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おかここだより第27号

[2025年6月26日]

ID:73463


 少しずつ晴れの日が増えてきました。まだまだ湿気対策は必要ですが、梅雨明けまでもう少しですね。

 雨が降ると体がだるくなったり、気持ちが晴れなかったりするとき、ありませんか? 梅雨の時期に感じる不調は、単に気分の問題だけではないかもしれません。今日は天候の影響による体やこころの変化についてお伝えします。

(1)日照時間の減少

 梅雨時期は日照時間が減ります。岡山県の6月日照時間は153時間、8月日照時間は203時間と、2ヶ月で50時間も差があるのです。日を浴びる時間が減ると、幸せホルモンと言われる「セロトニン」の分泌が減ってしまいます。セロトニンの不足により、イライラする、不眠、意欲低下等が引き起こされるといわれています。

(2)気圧の変化

 梅雨時期は低気圧が頻繁に通過します。低気圧による体の変化をキャッチすると、体のバランスを元に戻そうと交感神経(体の活動を向上させる神経)の働きが活発になります。その結果、交感神経が優位になり自律神経のバランスが崩れ、頭痛やめまい、倦怠感などを引き起こしてしまいます。

 その他にも梅雨時期の体調不良には様々な要因があります。身体的な不調によって、いつも出来ていたことができにくくなり、ストレスの発散ができないことはこころにも影響を及ぼします。体のリズムを整えながら、適度に息抜きを行い気分転換を図ることが大切です。3食栄養バランスの整った食事をとる、室内で体を動かし適度な運動を取り入れる、毎日決まった時間に就寝し睡眠の質を上げるなど、梅雨時期は生活習慣を整え、自律神経のバランスを保ちましょう。

 気持ちよく夏を迎えられるよう、健康的な生活を心掛けましょう!


 

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