9月に入っても暑い日が続きますね。皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、9月10日から16日は、自殺予防週間です。予防というワードにちなんで、もし身近に自殺を考えている人がいたら私たちにはどんなことができるだろう?という視点でお話をしていきたいと思います。
自殺を考えている人が周りにいたら、あなたはどうしますか?どう対応すればよいのかわからない人が多いかと思います。大切な人の命を守るために、相談機関を活用すること以外にも私たちにできることがあります。
もし身近にいつもと様子が違う人がいたら、「つらいことでもあった?」「最近眠れている?」「よかったら話してみて」などと声をかけてあげてください。何かを話そうとしているならば、否定・肯定をせず傾聴してあげてください。つらい気持ちであることを共感し、その人の思いに耳を傾けることはとても大切なことです。そして早めに専門機関へ相談するよう促してあげてください。早い段階で一人で抱え込まない環境を作り、誰かに相談できることが大切です。
変化に「気づき」「傾聴」し、相談機関へ「つなぐ」こと。自殺を考えている人がもし身近にいたら、参考にしてほしいと思います。一人じゃないよ。あなたを大切に思っている人がいるんだよ、と伝えてあげてください。「あなたにも出来る自殺予防のための行動」別ウィンドウで開くに関する記事が厚生労働省にも記載されています。ぜひ参考にしてみてください。
また自殺予防週間の期間、岡山市では自殺防止に向けた啓発活動を実施しています。自殺予防街頭啓発キャンペーンと題し、啓発を目的としたポケットティッシュや、パンフレットの配布などを行っています。
電話での相談が難しい方は、チャットやLINE等によるSNS相談を受け付けている機関もありますので、ぜひこの機会に活用していただければと思います。一人で抱え込まず、あなたのしんどさを聞かせてください。
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