本公演は終了しました。
特別展「ヒンドゥーの神々の物語」にちなみ、インド古典舞踊の公演を開催します。今回紹介するインド4大古典舞踊の一つバラタナティヤムは、南インドのヒンドゥー教寺院で神々にささげるために、巫女たちにより踊り、伝えられてきた舞踊です。陽光降り注ぐ当館中央ホールに展示したクリシュナの壁画の前で、神々をたたえ、祈る神聖な踊りが繰り広げられます。日時 2022年7月18日(月曜日・海の日)
1回目:午前11時から 2回目:午後2時から *各回30分程度)
出演 福田麻紀さん(アムリッタ・ダンス・カンパニー主宰)
池田綾子さん、谷口直弘さん(アムリッタ・ダンス・カンパニー)
料金 特別展入館料のみ、申し込み不要
会場 岡山市立オリエント美術館中央ホール
※公演の間は、展示場内にも音が聞こえます。
※7月18日は月曜日ですが、開館し、翌19日(火曜日)は休館します。
1. ガネーシャストゥーティ
ガネーシャ神はヒンドゥー教の神々で最も人気のある神です。なにかを初めるときに、ガネーシャ神に祈ると、障害物を取り除いて成功にみちびいてくれます。踊りの前半では各方角で守ってくださる神々に祈り、後半ではガネーシャ神を讃える歌をインド舞踊独特の手の型ムドラを使い、ジェスチャーで表します。
2. ハリリハ
クリシュナ神とラーダーの愛を称えた抒情詩『ギータ ゴヴィンダ』の一篇です。牛飼いの少年クリシュナはすべての女性のあこがれの存在です。ブリンダーヴァンの森で、大勢の女性たちとクリシュナが楽しく踊り歌い戯れている様子を踊りで表します。
3. パンチャデーヴァストゥーティ-ヴィシュヌ
5つの神々を讃える讃歌の中から、ヴィシュヌ神への讃歌を抜粋して踊ります。「ヴィシュヌ」は、あまねく行きわたる、広がる、偏在するという意味です。三大神の中では世界を維持する神様として讃えられています。ヴィシュヌ神を讃える詩をジェスチャーとリズム舞踊で表現します。
4. アンギカム
舞踊の王でもあるシヴァ神の讃歌シュローカムをジェスチャーで表します。「舞踊の王、シヴァ神よ。この宇宙は貴方の身体。宇宙の音は貴方の言葉。美しく輝く月と星は貴方の装身具。清らかで聖なるシヴァ神に全身全霊で祈りをささげます。」
5. ジャティスワラム
インド音楽の音階サ・リ・ガ・マ・パ・ダ・ニにあわせた躍動感あふれる演目です。純粋なリズム舞踊のヌリッタに属する曲目で、バラタナティヤム特有のステップが次々と繰り広げられます。
※公演日時、プログラムは変更になる場合がございます。
入場の際には、マスクをし、入り口で検温・手指のアルコール消毒をお願いします。
体調がすぐれない場合(発熱、倦怠感、味覚異常などの症状がある場合)は、来場をお控えください。
所在地: 〒700-0814 岡山市北区天神町9-31 [所在地の地図]
電話: 086-232-3636 ファクス: 086-232-5342