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平成28年6月30日市長記者会見

[2016年7月4日]

ID:12006

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平成28年6月30日市長記者会見議題

  • 副市長の就任について
  • 平成28年度第1回西川緑道公園筋回遊性向上社会実験のアンケート結果等について

平成28年6月30日市長記者会見資料

副市長の就任について

 皆さん、おはようございます。今日ははじめに、本日付で佐々木正士郎副市長が就任いたしましたので、ご報告をいたします。佐々木副市長は平成26年4月に、国土交通省から岡山市の政策局副局長として採用し、27年には財政局長、そして28年4月からは理事に就任の上、政策局長として重要施策のかじ取りを担ってきたところであります。今後は副市長として、繁定副市長とともに市政を支え、本市の発展に大きな力を発揮してくれるものと思っております。なお、佐々木副市長本人の就任会見は、この後、行われると聞いております。

平成28年度第1回西川緑道公園筋回遊性向上社会実験のアンケート結果等について

会見する大森市長の様子1

 次に、4月に実施した今年度第1回西川緑道公園筋回遊性向上社会実験のアンケート結果がまとまりましたので、その概要を申し上げたいと思います。この調査は歩行者天国実施による回遊性の向上や、賑わいの向上、将来的な市民主体の運営に向けた周辺事業者の参加意向等の把握を目的に実施したものです。
 アンケートの主な項目ですが、3ページをご覧いただきたいと思います。
 まずは、この社会実験の認知度ですが、昨年同時期と比較して1割増加しているということです。今回で4回目の実施となり、歩行者天国が認知されてきたものと感じております。
 次に4ページをご覧いただきたいと思います。西川緑道公園筋の来街者について、社会実験会場への主な交通手段は、平成27年度と比較して天候に恵まれたこともあり、自家用車が1割減少し、徒歩とJR利用がともに1割増加しています。
 また5ページの来街目的については、約4割の方が歩行者天国を目的として来ており、平成27年度第1回と比較すると2割増になっております。6ページでは、当日の行き先について聞いておりますが、表町周辺に約4分の1の人が行っているなど、一人当たり1.7カ所の回遊行動が見られます。7ページ、市民主体の歩行者天国を目指す中で、NPO法人タブララサが、今までにないハンモック・デッキチェアを企画しましたが、これについては9割の方が満足と回答しております。
以上のことから、先日の記者会見で発表いたしましたが、通行量も増えており、歩行者天国を開催することで、中心市街地へのお出かけの機会の提供や、賑わい創出など、効果があったものと考えております。
 10ページの周辺事業者の歩行者天国への取り組み意向については、約6割の店舗が取り組んでみたいと回答されており、そのうちの7割以上の店舗が、定期開催に向けた運営組織にも参加したいと回答しており、次回以降の社会実験では、地元との連携を取り入れた企画をさらに充実させていきたいと思っております。
 12ページをご覧ください。歩行者天国化の実施を希望する頻度についてですが、来街者の約6割が、「月1回程度」と回答しているのに対し、周辺事業者では「月1回程度」と「3カ月に1回程度」がそれぞれ約3割となっております。今後、今回の社会実験の結果も踏まえ、将来的な歩行者天国の運営・頻度についても、市民参加を進めていく中で検討してまいりたいと思っております。
 次に、元の広報連絡資料に戻っていただきたいと思いますが、今年度の実施予定についてです。まず、西川緑道公園筋回遊性向上社会実験は、第2回を9月11日、3回を10月2日、4回を3月19日に行う予定であります。県庁通りの回遊性向上社会実験は、10月の1日から7日までの平日を含む連続した7日間で、24時間の交通規制を伴う実施を行う予定で警察と協議を行っています。また、土・日には市民協働によるイベントも開催することとしており、表町商店街との連携では現在、各店舗にスタンプラリーのクーポン協力依頼を行っているところです。詳細な実施内容については現在、関係者と協議中でありますが、地元調整も併せ早急に進めるとしております。

