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ビブリオバトル

[2023年2月25日]

ID:46544

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ビブリオバトル

 ※「ビブリオ」は書物などを意味するラテン語由来の言葉。   

 岡山市では、岡山市出身でわが国の児童文学に新しい分野を拓いた、岡山市名誉市民の故坪田譲治氏のすぐれた業績を称えると共に、市民の創作活動を奨励し、市民文化の向上に 資することを目的として、1984年12月に坪田譲治文学賞を制定しています。大人も子供も共有できる世界を描いたすぐれた作品を毎年選出し、贈呈式を開催。図書館での展示を続けてきました。

 そのタイミングで、文学に因んだイベントの開催ができないかを検討した中で、岡山市文学賞運営委員会、岡山市中央図書館、そして、岡山の書店が加盟する団体である岡山日販会の協力を得て、2015年よりビブリオバトルをスタートさせました。

  「人を通して本を知る,本を通して人を知る」をキャッチコピーとして、現在までの開催は7回を数えます(2022年12月19日時点)。

 ビブリオバトルとは、発表者がそれぞれオススメの本を持ち合い、1人5分ずつの書評と3分間の質疑を行い、発表者と観客が一番読みたくなったチャンプ本を決めるゲーム感覚の知的書評合戦です。

 発表者はスライドやレジュメ、原稿などは使用せず、自分の言葉だけで本の魅力を伝えます。

  中高生の部、一般の部で構成され、年を重ねるごとに応募数も増え発表者のレベルも向上。毎回、熱戦を繰り広げています。

 大会を観覧した市民からは、

 「こういった大会が次代に繋がり、文化の側面が多くの人に受け入れられることを願います。岡山の未来は明るく感じた。」

 「本を通して、若い人の意欲や人柄まで垣間見る事ができ楽しい企画である。高齢者が元気をもらえる。」

 「知の広がりをとても楽しく感じた。」

 との意見が上がっています。

  また、大会で選ばれたチャンプ本は「岡山市民がすすめる本!」として、日販会加盟書店での販売、図書館での陳列を実施し、広く市民への浸透を図り、本の持つ魅力をアピールしています。


記事作成協力:岡山日販会会長 長田 勝志

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岡山市役所市民生活局スポーツ文化部文化振興課

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ファクス: 086-803-1763

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