平成20年1月提案理由

ただいまご上程になりました各議案についてご説明いたします。

甲第1号議案から甲第4号議案までの議案は，平成19年度一般会計，特別会計及び事業会計の補正予算についてであります。
補正額は，一般会計で10億9,400万円余，特別会計で61億9,900万円余，事業会計で17億2,400万円余の，合わせて90億1,700万円余の増額となっており，補正に要する一般財源は，平成18年度決算に伴う剰余金で対応します。
その内容としては，まず，平成21年4月の政令指定都市移行に合わせた開設を目指す児童相談所に附設する一時保護所建設に係る設計費です。
また，政府の平成19年度の地方財政対策の中で，公債費負担の軽減対策を行うことが決定されたことを受けて，高金利の地方債を借換えるための公的資金の繰上償還金を計上しています。詳細な借換方針等は今後の決定となりますが，この借換えを今年度から3年間で行うことにより，本市の金利負担が全体で約64億円節減できると試算しています。
この高金利債の借換えについては，長年，全国市長会等を通じて国への要望を続けてきたものですが，私が直接，総務省，財務省に出かけるなど強く訴えたことがきっかけとなって実現したものであり，このたび予算計上できたことを大変嬉しく思っています。今後も，国に対しては，様々な制度の改善や提案など地方の意見を積極的に届けてまいります。

続いて，甲第5号議案は，旧建部町の区域内における簡易給水施設の使用料金の額を水道料金に統一するものであり，甲第6号議案は，岡山県二次救急医療運営費補助金の制度変更に伴い，委託事務の範囲を変更するため，病院群輪番制病院等運営費補助金の事務委託に関する規約の一部を変更するものです。

以上で提案理由の説明を終わります。
よろしくご審議の上，ご議決を賜りますようお願いいたします。

ただいまご上程になりました報告についてご説明いたします。

報第1号及び報第3号は，リース公用車の事故について，報第4号及び報第5号は，市有自動車の事故について，いずれも相手方と和解し，賠償額を決定したものであり，報第2号は，リース公用車の事故について，賠償額を決定したものです。

次に，報第6号から報第9号までは，市営住宅の家賃の滞納等について相手方と民事訴訟法第275条の規定による和解をすることを決定したものです。

よろしくお願いいたします。