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若者が「住み続けたい」「働き続けたい」と思える岡山市について考えませんか?(その1)【2016年11月30日】

[2016年11月30日]

ID:40531

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若者が「住み続けたい」「働き続けたい」と思える岡山市について考えませんか?(その1)

2016年11月18日(金曜日)あたりも暗くなり始めたころ、外国人旅行者も多く滞在するというおしゃれな空間「KAMP」(岡山市奉還町)の1階で「若者による持続可能な岡山市のための課題解決ワークショップ」がスタートしました。

ワークショップの様子

課題解決ワークショップ第7回目となる今回は、初めて「若者」を対象として、高校生から概ね40歳の若者37人に参加していただきました。参加者は高校生、大学生のほか、現役の地域おこし協力隊、若手の市役所職員、子育て中のママ、社会人と様々。

持続的に活動できる岡山市にするために「岡山市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の4つの基本目標に沿って、就職や起業、結婚から子育て、まちづくり、安心で安全な地域づくりなどに積極的に関わり、既に先進的な活動をされている5人のスピーカー(話し手)をお招きして、ご自身の活動についてお話しをしていただきました。

参加者はドリンクを飲みながらリラックスした雰囲気で発表を聞き、トークをしました。

「岡山市への新しいひとの流れをつくる」(基本目標2)

藤井裕也さん

NPO法人山村エンタープライズ 藤井裕也さん

「移住定住の促進や「生涯活躍のまち」構想の推進、地元大学との連携による課題解決に向けた人材育成」

岡山市で生まれ育ち、24歳で美作市地域おこし協力隊になった藤井裕也さん。「地域で人を育て、人で地域をつくる」というミッションのもと、25歳で山村エンタープライズを設立し、地域での若者自立支援として「人おこし」を始めました。

不登校や、ひきこもりの若者達が全国から集い、シェアハウスで共同生活を送りながら、耕作放棄地を開墾し自給自足をしたり、地域資源を活かし商品開発やイベントに出店したり、地域の高齢者のお手伝いをして感謝される体験を通じて元気になった若者の事例を報告して下さいました。「地域に居場所があれば頑張れる」という言葉が印象的でした。

「安全・安心に暮らせるまちをつくり、地域と地域を連携する」(基本目標4)

利根弥生さん

NPO法人タブララサ 利根弥生さん

「コンパクトでネットワーク化されたまちづくり、地域の課題解決のための持続可能な取組」

タブララサとはラテン語で「白い坂」「白紙の状態」。結婚式場で使われたキャンドルをリユースしキャンドルナイトを開催したり、イベント会場のゴミを減らすためリサイクル容器をレンタルしたりと、エコの要素を取り入れつつ、おしゃれに楽しくスマートにまちづくりを行っています。キャンドルナイトの写真は幻想的でステキでした。

西川緑道公園を拠点にまちづくりのアイデアを実現し、若者や家族連れなど多くが訪れ、にぎわいもつくられています。20代から30代の若者グループが活動をされていますが、年齢に関係なく、無理なく出来る活動を継続されていて着眼点が素晴らしいと思いました。

残りの3人の発表は次回(その2)でお伝えしますね。

(コーディネーター 斉藤恵美【愛称モグ】)