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その12【夏のボランティア体験事業】

[2016年5月2日]

ID:40517

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「わくわくボランティア」では、のっぷとティアがボランティア活動の現場におじゃまし、ボランティア活動の楽しさや大切さ・ボランティアに取り組む人たちの思い・各団体の思いについて取材しています。十二回目は、夏のボランティア体験事業の活動におじゃましました。
なお、内容は取材当時のものです。

もうすぐ普段とは違う大きなチャレンジができる夏休み!
今年はボランティアにチャレンジして、いつもとは違う夏にしませんか?

夏ボラ

社会福祉法人岡山市社会福祉協議会では、毎年夏休み期間中にボランティアを体験する「夏のボランティア体験事業」(以下、夏ボラ)を実施しています。今回のわくわくボランティアでは、夏ボラの参加方法や活動内容だけでなく、実際の活動の様子や参加者の声と一緒に、夏ボラの魅力をたっぷりとご紹介します!

夏ボラとは?

夏ボラとは、岡山市社会福祉協議会(以下、社協)がボランティア活動に興味を持つ方に岡山市内で参加できる活動を紹介し、「自発的な参加」による体験活動のきっかけをつくる仕組みのことです。30年以上前から行われており、2015年度には948名※が参加しました。

※内訳:中学生481名、高校生461名、大学生1名、一般5名

夏ボラの仕組み※

1.対象

ボランティア活動に興味と熱意を持ち、以下の3つの条件をすべて満たす方が参加できます。

  • 中学生以上、岡山市内に在住または在学・在勤する方
  • 申込時に作文を提出できる方、真面目に体験活動ができる方
  • 7月下旬に各エリアで開催される所定の事前研修・活動調整会議に参加できる方

2.活動期間

事前研修・活動調整会に参加した後の7月下旬から8月末まで

3.参加費

600円(年度末まで有効なボランティア活動保険料を含む)
※事前研修・活動調整会議や活動場所までに発生する交通費・食費等は原則自己負担です。

4.参加方法

申込期間中に、参加申込書に必要事項を記入し作文とあわせて社協にお送りください。

5.活動場所

岡山市内の社会福祉施設、病院、ボランティアグループ、団体等

※2015年度の情報です。ボランティア体験事業の最新情報については、社会福祉法人岡山市社会福祉協議会のウェブサイト別ウィンドウで開くをご覧ください。

夏ボラの魅力ポイント

POINT 1

やってみたい活動や参加できる日程をもとに、活動先を選択できます!
分野、種類のボランティアメニューの中から自分のやってみたい活動を選んで申し込むことができます!参加する日程を選ぶことができるのも魅力的!

POINT 2

住んでいるエリアや学校・勤め先のエリアで活動できます!活動に通いやすいように身近なエリアを選ぶことができます!
※施設やグループによっては、岡山市内全域からの募集を行っているところもあります。

POINT 3

ボランティア初心者の方も安心して参加できます!
事前研修・活動調整会議では、社協の担当者がボランティアに参加するにあたっての心がまえをレクチャーします。また、活動受け入れ先の担当者が具体的な活動内容について説明したり、活動日程の調整を行ったりします。
※全員参加必須

2ティア(右)

Forボランティアビギナー別ウィンドウで開く」では、ボランティアの一歩を応援する情報を紹介しているよ!ぜひチェックしてみてね!

POINT 4

活動で感じたことや学んだことを振り返ったり、他の人と意見を交換したりすることができます。
事前配布される「ボランティア体験記録ノート」で日々の活動を振り返り、参加者や施設・グループの方が集まって後日開催される「活動報告会」で他の人と交流しながら考えを深めることができます。
※活動報告会は、希望者のみ

夏ボラの活動におじゃましました!

