ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

スマートフォン表示用の情報をスキップ

Language

ハレまち通り歩いて楽しい道路空間創出事業について

[2017年11月24日]

ID:7329

ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

岡山市が目指す魅力と賑わいのある中心市街地の創出に向け、岡山市の賑わいの核である「岡山駅周辺エリア」と「旧城下町エリア」をつなぐハレまち通り(旧県庁通り)において、車道を2車線から1車線にすることによる歩道の拡幅を行い、快適でゆとりある歩行空間を創出する整備が、令和4年3月31日に完成しました。

1車線化された県庁通りの様子

事業の全体像

県庁通り歩いて楽しい道路空間創出事業について

1 事業の背景

日本の人口の推移と将来人口

人口減少と少子高齢化

日本の人口は、ピーク時に1億2000万人を超え、大正14年の約6000万人から2倍以上となっております。しかしながら、現在は人口減少に転じており、約80年後には現在(平成29年)の約半分になると推計されております。また、さらなる少子高齢化が進むことも予想されております。

都市のスポンジ化

人口減少にともない、中心市街地には空き家や駐車場といった低・未利用地も増加しております。スポンジのように穴あき状になることで、街の魅力や賑わいが低下していくことへの対策が様々な都市で課題となっております。

車中心のまち

道路や駐車場など“車のため”に利用される面積は、街の多くの割合を占めます。地方都市において車は必要なものではありますが、「車中心のまち」だと、賑わいや魅力の観点からデメリットも多いです。

「車中心のまち」とは

  • 「車で目的のお店に行き、用事が済めばすぐ帰る」という行動パターンの方が多く、まちの回遊性や、まち全体の賑わいが生まれにくい。
  • 沿道に駐車場が増え、街の魅力が低下する。
  • 子育て世代や高齢者など安心して歩けない。

これらの要因により、街の賑わいや魅力が低減し、それがさらなるスポンジの穴を増やしていく、という負のスパイラルに陥ります。

まちの賑わいや魅力が低減し空き店舗や平面駐車場が増加する等の負のスパイラル

これからのまちづくり

人口増加やモータリゼーションの進む、「これまでのまちづくり」は、道路や公園など社会基盤を整備することが重要でしたが、人口減少・少子高齢化の進む「これからのまちづくり」は、これまで整備してきたストックをどううまく使うか、また様々な方にとって安心安全で快適なまちにするにはどうすればよいかを考える必要があります。

2 事業の目的

ハレまち通り(旧県庁通り)を対象に、次の2点を目的に事業を実施します。

  • 「車中心」から「人優先」の安全で快適な「歩いて楽しい」道路空間の創出
  • 幅広い年代・多種多様な方が魅力と感じる空間の創出

3 なぜハレまち通り(旧県庁通り)なの?

  • 岡山市中心市街地のおおよそ中心を東西に結ぶ通りであり、また中心部の賑わいの2つの核である「岡山駅周辺エリア」と「旧城下町エリア」を結ぶ通りでもあるため。
  • 道路幅員(15m)等、人中心の魅力を引き出すポテンシャルをもった道路空間であるため。

上記のようなハレまち通り(旧県庁通り)の特徴を活かし、中心市街地の回遊の軸、「車中心」から「人優先」のまちづくりのモデル、そしてハレまち通り(旧県庁通り)の魅力が中心市街地全体に波及していくよう、事業を実施していきます。

県庁通りの位置図

4 事業の進め方

  • 道路再整備(ハード施策)
  • 官民連携の県庁通りの魅力づくり(ソフト施策)

「車中心」から「人優先」の安全で快適な「歩いて楽しい」道路空間、また幅広い年代・多種多様な方が魅力と感じる空間を創出するため、上記の2つの観点から事業を進めていきます。

また、平成27年度及び28年度においては、社会実験を実施しております。詳しくは【県庁通り回遊性向上社会実験について】をご覧ください。

関連情報

お問い合わせ

都市整備局都市・交通部庭園都市推進課街なかにぎわい推進室

所在地: 〒700-8544 岡山市北区大供一丁目1番1号 [所在地の地図]

電話: 086-803-1393 ファクス: 086-803-1740

お問い合わせフォーム