企業立地の決定について
第41回「坪田譲治文学賞」の受賞作決定について
文学創造都市おかやま国際会議の開催について
添付ファイル
まずは、企業立地の関係でございます。企業立地の決定について報告をさせていただきます。
岡山市では、地域経済の活性化、雇用創出を目的として、市内外の企業を対象に本社、中四国支店や物流施設の立地、既存工場の再投資等に対して補助制度を設けて企業の立地を推進しているところであります。
このたび岡山市の補助制度の活用により、新たに3件の企業立地が決定したところであります。株式会社トミヤコーポレーション、岡山スイキュウ株式会社、株式会社天満屋ストアであり、詳細は別紙1をご覧いただきたいと思います。
令和7年度の企業立地実績は順調に推移しており、立地件数が16件、投資額が343億2,000万円となっております。投資額は、公表を開始した平成25年度以降で最も高い金額となっています。投資額が過去最高を更新した理由として、吉備スマートインターチェンジの24時間化、大型車対応など道路網の利便性向上を見据えて企業の投資が活発化する中、昨年度に実施した産業拠点周辺の市街化調整区域での開発許可の緩和や今年度からの企業立地に対する補助金の雇用要件の撤廃など、企業の投資を促す支援を強化してきたことが投資額の増加につながったと認識をしております。
なお、本日公表分を含めた平成25年度以降のトータル実績は、立地件数が138件、投資額が1,690億円となっております。
詳細は別紙2をご覧いただきたいと思います。
岡山市の経済活動全体の動きを見ると、平成23年度から10年間の市内総生産の伸び率はプラス6.8%で、政令指定都市3位と順調に推移をしています。市内総生産の構成要素である民間投資額は、平成23年度からの10年間で15.4%増加しており、政令指定都市第2位の伸び率となっているところであります。
市内では、新たに立地を検討する30社近くの企業から具体のご相談をいただいているところであり、引き続き立地に向けた協議を進めていくとともに、様々な企業との接触を試み、地域活性化に向けてさらなる企業立地の推進を図っていきたいと思います。
私も12年間今まで市長をやらせていただいて、この産業振興にずっと携わっていったわけでありますけれども、やはり岡山っていうところは立地特性が交通の至便性っていいますか、そういう面では非常に立地に向いている。それも物流とかそういう直接的な交通の利便性だけじゃなくて、製造業等々ももちろんそういった交通の利便性に寄与するところが多いんで、その点が非常に有利である。
それから、もう一つの要素として、やはり土地が広い。今回の地域未来法で農振解除の方向性を見いだしたっていうのが非常に大きくて、あとは開発許可要件の緩和なども効いてくる。それがこの10年間、12年間の伸びに私はつながっていると思います。これからも、先ほど雇用要件の緩和みたいな話も言いましたけども、時勢に合った改革、改善をすることによって、岡山市の産業振興自身は、私は大いに将来明るいものがあるというように思っているところであります。
次に、坪田譲治文学賞の受賞作が決定したので発表いたします。
受賞作は、北澤平祐さんのユニコーンレターストーリー。これであります。
受賞作は、ホーム社から出版されています。受賞作の概要と作者の略歴は、資料1のとおりです。
この作品は、幼なじみの2人が日本とアメリカに離れ離れになり、文通を通じて学校や文化の違い、将来への迷い、友人や家族の問題などについての思いを伝え合いながら成長する物語で、イラストとともに描かれる世界に触れてほしいと思います。
令和6年9月1日から令和7年8月31日までの1年間に全国で刊行された単行本の中から、大人も子供も共有できる優れた作品という観点で、小説家、児童文学者の方などから推薦のあった157作品について、4回の予備選考で審査し、最終候補の5作品を選考いたしました。
選考委員会は、今年の1月13日に東京都内で開催いたしました。選考委員は、小説家の五木寛之さんを含む7名であります。
坪田譲治文学賞については、資料2に記載のとおり、岡山市名誉市民でもある坪田譲治の偉大な業績をたたえるともに、市民の創作活動を奨励し、市民文化の向上に資することを目的として、昭和59年12月に制定し、60年度から毎年度優れた作品にお贈りするものであります。
資料3では、これまでの坪田譲治文学賞受賞作の一覧を掲載しているところであります。
今年度の贈呈式は、2月28日午後2時から西川アイプラザで開催し、記念行事として受賞者と本文学賞の選考委員である小説家の森絵都さんとの対談を行う予定にしております。
ちなみに、皆さん、ユネスコの文学ネットワークの都市、日本で初めて岡山が選ばれたという話を申し上げていると思いますが、後でもその関係が少し出ますけど、実はこの坪田譲治賞をずっと行っているっていうのが結構評価の対象にもなっているんですよ。一時期、地方財政が非常に逼迫していたときに各地のこういう文学の賞をやめるという事態にもなったことがあります。私も五木寛之さんから直接岡山市はやめないでほしいということを言われたことがありますが、そういったことをずっと続けていたっていうのが大きく、かつ児童文学っていうのはそんなにいろんなところでやられているわけではないっていうこともあるんだろうと思います。
今回のこの作品ですが、私はこれを見た瞬間に、選考委員の間で喧々諤々(けんけんがくがく)の議論があったんではないかと担当のほうに話をしました。そういう面では、本当にユニークな本です。手紙のやり取りで、アメリカに行って英語も通じないし、友達もいないみたいな話からどんどんどんどんお互いの文通が続いていくといったものでありまして、それは後から読んだんですが。今までの坪田譲治賞にはなかなかない作品で、若干議論があったんではないかなということでありますが、確かに喧々諤々(けんけんがくがく)とした議論があって決まったと。毎年スムーズに決まるときと、このようなときといろいろあるんですが、どちらかというと喧々諤々(けんけんがくがく)の議論になったものであります。文学のスタイルも変わってきつつある。
受賞者の言葉も、自分はこれが小説でありということをこの賞をもらうことによって胸を張って言えるんだっていうようなことを言われていましたし、非常にユニークな作品ですから、ご覧いただければと思います。
最後に、その関連でもありますが、ユネスコ文学創造都市おかやま国際会議の開催であります。
令和9年度にユネスコの文学創造都市ネットワークの全体の国際会議を開きます。そこはライバルとの競争に勝ち抜いて9年度やることになったんですが、その前に我々もこのネットワークに入ったということで、近隣のメンバーとも意見交換をしようじゃないかということで、今年の2月、ユネスコ文学創造都市おかやま国際会議を開催し、アジア太平洋地域を中心に6都市から人に来ていただいて議論していこうということになったところであります。
ちなみに、国内で初めて加盟となったのは令和5年10月であります。
10月には、文学分野において様々な取組をしている海外の関係者と岡山市内の参加者による事例発表が行われます。2月11日には、作家の小川洋子さん―三勲小学校を卒業されている方でありますが―それから中脇初枝さん―もともとの生まれは徳島、そして高知の方ですけれども―による対談とイギリス エディンバラの事例発表を行うシンポジウムが開催されます。
今回、このアジア太平洋地域のメンバーを集めることで、そして令和9年のサブネットワーク会議を開催する、そういったことで岡山のプレゼンスも高まっていくのではないかというように思っております。
この会議をきっかけとして、市内における産学官の活動、そして市民の活動をさらに活性化していきたいと思います。
私からは以上です。
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