おかここだより第2号

9月10日は何の日かご存じですか？

9月10日は「世界自殺予防デー」です。

2003年に世界保健機関（WHO）と国際自殺予防学会（IASP）が共同で開催した世界自殺防止会議（スウェーデン・ストックホルム）の初日を最初の「世界自殺予防デー」とし、世界的に自殺対策に取り組む責任があると決意表明（宣言）された日です。

日本では、自殺対策基本法に基づき、毎年9月10日から16日を「自殺予防週間」、毎年3月を「自殺対策強化月間」と定めて、国、地方公共団体、関係団体等が連携して「いのち支える自殺対策」という理念を前面に打ち出した啓発活動を推進しています。

厚生労働省は、本年度の自殺予防週間を1か月前倒しし、夏休みの長期期間明けに増加する傾向にある子ども・若者の自殺防止に向けて、8月10日から9月末までを啓発期間としています。全国の自治体や医療機関などでのポスター掲示や、自殺対策に関する相談窓口などの情報をまとめた厚労省ウェブサイト「まもろうよこころ」をご案内しています。別ウィンドウで開く

岡山市では、市民の皆様に自殺予防やメンタルヘルスについての正しい知識を普及啓発し、自殺の危険を示すサインに気づいた時の対応方法等について理解の促進を図ることを目的に、9月9日には岡山駅前で自殺予防街頭キャンペーンを実施し、9月13日・14日には岡山市役所本庁舎1階で自殺予防啓発のパネル展等を行う予定です。また、9月24日（土曜日）に「暮らしとこころの相談会」を実施します。法律や福祉・心理に関する専門職が相談に応じます。詳しくは岡山弁護士会のホームページをご確認ください。別ウィンドウで開く

自殺は、その多くが追い込まれた末の死であり、「誰にでも起こり得る危機」として社会全体の問題として取り組むことが大切です。

辛い時や苦しい時は、ひとりで悩まずにぜひ相談してください。