サンフラワー基金
代表理事 高田武子さん
サンフラワー基金は、「ドメスティック・バイオレンス(以下DV)被害者への返済を求めない経済的支援」を行うことを目的とした任意団体として、2002年に発足しました。
2020年、公益財団法人の認定を取得し、岡山市を中心とした活動を岡山県下に広げることができました。配偶者暴力相談支援センター(岡山県女性相談所、岡山県男女共同参画推進センター、岡山市男女共同参画相談支援センター、倉敷市男女共同参画推進センター)にて相談を受けています。相談の結果、自分らしく生活しようと自立を決意した人には資金の給付を行います。
パネル展示や講演会を通じ、サンフラワー基金の活動の趣旨について広く市民の理解を得ることで、DV防止への理解を広めています。
また、「サンフラワー基金」に賛同いただく個人・団体・企業などに寄付を募っています。
「サンフラワー基金」の応援団体として発足した「ひまわりチャリティー」は、年一回の各種チャリティー事業を計画運営しています。このチャリティー収益から事務経費を支出しており、皆さまからの寄付金全額をDV被害者への自立支援金に充てています。
2018年2月25日チャリティー「講演と落語」チラシ
2019年2月24日チャリティー「ひまわりチャリティーコンサート」チラシ
2021年2月13日チャリティー「三好朝香ピアノリサイタル」チラシ
サンフラワー基金はDV被害者に対する経済的支援のための基金です。
岡山県下各配偶者暴力相談支援センターにおいて相談を受けているDV被害者、または自立のために自立支援金の支給を必要とする者であると、当法人理事長が認めた方に資金を提供します。
2002年6月の発足からこれまで18年のあいだに、岡山市男女共同参画相談支援センターに寄せられたDV被害者の相談件数は18,800件余で、これは当センターのいろいろな相談業務の約38%に当たります。
実際にサンフラワー基金の支援金をお渡しした被害者は(自立支援・緊急保護など併せて)387人、支援金額は、合計10,862,044円余になりました。支援金額の内訳は以下のとおりです。
これらの支援金を受け取った方々がどのように資金を役立てたか、受給者からの報告をもとにまとめた使用内訳は、以下のようになっています。
公益財団法人サンフラワー基金
〒700-0807