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薬物依存症対策

[2017年4月24日]

ID:4221

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薬物依存症とは

  • 薬物依存症は誰でもなりうる病気です。好奇心や知り合いからの誘いをきっかけに、軽い気持ちで始めたつもりが、いつの間にかやめられなくなってしまいます。
  • 薬物の使用を繰り返すことで、いままでの量や回数では効果を感じにくくなり、満足できなくなってしまいます。薬物への強い欲求がコントロールできない状態を依存症といいます。
  • 依存症は、慢性で進行する病気です。病気が長期化すると、人間関係や社会的問題にも影響を及ぼし、こころも体も傷ついてしまいます。こうした苦しみを取り除こうとして、さらに薬物を使う、という悪循環になってしまいます。
依存症になるまでの過程

薬物依存症になる可能性のある薬物

薬物には、法律で禁止されている覚せい剤、大麻、コカインなどの他に、睡眠剤、抗不安薬などの処方薬や、薬局で購入できる鎮咳薬、鎮痛薬、風邪薬なども含まれます。

危険ドラッグは、ハーブ、お香、リキッドなどの名前で販売去れることがありますが、いろいろな薬を混ぜているために成分が特定できないものも多く、副作用で命を落とすこともあります。

薬物依存症からの回復

  • 薬物依存症を治す特効薬はありません。「治る」というよりも、薬物を使わない生活を続けることが目標になります。それを「回復」といいます。
  • 回復には、それまでの薬物使用に関係していた状況(人間関係、場所、お金、感情、ストレスなど)を整理・清算し、薬物を使わない生活を維持させることが必要です。
  • 回復への道筋を一人で作るのは難しいといわれています。薬物を使わない生活を続けるためには、専門の医療機関で治療を受けることや、相談機関で相談すること、自助グループに参加して、薬物を使わない生活と新しい仲間をつくることが大切です。

薬物で悩んでいるあなたへ

あなたは、どんなときに薬を使いたくなりますか?

「他人を信じることができない」「一人で生きていくしかない」と考えている人もいらっしゃるかもしれません。

薬を使いながら、なんとか問題を乗り越え、生き抜いてきた人もいらっしゃるでしょう。

あなたが安心して話せる人や、安心できる場所はありますか?

これからは、薬以外で乗り越える方法を、一緒に考えてみませんか?

薬物で悩んでいるご家族へ

ご本人が相談や治療につながるまでには、長い時間が必要になることが珍しくありません。

何度も説得して病院へ連れて行こうとしても、拒まれ続けることもあるでしょう。

本人の問題に振り回されてしまうと、家族は気持ちの余裕がなくなり、自分のことを後回しにして疲れ果ててしまいます。

本人への望ましい行動や依存症について理解し、家族が元気を取り戻す方法を一緒に考えてみませんか?


こころの健康センターへの相談は無料です。

薬物使用のことについては、秘密を守ります。

一人で悩まず、まずはお電話ください。


岡山市こころの健康センター

086-803-1274

土日祝、年末年始を除く 午前8時30分から午前12時、午後1時から午後4時

お問い合わせ

保健福祉局保健福祉部こころの健康センター

所在地: 〒700-8546 岡山市北区鹿田町一丁目1番1号 [所在地の地図]

電話: 086-803-1273 ファクス: 086-803-1772

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