NPO法人岡山市子どもセンター
岡山市岡山っ子育成局こども企画総務課
岡山市立中央公民館
第1回円卓会議で互いを知り、課題を共有
第1回円卓会議で行った体験活動の可視化ワークショップ
子どもたちの生きる力を育み、自立する子どもを育てるうえでの「体験活動」の意義は一定程度、社会に浸透しているが、子どもの減少とともに参加人数は減少しつつある。特に体験活動を知らない・経験したことのない人たちに、体験活動の意義を伝えるための方策を検討する必要がある。
実施団体が平成25年度に実施した体験活動に関する調査によって参加を阻害する要因等が明らかになったため、岡山市内の関係組織・機関とともに情報を共有しつつ、体験活動の質的・量的向上と参加を促進する社会環境の整備に努めていく。
幼児を持つ保護者に向けて、体験活動の意義や価値をわかりやすく伝えるような体験プログラムを実施し、保護者に親子での体験活動の楽しさや幼児期の体験の重要性を感じてもらうことができた。円卓会議では、体験活動を提供している団体が一堂に集まり、円卓会議を通じて体験活動の重要性を可視化するための方策について検討することができた。(事業報告書より抜粋。詳しくは下記の事業報告書をご覧ください。)
体験活動に関わりのある多くのNPO、企業、公的機関が一堂に集い、対等な関係で協議がなされたことは、体験活動の普及・発展に向けた大きな一歩となることを予感させるものでした。また、協働課は知恵と労力を惜しまず提供され、協働を実施するうえで理想的な関係性が構築されていたことも印象的でした。やや丁寧に事業を進め過ぎたことにより、年度内で具体的な成果を示すまでには至りませんでしたが、平成27年度以降の展開に期待の持てる事業となりました。(ESD・協働推進センター長 高平)