「おかやまライター・イン・レジデンス」（令和6年度第2回ワークショップ）を開催しました

　令和6年度の「おかやまライター・イン・レジデンス」ワークショップ（第2回）を開催しました。

第2回ワークショップは、7月27日（土曜日）に岡山市立オリエント美術館の地下講堂と岡山城周辺で開催しました。

今回は、オリエント美術館の地下講堂での講義から始まりました。前回のワークショップで参加者の皆さんが綴った「風景スケッチ」をひとつひとつ乗代さんが講評されました。近くで同じ岡山城を眺めながら、それぞれ異なる視点や表現を、参加者のみなさんは熱心に聞き入っていました。

続いて屋外へ移動し、第1回と同じ場所での再スケッチを終え、めいめいに新しいポイントで風景を綴る実践に取り組みました。その後、オリエント美術館に戻り、スケッチの推敲・質疑応答を経てワークショップは終了しました。

本ワークショップは、今年度の最終回である10月の第3回へと続きます。

　ライター・イン・レジデンスとは、文学分野で活躍する作家（ライター）が岡山市に滞在し、取材・執筆やワークショップを行うものです。「旅する練習」で第37回坪田譲治文学賞を受賞、最新作「それは誠」が第169回芥川賞候補にもなった作家の乗代 雄介（のりしろ ゆうすけ）さんが、3期に渡って岡山市を訪れ、取材等の活動を行っています。