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【御南和やかサロン】2015年度

[2015年9月8日]

ID:40422

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和やかサロンの写真

※「和やかサロン」の様子

実施団体

NPO法人岡山市子どもセンター

実施区域(小学校区)

御南小学校区

事業の概要

事業の目的

旧白石幼稚園内で多世代の人が交流できるサロンを開設し、すべての子育て家庭、高齢者も含む地域の多様な世代の人がお互いに支えあうしくみの構築を図ります。また、おかやまプレーパーク等とも連携し、園庭を活用し子どもがのびのび遊ぶことができる場をつくります。これらのプロセスを通して、地域全体で子どもたちを見守ることのできる地域づくりをめざします。

事業の必要性

御南地区は岡山市西部にあり、農耕地の宅地化により岡山市内でも出生率が高く、児童数も年々増加する等、子育て世代が多く住む地域です。また、生活の利便性がよく、県外からの転入者も多い一方、地元で長く暮らしている高齢者も多く在住しています。
当地域の重要課題は、核家族化の影響による子育て世代の孤立化の解消です。課題解決のためにも地域住民が主体的に関わる地域づくりを目指して、各種団体や公民館が活発に活動を展開しています。しかし、活動の場所が限られていたり、公民館の利用率が非常に高いため、活動に参加できなかったり、施設を利用できないという現状があります。
こういう状況の中、旧白石幼稚園を拠点として、御南小学校区の地域ボランティア団体の方々と当法人が協力して、子育てを始めた若い世代と経験豊かな高齢者をつなぐ三世代交流の場をつくり、継続していきます。この交流の場が、子育て世代の孤立化を防ぎ、子育てが楽しいと思える親を育て、持続可能な地域づくりにつながると考えます。

事業の内容

  • 多世代交流のできるサロンの開設(週二日開催)
     季節を感じ、文化に触れることができる体験の場の提供
     親子で、異年齢で交流できる場の提供
     子育てや地域づくりに関する学習機会の提供
  • 「子ども」・「地域づくり」・「遊び」に関する情報発信

関連資料

のっぷの「区づくり推進事業(地域活動部門)におじゃましました」のコーナー

みんなの笑顔が地域の「きずな」づくりの原点

2015年9月30日(水曜日)ベターライフ御南(旧白石幼稚園)で毎週開催されている区づくり推進事業「御南和やかサロン」にのっぷもおじゃましてきたよ!

取材に行くのっぷ
赤ちゃんとお母さんたちの写真

赤ちゃんとお母さんたち

和やかサロンは、多世代交流の場として、毎週火曜日・水曜日の午前中に開催され、色々なテーマを子どもの目線、お年寄りの目線で話し合ったり、みんなで料理を作ったりしてお互いの交流を深めているんだって!
この日は「おやこで『防災のこと』ワークショップ」というテーマで「防災紙芝居」を鑑賞したり、防災グッズの備品について情報交換したりしていたよ。みんなでお話しされている間もお年寄りが、この場で知り合いになった赤ちゃんを抱っこしていたり、他の子どもの面倒を自然にみているお母さんがおられたりと、まるでみんなが一つの家族のように感じたよ。
連合町内会の澤井会長、NPO法人岡山市子どもセンターの片山さん、窪田さんは「テーマにより多い時には30人ぐらい参加されます。私たちは『世代を超えた「きずな」づくり』とは、みんなでアイデアを出し合い、このような事業を継続していくことと確信しています。」と言われてました。この日は、おばあちゃんの笑顔、お母さんの笑い声、赤ちゃんの大きな声!!そこにはいっぱいの「きずな」を感じることができたよ!

ESD・市民協働推進センターからコメント

サロン及び実施団体に対する地域の信頼の高まりがうかがえ、今後ますます存在意義や利用数が増していくことが期待されます。NPOの専門性と地域ニーズのマッチングの好事例であり、他地域においても同様の発想、取り組みが展開されるように当センターとしても意識的に情報を蓄積・発信したいと思います。(センター長 高平 亮)

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