質疑応答

会見する大森市長の様子2
  • 記者
     県庁通りでの社会実験で、今回は24時間の交通規制を伴うということですが、どういう現象を見たいというお考えですか。
  • 市長
     昨年の実験でいくつかの手法をやって、我々もまだ、一定の方向性まで決めきるということではなかったんですが、ただ、人は相当歩いてくれたという感じで、一定の効果は出ているんですね。
     そうしたときに、もう少し県庁通りが歩いて楽しい道路空間になっていくのではないか、より市民に楽しんでいただけるんじゃないかというようなことを考えて、今回は1車線を減じて真ん中が車道、その両脇に自転車道が通るようなかたちで、今、警察と協議しています。昨年と違うのは、荷さばき施設なども設けて、周辺の商店にもあまりご迷惑を掛けないように、そういったところまで少し突っ込んだかたちでやってみようということになっております。
     もちろん、これが将来の1車線化という方向に、固定的に動くということには、まだなっていないわけですが、そういうことをやることによって、どんな影響が出てくるのか。プラスの影響、マイナスの影響を整理した上で来年度以降、具体的にどうするのか考えていきたいと思っております。
  • 記者
     夜も歩いて楽しい道路空間という意味で、真夜中も規制をするんですか。
  • 市長
     真夜中に歩いて楽しいというのは、ちょっと常識からは外れると思います。ただ、例えば将来的に1車線になったときは、昼と夜で変えるわけにいかないですから。24時間で車道を1車線にしてみて、自転車道を増やしてみて、スペースを増やしてみて、どういうかたちで収まっていくのかを見ていくのは、十分、意味があると思います。
  • 記者
     社会実験の歩行者天国開催事業でお尋ねします。来街者は月に1回開催が6割、事業者は月1回だと3割程度。やっぱり準備するほうは大変なこともあって、温度差があると思うんですが、この概ね倍ぐらい違う割合を、市長はどのように受け止められますか。
  • 市長
     おっしゃるとおりだと思いますよ。これは推測でしかないですが、やはり来街者は来ると楽しい。じゃあ、月1回ぐらいやってくださいと言う。ただ、周辺の人はね、これはなかなか商売になっていくなという思いもある。で、楽しいということもあるかもしれないけど、ちょっと負担も多いよねと思われている方がいるということも事実だと思います。
     ただ、今から来年度以降、具体的にどうするかということを明確に決めているわけじゃありません。今のところは4回やったことの結果ですから、これから順次やっていけば、案外負担感も減っていくかもしれませんし、そういったことを少し長いスパンで見て、ものを決めていくということでいいんじゃないかと思います。
     例えば定期開催といっても、毎月このときにやるということを最初から決める必要もないわけですし、どういう決め方をしていくかというのは、次回から民間主体で、またできるだけ多くの方に参画してもらってやっていこうと思っていますから、その中でも議論が出てくるんじゃないでしょうか。
  • 記者
     民間委託で、結果的にこのハンモックの成果が上がっているとは思うんですけど、やはり、周辺事業者の協力が必要不可欠になってくると思うんです。市長としては、どのようなかたちで今後協力を求めていこうと思われますか。
  • 市長
     現に、だいぶ意識が変わっていると思いますよ。協力を求めていくというよりも、一緒になって楽しんでいけるような、そういう仕組みをつくっていくのがいいんじゃないかと思っています。
  • 記者
     副市長人事について、市長が佐々木副市長に期待しているところと、特にこういうことをやってほしいと指示をなさっていることがありますか。
  • 市長
     本人からも聞いてほしいと思いますが、彼の場合は岡山の出身ではありません。そういう面では、岡山にずっと住んでいる人とは少し違った見方ができるんじゃないかなと思います。虫の目じゃなくて鳥の目というんですかね。全国を見ている、またもう少し広い世界を見ている立場の人間から見て、岡山をどう評価していくのか。そして、その評価していく中で、岡山市のため、また岡山市民のために、やっぱりポジティブに考え動いてほしいということを話しております。躍動するまち岡山ということですから、躍動するためにいったいどんな布石を打っていくのか。そういったことに積極的に対応してほしいと彼には話しているところです。

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