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平成28年3月4日市長記者会見

[2016年3月8日]

ID:11921

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平成28年3月4日市長記者会見議題

  • 平成27年度2月補正予算(案)について

平成28年3月4日市長記者会見資料

平成27年度2月補正予算(案)について

会見する大森市長

 皆さんおはようございます。
 それでは、平成27年度2月補正予算(案)について、私からは国補正予算に呼応した岡山市の取り組みを中心にご説明を申し上げます。
 国においては、先日の1月20日に一億総活躍社会の実現に向けて緊急に実施すべき対策等を中心に編成された補正予算が成立いたしました。少子化の流れに歯止めをかけ、50年後も人口1億人を維持するとともに、誰もが家庭、職場、地域でもっと活躍できる社会を創ることを内容とする一億総活躍社会の実現を目指し、そのための方策として、希望を生み出す強い経済、夢を紡ぐ子育て支援、安全につながる社会保障の新3本の矢が掲げられ、それらを具体化していく取り組みに重点が置かれ編成されたものと認識しているところでございます。
 そこで、岡山市におきましても、こうした国の動きに積極的に呼応し、地方創生の加速化、女性の活躍、子育て環境の整備、その他国の補正を活用した関連事業などを中心に補正予算案を編成したところでございます。
 具体的には、お手元の平成27年度2月補正予算(案)の概要をごらんください。
 地方創生加速化交付金を活用し、生涯活躍できる岡山市地域産業創出・地域定住推進プロジェクトを進めてまいります。
 まず、岡山発健康で元気に輝き続けるまち推進事業ですが、岡山市の医療・介護支援の現状分析等を実施し、岡山市で可能性のある移住促進モデルの研究分析を進めるとともに、健康で元気に生活できるまちづくりに向けた市民意識の醸成を図るためのシンポジウムを開催いたします。また、岡山市の健康・医療・福祉分野での集積を生かし、岡山市ヘルスケア産業推進協議会を設立し、健康寿命延伸プロジェクトとも連携したヘルスケア産業の創出、育成を推進していくほか、東京にサテライト移住相談窓口を設置し、連携中枢都市圏の市町を含めて移住定住の推進体制を強化し、これらの政策を一体的に推進していくことで岡山市へ新しい人の流れをつくり、生涯活躍ができるまちづくりを進めてまいります。
 続いて、女性が輝くまちづくり事業です。
 私自身、昨年5月に指定都市市長会の政策提言プロジェクトの一つである、女性の活躍・働き方改革プロジェクトの担当市長に就任し、昨年12月には指定都市市長会会長である横浜市長とともに加藤勝信女性活躍担当大臣に提言を行ったところでございます。こうした活動の成果もあり、今回の補正予算に地域女性活躍推進交付金が盛り込まれ、この交付金を活用し、女性活躍推進法に基づく協議会を立ち上げ、民間企業、経済団体、NPOなど、多様な主体と連携して、より地域の実情やニーズに配慮した女性が輝くまちづくり事業を進めてまいります。
 続いて、子育て環境の整備です。
 まず、人事院勧告に伴う人件費の改定等による国基準額の増加に対応し、私立保育園への委託料を増額いたします。事業者に対しましては、増額の趣旨を踏まえ、また保育士の処遇改善という観点からも、確実に当該部分が民間保育士の給与に反映されるよう事業者に対する要請も行ってまいりたいと考えております。また、子供の安全を確保するため、小学校7校、8棟分ですけれども、中学校7校、また10棟の耐震改修を平成28年度当初予算から前倒しして進めてまいります。このことにより、平成29年度予算で終了見込みの小・中学校の耐震化事業を、よりスムーズに終わらせることができるものと考えております。このほか、介護事業所での介護従事者の負担軽減を図るための介護ロボット等の導入支援、道路の新設改良やため池整備などの社会基盤整備など、国補正予算関連で総額35億円を計上しております。
 今回の補正予算では、昨年度同期の経済対策予算に比べ、約16億円増の約35億円の国補正関連予算を計上しておりますが、今後も国補正に伴う有利な財源などを積極的に活用するなど、財政運営上の工夫を行ってまいりたいと考えております。また、平成27年度剰余見込みを今後の市有施設の耐震化や老朽化施設の再整備に備えるため、公共施設等整備基金に積み立てを行います。
 こうしたことから、お配りしている資料の平成27年度2月補正予算(案)についての4ページの中段の括弧後の基金の状況にございますけれども、一番右のところ、平成27年2月補正後の現在高見込みということで356億となっております。これが、26年度末の現在高332億に比べて約25億円の増となっており、財政の健全性は確保できているのではないかというように考えているところでございます。
 最後になりますが、岡山市第6次総合計画長期構想(案)に定める将来都市像を実現するための取り組みを着実に前進させ、未来へ躍動する岡山市の実現に向けた第一歩となる施策に重点を置き編成した平成28年度当初予算案と地方創生を加速化させ、女性の活躍と子育て環境の整備に重点を置いた本補正予算案を一体的に実施していくことで、岡山市のさらなる発展と市民満足度の向上を図ってまいりたいと思っているところでございます。

質疑応答

  • 記者
     28年度の当初予算についてお伺いします。先日の代表質問でもお話にあったかと思いますが、回遊性向上の社会実験について新年度の1回目のスケジュールなり、今後のスケジュールなどを改めてお伺いしたいと思います。
  • 市長
     日程的に決まっているのは4月30日、西川筋での社会実験を実施させていただきたいというように思っております。それ以外は、少し申し上げましたように西川筋では計5回ほど実施をさせていただいて、将来的な歩行者天国の定期化も視野に入れながら、特に運営をどうしていくかというのが一つのポイントになるんではないかなというように思っているところであります。
     また、県庁通りについてはまだきちっとした方向性が定まっていないんですけれども、とりあえず平日を含む相当の期間にこの1車線化をやってちょっと動きを見させていただきたいなというように思っているところであります。まだ、日程は固まっていません。

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