~飛沫感染と接触感染をぶっ飛ばせ!~
消し太の大冒険もついに第6話!この話で第1部が完結となります。第1部最後のお話はどんな大冒険が待っているのでしょうか。それでは消し太の大冒険始まりです!!
小学2年生の妹がぐったりしとる。ピピッ!体温計の音じゃ。
インフルエンザ!かかると長いこと学校を休めるあれか!
妹に抱きつこうとしたボクは、母さんに叩かれて寝室から追い出された。叩かれた頭は痛いが、元気がなかった妹が少し笑ったからOKじゃ。
でも、妹はどうしてインフルエンザにかかったんじゃろ?学校でうつったんじゃろか?病気がうつるってどういうことなんじゃろ?
急にかけられた声の方を見ると、小さな消防車。
ボクは消し太に乗りこんだ。
ボクは消し太に乗ってフワフワ浮いとる。学校じゃ。妹のクラスみたいじゃ。ありゃ、妹もおるが!
元気がなさそうな男の子だ。
飛沫感染はくしゃみなどのつばと一緒にウイルスが飛び出して、他の人に感染してしまうことです。
また男の子が咳をした。
接触感染はくしゃみなどを手で押さえたあとに周りのものにさわり、他の人が同じとこを触って感染することです。
消し太と家に帰ったボクは、まずマスクをして、そして家の換気をした。
次は距離をとらなくちゃ。僕は妹に話をした。
家の中でも感染危険が大きい部屋、安全な部屋というように部屋を分けることが大切です。
ボクは妹にマスクを渡して咳エチケットについて教えた。
ボクは薄めた家庭用塩素系漂白剤(主成分:次亜塩素酸ナトリウム)でドアノブやテレビのリモコンなどをふき取った。そして、石けんやアルコールでの手洗いの大切さを妹に話して聞かせたのだ。
妹「お兄ちゃん、私が病気でばっちい(汚い)から嫌いになった?」
妹「うん。わかった。」
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