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光南台地区耕作放棄地の復元等による地域活性化プロジェクト

[2018年3月23日]

ID:40679

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光南台地区

耕作放棄地の広がる光南台地区

小串甲浦小学校区

実施学区 小串小学校区・甲浦小学校区
実施団体 光南台地区鳥獣被害対策協議会

課題と目的

地域内に耕作放棄地が増加したことで、イノシシが里へ現れ農作物への被害が続出し、更に最近は民家近くまで出現するようになり、人災の恐れが出てくる状況にあります。住民の安全や農作物を被害から守るための対策として2015年度は、耕作放棄地の草刈りを行い農地として復元し、イノシシの嫌がる果樹を植樹し、2016年度も引き続き復元する農地を増やしてきました。

復元した農地で育った果樹を、将来特産品として販売することも視野に入れ、2017年度はこれまで植樹した梅やオリーブの他にもパパイヤなどのイノシシの被害に合わない果樹を研究し、これまでの耕作放棄地の農地への復元、共生対策として山中にイノシシの好むドングリなどの植樹活動も継続し、住民が安全に暮らせる街づくりを目指します。(継続事業3年目)

主な実施事業

  • 耕作放棄地にイノシシが嫌う果樹(梅・オリーブなど)を植え、農地として整備復元する。
  • 植樹した果樹を地域特産物として育成し、特産品化することを目指す。
  • 共生対策としてイノシシの好むドングリや栗を山の中に植樹し、里へ下りてくる機会を減少させる。
  • 農地復元が困難な放棄地については、魅力ある里山づくりとして「自然と親しむ遊歩道」の計画案を作成していく。

資料

のっぷの取材レポート

木用の穴を掘る様子

苗木の床掘りの様子

2018年1月13日(土曜日)に光南台地区の耕作放棄地で、地元中学生ボランティアと一緒に「梅・オリーブ苗木の植樹会」が行われ、のっぷもおじゃましてきました。中学生の皆さんは校長先生と一緒に耕作放棄地に苗木用の穴を掘り、梅やオリーブの苗木を植え、たくさんの実が出来るように願いを込めて近くの小川の水をかけていきました。

苗木を植える様子

みんなで苗木を植えました!

役員の方にお聞きすると「この植樹した土地の名前を募集して「○○果樹園」として、みんなで見守っていきます。」との事。

地域の方に中学生のボランティアもまじって作業することで、住民同士のつながりができ、荒れていた土地がきれいになり、これまで植樹した梅などが大きくなっているのを見ると、達成感も感じられます。
実がなるにはもう少しかかりますが、できた果実を特産品として販売できるようになれば「やる気」にもつながります。梅もオリーブも子ども達もすくすく育っていってほしいものです。

資料

「光南台地区鳥獣被害対策協議会」のこれまでの区づくり推進事業での活動はこちら!