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岡山城三之外曲輪跡出土 焼夷弾の信管

[2010年2月3日]

ID:5009

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収蔵品紹介 第76回

焼夷弾の信管
  • 名称
    焼夷弾の信管
  • 出土遺跡
    岡山城三之外曲輪跡(弘西小)
    岡山市北区弓之町
  • 時期
    昭和20年

今回紹介する焼夷弾も発掘調査で見つかったものです。2003(平成15)年5月、旧弘西小学校(現在の中央小学校)の調査で、異臭とともにこの金属の塊が見つかりました。中空の太いボルトにナットを通し、ふたをかぶせた様な形をして、大きさは長さ約10センチメートル、最大径約5.5センチメートル、重さ約730gと、かなりずっしりきます。これは1945(昭和20)年6月29日の岡山空襲の時に落とされた「AN-M47A2 100ポンド型」焼夷弾の先に付けられていた信管です。この日落とされた約10万発の焼夷弾のうちのひとつです。60年の時を経て戦争の姿を伝えています。

このページに関するお問い合わせ先

岡山市埋蔵文化財センター

電話:086-270-5066 ファクス:086-270-5067
所在地:〒703-8284 岡山市中区網浜834-1[地図別ウィンドウで開く
開庁時間:月曜日から土曜日(ただし、祝祝日および年末年始の休日をのぞく。)
午前9時から午後4時30分まで
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