこによる火災に注意

[2020年1月7日]

ID:19925

火災の原因となりうるものは非常に多くありますが、岡山市消防局管内で発生している火災の原因として毎年のようにワースト5にランキングされている「たばこ」についてお話します。
「たばこ」=「火事になる」というイメージは容易に想像がつきそうですが、令和元年中の火災原因では「たき火」についで2番目に多い原因が「たばこ」と依然たばこに起因する火災が多いのが現状です。

No More たばこ火災

たばこは、確実に消火した吸いがらを適切に処分する必要があります。
たばこが火災の原因となる場合はそのほとんどが不適切な処分によるものです。
以下にその一例をお示しします。

  1. 吸いがらを直接ごみ箱に捨てる
  2. 吸いがらが一杯の灰皿に捨てる
  3. 吸いがらが一杯の灰皿でもみ消す
  4. 灰皿の吸いがらを紙袋などに入れて捨てる
  5. 吸いかけにして灰皿に置き忘れる
  6. 火を消さずに投げ捨てる
  7. 吸いがらをダンボールなどに無造作に捨てる

このようにたばこによる火災は、喫煙者のマナーに起因していると言えます。
近年では喫煙率が低下していると言われていますが、それでもたばこによる火災が後を絶ちません。

たばこによる火災を防ぐポイント

屋内編

  1. 喫煙する際は、灰皿を準備し、火のついたたばこを持ったまま居室内を歩き回らない
  2. 灰皿の吸いがらはこまめに清掃する
  3. 吸いがらは、水につけるなど完全に消えたことを確認したあとに廃棄する
  4. 灰皿内の吸いがらを山盛りにしない

屋外編

  1. 灰皿が無い場所での喫煙はやめる
  2. 喫煙場所に指定されている場所で喫煙する
  3. たばこのポイ捨ては絶対にしない

加熱式たばこは火事になる?

これまで説明してきた「たばこ」とは、いわゆる紙巻きたばこについてですが、近年では急速にシェアを拡大している「加熱式たばこ」というものがあります。
加熱式たばこが紙巻きたばこと大きく違う点は直接火を使わない所にあります。
平成31年3月29日に消防庁が公表した「加熱式たばこ等の安全対策検討会報告書」によれば、加熱式たばこの火災発生危険及び安全装置等について確認したところ、様々な安全対策が組み込まれており火災発生危険が紙巻きたばこより低いことが分かった。とあります。
しかし、加熱式たばこのデバイスにはリチウムイオンバッテリーを使用しているものもあります。
携帯電話のバッテリーやモバイルバッテリーが膨張、爆発したなどというニュースを耳にしたことはありませんか?
これらと同様に、万が一、安全装置の故障や不具合などにより異常発熱や発火に至る危険が無いとは言い切れないため、定められた使用方法を守り、異常を感じた場合はすぐに使用をやめる。社外品の互換バッテリー等、メーカー保証の無いものを無理に純正品と組み合わせて使用しない等、十分注意して使用することが求められます。

禁煙第一

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