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文学を通じた国際交流

[2023年2月25日]

ID:46546

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文学を通じた国際交流

 現在、岡山市は、6都市〔サンノゼ市、サンホセ市、プロヴディフ市、洛陽市、富川市、新竹市〕・2地域〔ウマティラインディアン居留区部族連合、グアム準州〕と友好交流の協定を結び、異なる歴史や文化、言葉や習慣の違いなどを乗り越えて、文化・スポーツ・教育など幅広い分野での交流を通じて、相互理解と友好親善の促進に努めています。

 中でも、ユネスコ創造都市ネットワーク(UCCN)に文学分野で加盟している富川市とは、両市の若者が月1回の交流会で文学にまつわるテーマで意見を交わし合うなど、継続的な交流を行っています。   

国際交流

 また、広く諸外国との友好親善を推進するため、昭和60年4月に設立された岡山市国際交流協議会が、様々な交流を行っているほか、就学前の子どもたちを対象に、岡山市立図書館で「外国語による絵本の読み聞かせ会」も開催しています。

ノートルダム清心女子大学と釜山外国語大学(韓国)との交流

 2022年11月7日には、岡山市にあるノートルダム清心女子大学の学生と、韓国釜山市にある釜山外国語大学で日本語を学んでいる学生が、文学をテーマにオンラインによる交流イベントを企画しました。

 学生達はこの日のためにSNSなどでやりとりをしながら、題材やその伝え方を考えて準備を進めてきました。

 まず、岡山市から、地元出身の児童文学者坪田譲治の作品を、日本文化である紙芝居や人形劇で披露しました。釜山市からは、韓国の代表的な神話と昔話を、絵や人形を交えながら日本語で紹介してもらいました。

 その後、ノートルダム清心女子大学の教授であり、作家である村中李衣氏の韓国語にも翻訳されている作品を、お互いの母国語で朗読し、お互いに作品に込められている感情が理解されていることを感じることができました。

 質問の時間には、「村中先生はなぜ童話作家になろうと思ったのか? 物語を書くときに、終わりはどのように決めるのか?」など、作家活動への質問も寄せられました。

 また、お互いの地域の料理の紹介や、ユネスコ創造都市ネットワークに「映画」分野で登録している釜山の学生に、お勧めの映画を尋ねるなど、双方の文化についても理解を深め、終始リラックスした雰囲気で交流することができました。

 オンライン交流後にも、紙芝居の内容を韓国語訳した冊子を釜山に送付するなど行い、今後も継続した交流を目指しています。

お問い合わせ

岡山市役所市民生活局スポーツ文化部文化振興課

所在地: 〒700-8544 岡山市北区大供一丁目1番1号

電話: 086-803-1054

ファクス: 086-803-1763

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