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平成20年9月提案理由2

[2010年1月21日]

ID:14501

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甲第247号議案に対する市長提案理由説明要旨

ただいまご上程になりました議案についてご説明申し上げます。

甲第247号議案は,リース公用車の事故について,損害賠償の額を定めるに当たり,市議会の議決を経ようとするものです。

以上で提案理由の説明を終わります。
よろしくご審議の上,ご議決賜りますようお願いします。

平成19年度岡山市の各種会計決算に対する市長提案理由説明要旨

ただいまご上程になりました平成19年度の一般会計,13特別会計及び4事業会計の決算について,その概要をご説明申し上げます。

まず,平成19年度普通会計の決算状況などから見た本市の財政状況についてです。

財政状況を示す指標のうち,経常収支比率は94.6パーセントで,前年度から2.2ポイント上昇しています。これは,公営企業会計に対する繰出金の取扱いが変更されたこと,また,前年度と比較して一時的に退職手当が増加したことによるものです。前年度との比較対照のために,これらの要因を除いて算定すると0.4ポイントの改善となります。
次に,実質公債費比率は18.1パーセントで,前年度より5.0ポイント改善していますが,これは公債費への都市計画税の充当など,計算方式の変更によるものであり,この要因を除くと実質0.3ポイントの改善となります。
また,貯金である財源調整のための基金残高は,前年度から33億円減少して100億円となりました。一方で,借金である市債残高は,一般会計,特別会計,事業会計を合わせると6,163億円になり,この市債残高に債務負担行為に係る832億円を加えると6,995億円になります。
このように,平成19年度決算では,これまでの行財政改革の効果もあり,経常収支比率については実質的に改善し,また,実質公債費比率についても改善するなど,財政健全化への道筋は徐々に見えてきています。しかし,実質公債費比率は,中核市の中で最低レベルにあることは変わりなく,今後予想される社会保障関係費の一層の増加に対応し,政令指定都市にふさわしいまちづくりを進めていくためにも,引き続き行財政改革に力を傾注していく必要があります。

以上,平成19年度の決算に関連して,本市の財政状況について述べさせていただきました。

続いて,会計別に決算の概要をご説明いたします。

はじめに,一般会計の収支についてですが,歳入総額は2,338億円余,歳出総額は2,288億円余で,収支差引49億円余となっています。これから翌年度へ繰り越すべき財源7億円余を除いた実質収支は42億円余となっており,このうち22億円を財政調整基金に積み立て,残り20億円余を平成20年度へ繰り越しています。

次に,歳入については,前年度に比べ102億円余,4.6パーセントの増となっています。
歳入の主なものは,歳入総額の48.1パーセントを占める市税で,1,125億円余と前年度に比べ87億円余,8.5パーセントの増となっています。これは,税源移譲及び定率減税廃止等による市民税所得割の増加や,家屋の新築増加による固定資産税の増加によるものです。
また,地方交付税は280億円余で,前年度に比べ3億円余,1.4パーセントの減,国庫支出金は268億円余で,前年度に比べ20億円余,8.4パーセントの増,市債借入額は229億円余で,前年度に比べ30億円余,15.2パーセントの増となっています。

次に,歳出につきましては,前年度に比べ103億円余,4.7パーセントの増となっています。
歳出の主なものを申し上げますと,総務費は214億円余で,退職者の増による退職手当の増加により,前年度に比べ16億円余,8.3パーセントの増となっています。
民生費は709億円余で,歳出総額の31.0パーセントを占めており,保険医療会計への繰出金や児童手当の増加などにより前年度に比べ33億円余,4.9パーセントの増となっています。
土木費は395億円余で都市緑化フェア実施に伴う事業費の増加などにより,前年度に比べ49億円余,14.2パーセントの増となっています。

続いて,特別会計について,主なものをご説明いたします。
まず,下水道費特別会計については,歳入432億円余,歳出428億円余で,差引3億円余を繰越事業の財源として翌年度へ繰り越しています。歳入は,前年度より50億円余,13.2パーセントの増,歳出は,前年度に比べ53億円余,14.2パーセントの増となっています。なお,一般会計からの繰入金は,139億円余となっています。

次に,国民健康保険費特別会計については,歳入660億円余,歳出670億円余で,差引9億円余の赤字となっています。これは,保険料,国・県からの交付金等の収入が,被保険者の高齢化や,高度医療の普及により,保険給付費を下回ったことによるものです。なお,一般会計からの繰入金は,51億円余となっています。

次に,介護保険費特別会計については,歳入415億円余,歳出402億円余で,差引12億円余となり,全額を翌年度へ繰り越しています。なお,一般会計からの繰入金は,55億円余となっています。

続いて,事業会計について,主なものをご説明いたします。
まず,病院事業会計については,収益的収支においては,3病院の合計で収入額84億円余,支出額85億円余で,差引1億円余の赤字となっています。また,資本的収支においては,3病院合計で収入額9億円余,支出額10億円余となっており,収支不足額1億円余については,主に損益勘定留保資金などで補てんしています。
なお,一般会計からの繰入金については,収益的収入においては8億円余,資本的収入においては4億円余,合わせて12億円余となっています。

次に,水道事業会計については,収益的収支においては,収入額155億円余,支出額145億円余で,差引9億円余となっています。また,資本的収支においては,収入額45億円余,支出額102億円余で,収支不足額57億円余については,損益勘定留保資金などで補てんしています。
なお,一般会計からの繰入金については,収益的収入においては1億円余,資本的収入においては3億円余,合わせて4億円余となっています。

次に,市場事業会計については,収益的収支においては,収入額9億円余,支出額8億円余で,差引8,600万円余となっています。
また,資本的収支においては,収入額7,100万円余,支出額1億6,900万円余で,収支不足額9,800万円余については,損益勘定留保資金などで補てんしています。
なお,一般会計からの繰入金については,収益的収入においては2億600万円余,資本的収入においては7,100万円余の合わせて2億7,700万円余となっています。

以上をもちまして,平成19年度の一般会計,特別会計及び事業会計決算の概要説明を終わらせていただきます。
なにとぞ厳正にご審議いただき,ご承認を賜りますようお願い申し上げます。

報告に対する市長提案理由説明要旨

ただいまご上程になりました報告についてご説明申し上げます。

まず,報第61号は、水道事業会計継続費で平成19年度に継続年度が終了した基幹施設整備事業(三野浄水場3号急速ろ過池築造工事)の精算報告書です。

次に,報第62号は,平成19年度健全化判断比率及び資金不足比率について報告するものです。
平成19年6月に公布された「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」では,健全化判断比率及び資金不足比率が基準を超えた場合には,財政の早期健全化や再生並びに公営企業の経営の健全化を図ることを目的としており,各自治体においては,この比率を平成19年度決算から公表することとされています。
本市の平成19年度決算における実質赤字比率及び連結実質赤字比率については,いずれも赤字額がないため,「該当なし」となります。また,実質公債費比率は18.1パーセント,将来負担比率は130.1パーセントです。これら健全化判断比率の財政4指標は,いずれも早期健全化基準をクリアしています。
次に,資金不足比率についてですが,いずれの特別会計,事業会計も資金不足が生じていないため,「該当なし」となり,経営健全化基準をクリアしています。

報第63号から報第66号までは,平成19年度御津合併特例区,灘崎町合併特例区,建部町合併特例区及び瀬戸町合併特例区一般会計歳入歳出決算について報告するものです。

なにとぞよろしくお願いいたします。

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