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岡山城三之外曲輪跡出土 防衛食容器

[2010年2月3日]

ID:5004

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収蔵品紹介 第75回

防衛食容器
  • 名称
    防衛食容器
  • 出土遺跡
    岡山城三之外曲輪跡(中央中)
    岡山市北区蕃山町
  • 時期
    昭和18年~昭和20年

戦時中、ブリキ製のかんづめの代用品として作られたものです。中にはマメや魚などの加工食品が入れられていました。容器の中を真空にして密閉されていたようで、フタには「特許真空容器」「フタヲトルニハ釘デクボミニ穴ヲアケ」とかかれています。容器のほうには「防衛食」「日本防空食糧株式会社」「社長 小澤傳七郎謹製」とかかれています。容器は昭和18年から20年にかけて瀬戸・美濃、有田などで生産されたようです。出土したのは市立岡山中央中学校の校内。戦中は岡山師範学校女子部でした。同様のものは岡山第1中学校跡である岡山城本丸でも出土しています。学校に備蓄されていたものでしょうか。

このページに関するお問い合わせ先

岡山市埋蔵文化財センター

電話:086-270-5066 ファクス:086-270-5067
所在地:〒703-8284 岡山市中区網浜834-1[地図別ウィンドウで開く
開庁時間:月曜日から土曜日(ただし、祝祝日および年末年始の休日をのぞく。)
午前9時から午後4時30分まで
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