岡山後楽館高等学校1年生の野上さんと平松さんが、岡山市南区にある特別養護老人ホーム健老園別ウィンドウで開く(以下、健老園)で行った活動におじゃましました!
2人が健老園で活動したのは2015年8月10日(月曜日)から12日(水曜日)の3日間。
活動では、施設内の清掃、お祭りの準備、歌や習字等の余暇活動をサポートをしました。初日は利用者の方とどのようにコミュニケーションを取ったらいいか分からなかったり、初めての活動に戸惑ったりしたのだそう。
しかし、職員の方が利用者の方とどのように触れ合っているか、どんな順序で働いているか見たり聞いたりしていくうちに、少しずつ活動にも慣れて利用者の方と笑顔でお話できるようになったそうです。

ティア

3日目には、習字教室のお手伝いをしたよ!

習字体験の様子1

利用者の方はお手本の中から「夏」にちなんだ言葉を選び、丁寧に筆で書いていきました。野上さんと平松さんは、お手本を見やすいように持ったり、筆が乾いたら墨汁をつけたりと利用者の方をサポート!

習字体験の様子2

「どんな言葉を書きましょうか?」
「お上手ですね!よく習字をされてるんですか?」
孫やひ孫の年齢に近い2人との会話を楽しみながら、筆を運ぶ利用者の方たち。数日間の活動でもボランティアと仲良くなって交流を深めることもよくあるのだそうです。1時間の習字教室が終了すると、2人は職員の方の指示に沿ってシャキシャキと片付けていきました。

夏ボラに参加した野上さん・平松さんにインタビュー

参加したきっかけは?

平松さん

高校生になって初めての夏休み!せっかくだから色んなことにチャレンジしてみたいと思い、夏ボラに応募しました。将来医療系の職につきたいので、「何かに役立つといいな」と思って健老園での活動を選びました。

3日間の活動をふり返って

野上さん

初めは緊張と不安でいっぱいでしたが、利用者の方や職員の方が優しく接してくださったので、少しずつ楽しんで活動できるようになりました。また職員の方からは、一つひとつの活動が利用者の方にとってどのように役立つのか教わったので、活動の大切さや意義を学ぶことができました。

夏ボラへの参加を考えている人に向けたメッセージ

平松さん

夏ボラは色んなメニューの中から自分の好きな活動を選べるだけでなく、活動を通じて色んな経験ができるのでおすすめです!初めてでも安心して気軽に取り組めますよ!

健老園の職員の声

16男性(左)

健老園では数年前から夏ボラの受け入れを行っています。参加する人によって活動時期・期間がちがうので、その時々でできる体験も違いますが、ボランティアの方々には活動期間や内容に関係なく、利用者の方とのふれあいを楽しんでいただきたいと思います。利用者の方にとって、『誰かと一緒に過ごす』ということが何よりの元気や励みにつながるんですよ。これからもたくさんの方の参加をお待ちしてます!

ほんのささいなきっかけから

夏ボラに参加したきっかけを聞いてみると、「友達からの誘い」等の答えが多いそうです。気軽に参加できる点が、夏ボラの魅力となっているのですね。
きっかけはほんのささいなことかもしれませんが、夏ボラを通じて得られる、日常ではできない体験や人との出会い、受け入れ先の人から笑顔でかけられる「ありがとう」の言葉が、皆さんの夏休みを素敵に彩ってくれることでしょう。今年の夏は、夏ボラにチャレンジしてみませんか?

のっぷ1

ボランティア活動は、「人と人がどのようにつながって、協力したり支え合ったりしているのか」知ることにつながるよ。夏ボラは、社会で生きていく上で「大切なこと」に出会える場なのかもしないね。

若者のボランティア活動について知りたい人はこちら!

お問い合わせ

社会福祉法人岡山市社会福祉協議会ボランティアセンター
郵便番号:700-8546
岡山市北区鹿田町1-1-1
電話番号:086-222-8619
ファックス番号:086-222-8621
メールアドレス:volunteer@okayamashi-shakyo.or.jp

のっぷ2

次回は、どんな団体におじゃましようかな?楽しみだなぁ!!

なお、「わくわくボランティア」では、「取材にきてほしい!!」というボランティアグループ等を募集中です。
希望される方はお問い合わせフォームより、団体名、ボランティア活動の内容を添えてご連絡ください!