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消し太のインフルエンザ(新型コロナウイルス対策にもなるよ!)

[2020年3月6日]

ID:19934

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~飛沫感染と接触感染をぶっ飛ばせ!~
消し太の大冒険もついに第6話!この話で第1部が完結となります。第1部最後のお話はどんな大冒険が待っているのでしょうか。それでは消し太の大冒険始まりです!!

今回の主人公は小学6年生の兄と小学2年生の妹

妹「ゲホ、ゲホ。う~ん。」

小学2年生の妹がぐったりしとる。ピピッ!体温計の音じゃ。

寝込んでいる女の子

母「体温39.5℃。今、学校でインフルエンザが流行ってるから。」

インフルエンザ!かかると長いこと学校を休めるあれか!

兄「兄ちゃんにうつしてくれぇ!」

母「バカ言ってんじゃないの!」

妹に抱きつこうとしたボクは、母さんに叩かれて寝室から追い出された。叩かれた頭は痛いが、元気がなかった妹が少し笑ったからOKじゃ。

兄ちゃん

でも、妹はどうしてインフルエンザにかかったんじゃろ?学校でうつったんじゃろか?病気がうつるってどういうことなんじゃろ?

いいね

急にかけられた声の方を見ると、小さな消防車。

消し太「よっ!オレは消し太。桃の国から来た消防車だ。オレは時空をとびこえて出動することができる。」

一緒に行くかい?

兄「面白そうじゃ!」

ボクは消し太に乗りこんだ。
ボクは消し太に乗ってフワフワ浮いとる。学校じゃ。妹のクラスみたいじゃ。ありゃ、妹もおるが!

消し太「ここは2日前の学校だ。妹さんのクラスに来てる。オレたちの姿は周りから見えないから安心しな。あの男の子を見てみな。実はあの子がインフルエンザにかかってるんだ。」

元気がなさそうな男の子だ。

勉強していくぞ

その時だ。男の子が咳をした。

飛沫感染

飛沫感染はくしゃみなどのつばと一緒にウイルスが飛び出して、他の人に感染してしまうことです。

また男の子が咳をした。

兄「でも今度は口を手で押さえてウイルスは飛ばずにすんだみたいだよ。」

接触感染

接触感染はくしゃみなどを手で押さえたあとに周りのものにさわり、他の人が同じとこを触って感染することです。

兄「あ~、男の子が触ったドアノブを妹が触っちゃったよ。今度は、手洗いする前に、その手を口に当てて大あくびしとる。妹は接触感染だったんだ。」

兄「うつるんは飛沫感染と接触感染、対策はマスクと距離と咳エチケット、手洗いに消毒じゃ!」

消し太と家に帰ったボクは、まずマスクをして、そして家の換気をした。
次は距離をとらなくちゃ。僕は妹に話をした。

がんばるんだぞ
ゾーニング

家の中でも感染危険が大きい部屋、安全な部屋というように部屋を分けることが大切です。

ボクは妹にマスクを渡して咳エチケットについて教えた。

兄「上手な咳の仕方を、兄ちゃんが教えてあげる。きっと上手にできるけえな。」

ボクは薄めた家庭用塩素系漂白剤(主成分:次亜塩素酸ナトリウム)でドアノブやテレビのリモコンなどをふき取った。そして、石けんやアルコールでの手洗いの大切さを妹に話して聞かせたのだ。

兄「“その手に注意”なんじゃ。」

妹「お兄ちゃん、私が病気でばっちい(汚い)から嫌いになった?」

兄「嫌いなわけないじゃろ。うつる病気は、みんなで取り組まにゃならん。みんなの問題じゃ。一人ひとりが正しい知識で取り組むことが大切ぞ。手洗いとかな。怖いことないんじゃ。」

妹「うん。わかった。」

兄と妹
消し太

消し太「もうこの兄妹は大丈夫だな!オレの出る幕なしだ。そして、桃消防署からの新しい形のメッセージ、この消し太様の冒険譚も今回が最後の出動だ。もうすぐ人事異動だからな。」

あばよ!

第1部 完

桃之助

感染症はみんなの問題。正しい知識で冷静な対応を。

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