2023年10月、ユネスコ創造都市ネットワークの文学分野での加盟を果たした岡山市では、文学によるまちづくりを進めています。このことを岡山市民はじめ広く県内外の人に知ってもらうために、年2回発行(9月と2月を予定)の無料PR誌を創刊します。
PR誌のタイトルは「うったて」。
おかやま人ならだれもが分かるのに、県外のひとにはわからない「習字の書き始め=起筆」という意味の方言です。転じて、ものごとのはじまりを示す意味でも使うことがあります。
どんな文章、どんな作品も、はじめのひと文字から始まります。文学によるまちづくりも、まずひと文字の書き始めからという思いを込めています。
「うったて」では、毎月1度まちを知る勉強会「ライターの教室」を開きます。勉強会の後は、教室参加者も一緒に編集会議を行います。どんなテーマで何を書くか、参加者みんなで話し合いながら誌面内容を決めていきます。
編集は、雑誌、新聞、テレビなどのメディア経験が豊富な編集委員会が担当します。編集委員は以下の通り。また市民から寄せられた原稿は「うったて」誌面への掲載だけでなく、コミュニティーアーカイブとして蓄積し、その後の活用を考えます。
青山融(元「オセラ」編集長・岡山弁協会会長)/石原正裕(元RSK山陽放送ディレクター)/岡田智美(山陽新聞文化部長)/軸原ヨウスケ(デザインユニットCOCHAE)/根木慶太郎(451ブックス)/三村佳代子(元「タウン情報おかやま」編集長・酒のみむら)/守安涼(吉備人出版)/山川隆之(文学によるまちづくり部会・吉備人出版)/岡山市文化振興課
文学創造都市おかやまを内外に発信するローカルマガジン「うったて」では、プロだけでなく市民が気軽に参加できる編集スタイルを目指しています。
毎月1度まちを知る勉強会「ライターの教室」を開催し、教室の後には「公開編集会議」を行います。
日時:4月26日金曜日 午後6時30分から午後8時30分
第1部 ライターの教室 午後6時30分から午後7時20分
第2部 「うったて」公開編集会議 午後7時30分から午後8時30分
会場:ソバラ屋2階レンタルスペース(北区表町三丁目)
参加費:1000円 ※コーヒー付き
申込:定員に達したため参加受付は終了しました
定員:30人(先着順)